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BeautyJapanファーストインスペクションー真の美とはー

先日、BeautyJapanファーストインスペクションがあり会場に向かった。
Instagramにも簡単に感想を書いたが、noteにも詳細を書き留めておこう。

蒸し暑い梅雨明けのような陽気に、すこし汗をかきながら、期待と、不安の推し混ざるようなドキドキをかかえながら会場の入り口に立った。

会場に集まる人たち、入ってすぐに「なんと活気があるのだろう」と感じた。ファイナリストの方はもちろん、運営の方のポジティブな雰囲気に少し圧倒されながら、空いている席に座った。

時間になると、インスペクションが開始された。オンライン上でのやりとり、zoomしか拝見したことのない運営の方々のお話から始まった。

大会の説明、ファイナリストについてや中日本大会のことなどの詳細説明を詳しく聴いた。

運営の方の話す中日本大会への熱い思いは、ひとりひとり言葉は違えど全く同じ方向を向いていて、それは大きな流れ星のように、勢いをつけて流れていくような、美しさ、力強さがあった。

私たちファイナリストはその流れ星の光を目指して、そしてその光を纏いながら走り抜けていかなければならない。そう感じた。

人見知りが激しく、そして普段自分と向き合ってばかりいる私は他のファイナリストの方との会話も緊張してしまい、少ししか話せなかった。

ビューティージャパン7つのコンセプトである「Sociality-社交性」が、私にはまだ足りていないと、痛感する1日でもあった。

インスペクションの中でワークがあり、チーム分けをして「真の美しさについて」ディスカッションをするという時間があった。

ー真の美しさとは?ー

4人のチームの中、ライターである私は書記を申しでた。そしてお話が得意な方は発表に、司会進行、タイムキーパーとほんの数秒で役割が決まった。

あのチーム内でしか感じ取れなかったことだが、この役割分担の的確さが私はとても感動していた。全員が全員、その役割をあの短時間で完璧にこなせたと感じた。

私たちは短い時間の中とにかく言葉を述べあい、そしてそれをまとめて言葉を繋げていった。発表には比喩表現を使い3つの言葉を選んだ。

発表したのは「水」で、未発表だったものは「音色」と「ピンク」。

色々な所へ流れていける自由さ、硬い石も丸くする力強さ、とめどなく溢れる愛情を「水」に例え、真の美しさとした。

「音色」では、自分だけの音を奏でられるオリジナリティ、佇まいや所作はものやヒトへの感謝の扱いなどで「音」に出るということから真の美しさが出る、という風にまとめた。

「ピンク」は、ハート・優しさの象徴であること。包み込むような子宮の中の安心感、濃いピンクには女性の力強さや芯の強さに例えられることなどを述べた。

みんながみんな、たった10分の間に出し切り、「真の美しさ」について話ができた。他のチームの出していた答えもどれも素晴らしく、また、色々な角度からの考え方から出る美しさがあることも面白かった。

あの10分間で私は、BeautyJapanのインスペクションが伝えたいことが詰まっていると感じた。

ファイナリストが何人もいて、伝えたい想いがいくつもあって。

「真の美しさ」の答えはいくつあっても良い。むしろ、いくつもないといけないのだ。

だけどそれは全て同じ方向を向いていて、同じ光を目指して向かっている仲間である必要がある。そうでないと光れない。ひとりひとりのみなぎる美しさを、力を、合わせながらみんなで作っていくことこそが重要なのだ、と。

そしてそれは運営のすでに勢いよく飛んでいっている流れ星の発光へと合流し、ひとつになっていく。

それが今大会なのであろう。

はじめてBJを知るきっかけとなり、お話させていただいた新保さんがおっしゃっていた「私は攻めて走るポジションである」とはきっとこのことで、私たちはそれに追いつけるよう、光をどんどんと放っていかなければいけない。

全てのファイナリストが美しくあること。
魅力的であること。

魅力的に「なっていく」それがBeautyJapan中日本大会であるということ。

たくさんの想いに触発され、化学反応を起こして走り続ける。
立ち止まる仲間には、手を差し伸べる。そうしてみんなで魅力を全開にしていく。私は、なんと素敵な機会をいただいたのだろうと、改めて思った。

そしてこの満ち満ちていく熱い思いを受け取った共感覚でのアートを描いた。

ポジティブなカラーは走り出す光をまとうような、そんな絵になった。
実はこの文章はこの絵を描いてから「なるほどな」と思い、流れ星の話に例えたのだ。

共感覚で先に受け取った想いを言語化し、大会について考えることとなった。

これから、どんな想いが色で見えてくるのだろう。ワクワクと、不安と。
五感を揺さぶるこの大会で起こるであろうこの出来事に、私の共感覚は化学反応し続けていくだろう。


山口葵


🌸現在BeautyJapan2022中日本大会初代ファイナリストとして発信中🌸

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