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Y gionグループ展『exhibition from shu』出展作家紹介「松岡柚歩」/ 向きによって表情を変える作品

Y gionグループ展『exhibition from shu』出展作家紹介

今回は松岡柚歩さんを紹介します。

更新が遅くなってしまいましたが、作品を見たときの印象はずっと残ったままです。松岡さんの作品の面白いところは、モチーフが洋服などの柄の拡大したもので、具象と抽象の行き来をされているところで、加えて物質感のあるものを上に塗って印象を変える部分でもあります。柄の部分も線が重なっている部分の立体感がとても見ていて心地良いです。
さらに今回見て気づいたのは、松岡さんの作品が正方形だということです。作品の天地は決まっていますが、正方形の作品は向きを変えて飾って楽しむことが出来ます。柄だけだと天地を変えてもあまり変化はないかもしれませんが、メディウム等の物質が上に塗ってあることで、天地を変えたときに表情が大きく変化します。
また今回2ヶ月という期間で3作品、しかもそのうち1つは大きな作品を作られた松岡さんの制作スピードには驚かされます。
写真からは伝わらない実物のリアル感や側面の垂れ感がとても魅力的で、大きな作品だとより感じ取ることが出来ます。

exhibition from SHU
岡田佑里奈/松岡柚歩/三浦光雅/藤本純輝
2021年 4月29日(Thu)~5月23日(Sun)
OPEN 14:00 ~ 20:00 CLOSE
休廊日:5月10日(Mon),11日(Tue),17日(Mon),18日(Tue)

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