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My collection No.6『西村昂祐/trace reproduction4』 / 物を認識する情報の行方
My collection No.6
『西村昂祐/trace reproduction4』
本日は僕がコレクションさせていただいた西村昂祐さんの作品をご紹介させていただきます。
購入したのは少し前になるのですが、大阪にあるギャラリー「イグエムアート」さんで西村さんの個展が開催されており、その際に拝見してとても惹かれた作品です。
西村さんの作品のコンセプトは「複製の相違点」で、複製された物それぞれ
Y gionグループ展『exhibition from shu』出展作家紹介「藤本純輝」/ 余白部分の濃淡が作品の美しさを際立たせる
Y gionグループ展
『exhibition from shu』出展作家紹介
今回は藤本純輝さんをご紹介します。
藤本さんの作品は、他の作品と並べても一ひときわ目立つ存在で、20代とは思えない余裕と落ち着きのある雰囲気を感じさせます。
しかし一方で、しっかり見ていくほどに、どれほど一つのキャンバスに向かい合う気持ちがあれば、これほどまでに繊細な作品ができるのか非常に興味の湧く作品でもあります。
Marco グループ展『Boder』 出展作家紹介 「kinjo」/自分らしさとグラフィティがポップな形で表現されている
Marco グループ展『Boder』 出展作家紹介
今回はkinjoさんについてご紹介します。
ギャラリストの言葉を借りると、kinjoさんはアイデンティティとカルチャーで描かれていても、見てすぐに良いと感じられる作品になっています。感情だけで描かれておらず、ポップで温かみを感じさせるkinjoさんは、自分の生い立ちや環境をとても理解されている方だと思います。
kinjoさんはご家族の方からアメ
Marco グループ展『Boder』 出展作家紹介 「高橋知裕」/ キャンバスに血が通っていた
Marco グループ展『Boder』 出展作家紹介
今回は高橋知裕さんについてご紹介します。
ラッパーでもある高橋さんは、キャンバスに血を通わすことができます。どういうことかと言いますと、言葉に重みや責任を伴うラッパーは、言葉に血が通っています。それと同様に絵にも血を通わすことが出来るのが高橋さんです。
高橋さんは、ぬいぐるみに魂を宿すことに長けており、生き生きとした表情を描かれています。具体的
Marco グループ展『Boder』 出展作家紹介 「藤本純輝」/ 計算と自然、平面と空間、相反する2つの両面を緻密に表現
Marco グループ展『Boder』 出展作家紹介
今回は藤本純輝さんについてギャラリストの説明をもとに、ご紹介します。
藤本純輝さんの作品は「禅」という言葉がとても似合います。藤本さんはキャンバスを「庭」と表現されます。そう言われるととてもしっくりきます。色や線、ブラッシングや削ること、そういったモチーフ、記号をキャンバスにのせていく作業に時間をかけて、どのようにのせるかを考えています。キャ