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粗さゲームズ

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アラサーを過ぎた私の思い出のゲームコラムです。 あまり長くはないので、気楽に読んでください。記憶違いがあるかもだけど、気にしないでね。
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記事一覧

粗さゲームズ14本目:スパイ、トイレで激戦す

FPSの初体験は64でしたファーストパーソンビューシューティング。かつての名作Doomを元祖とする海外で人気のジャンルで、今でも新作が出まくっている。今だと多くの人がCoDシリーズの新作、コールドウォーをプレイしてるんだろうなぁ。まだPS5が買えてないからなぁ。

まあそれはいいとして、日本ではあまり馴染みのなかったジャンルである。元々大人向けのPCゲームなので子供には無縁であった。それにSFCな

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粗さゲームズ13本目:広い世界で暴れまわれ!

オープンワールドの衝撃ゲームのテクノロジーは恐竜的進化を遂げている。ファミコンのグラフィックを見てみればいい。今のゲームとは雲泥の差がある。もちろんファミコンにもいいところはたくさんあるけれど、表現力に大きな違いがある事は誰にも否定できまい。そして容量やメモリーが増えたことで、ついにはゲームの中にリアルな世界を作ることが出来るようになった。オープンワールドの幕開けである。

まあ、一時期とても流行

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粗さゲームズ12本目:よーく考えて逆転の異議あり!

アドベンチャーゲームのトラウマファミコン時代にはアドベンチャーゲームがたくさん出ていた。有名なポートピア連続殺人事件とか、真宮寺三郎シリーズとか、プロ野球殺人事件とか難易度は高いが二転三転する物語を楽しめた。まあ、クリアしたことはなかったんだけどね……子供には難しすぎた。多分親父がプレイしてたんだろう。幼き頃の私はあのようなゲームは欲しがらなかっただろうし。

そんな私が年を取ってドはまりしたアド

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粗さゲームズ11本目:PSPで初めてアイドルPになった話

陰キャに足を踏み入れて2007年、ニコニコ動画という動画共有サイトがスタートした。最初は確かyoutubeから勝手に動画を引いてくるサイトだったような気がしたが……まあそれは置いといて、日本の動画サイトとして独特な雰囲気を作り出した。その中ではやったゲームが、東方とアイドルマスターであった。東方は元は同人ゲームということもあって、私はプレイ環境がなかったが、アイマスは違う。なんせナムコ製でアーケー

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粗さゲームズ10本目:悪人に天誅!

毎月遊べる新作ゲーム昔、ゲーム雑誌に付録ディスクを付けて売ることが流行っていた時期があった。私がいつも購入していたのは電撃プレイステーションだ。特典ディスクにはゲームの体験版の他、オリジナルコンテンツのクイズゲームとかが入っていて、ちょっとした新作を買ったかのような満足感を得ていた。体験版を遊んで購入を決めたゲームは多かった。アーマードコアとか、リンダキューブアゲインとか……そして体験版をプレイし

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粗さゲームズ9本目:立ち止まる暇はないドリラー生活

ボタン一個あればいい1999年、ノストラダムスの予言は外れて、私はKOF99を地元のレンタルビデオ店で熱心にプレイしていた。田舎である我が町にはネオジオ筐体くらいしか遊べるアーケード筐体はなく、ゲームセンターに行きたかったら少し遠くの市に行かねばならなかった。それでたまの休みの日、ゲームセンターにやってきた私は、やたらと地味な画面のゲームに出会う。それがミスタードリラー(ナムコ製)であった。

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粗さゲームズ8本目:燃える戦場を飛ぶ雷電!

レバーとボタンに没頭し……私の祖母は故郷の田舎町で駄菓子屋をやっていた。そこにはテーブル型筐体が二つ置いてあり、どんな契約になっていたかは分からないが、半月に一度くらいのペースでゲームが入れ替えられていた。料金は1クレ50円である。

どんなゲームが入っていたかはあまり思い出せない。確かマクロスの奴とか、マジンガーZの奴とか、ナイトスラッシャーズとか、ギャルズパニックが入っていたのをかすかに覚えて

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粗さゲームズ7本目:天下統一より道路敷設

パソコンブームだったあの頃私が小学生であった90年代中頃、ウインドウズ95の発売により、日本にパソコンブームが巻き起こった。新し物好きな父は当日の仕事を休んで速攻で購入したらしい。おそらく我が田舎町で最初にウインドウズPCを手に入れたのは我が家であったろう。それでインターネットやら、書類の印刷やら、今なら当たり前に出来ることを歓声を上げながらやっていたのだが、当時の私がもっとも興味のあったのは、も

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粗さゲームズ6本目:警察官最大の敵は筋肉痛だ!

RFAの元ネタか?(違う)5本目に引き続き、ガンシューティングのお話。あなたは体力には自信があるだろうか? ガンシューの進化はプレイヤーにリアル体力を求めたのである。それがザ・警察官シリーズ(コナミ製)である。

太ももが……パンパンに……ストーリーを説明すると、極道会というそのまんまな名前のヤクザを摘発すべく警察官たちが戦うという内容である。明らかに警察で対応できるとは思えない銃撃戦が新宿で繰り

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粗さゲームズ5本目:タイムが本当にクライシスな頃

俺は無敵のガンマンだ!ガンシューティングというゲームは大型筐体を扱うゲームセンターならではのゲームであった。もちろんファミコンの時代からガンタイプのコントローラーは出ていて、赤外線通信でカモを撃つダックハントというゲームはスマブラに参戦したこともあってとても有名である。

しかしゲーセンの方が画面も大きい。音楽も良く聞こえるし、ガンの精度も高い。やっぱりガンシューはゲーセンで遊ぶのが面白いのだ。ゲ

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粗さゲームズ4本目:ソドムを越えて、アビゲイル…

スーパーファミコン購入後、ローンチタイトルのスーパーマリオワールドを攻略し続けて、およそ半年。クッパ軍団は概ねやっつけた私が次に定めたターゲット。それは腐れ外道なマッドギアの一味であった…

ベルトスクロールって知ってる?ファイナルファイトはいわゆるベルトスクロールアクションと呼ばれるジャンルのゲームで、元々ゲーセンで大人気となったゲームである。悪の組織マッドギアに連れ去られたジェシカを救うため、

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粗さゲームズ3本目:デビルカー暴走中!

3D時代到来!明日はPS5の発売日。私は申し込んだ抽選全てに落っこちたので、店頭販売を待って購入するつもりだ。今のゲームに慣れたゲーマーにはあまり新鮮な映像体験とはいかないかもしれないが、初代PSが出た時には、もうホントに度肝を抜かれたものだった。

飛行機飛んでる! 車走ってる!PSとSSは家庭で本格的な3Dゲームを提供できた、最初のハードと言ってもいい。PCやゲーセンでしか味わえなかった3Dポ

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粗さゲームズ2本目:栄光の落日…

 あの時、我が田舎町では確かにスーパーロボットブームが来ていた…

あれは1995年のことである。あの頃の私はスーパーロボットにハマっていた。それはアニメから来たものもあったが、多くはゲームから来たものだ。当時のバンプレスト社が出していたコンパチヒーローシリーズ…

ザ・グレイトバトルシリーズや、バトルドッジボールなどが私の心を熱く燃やしていたのである。どんなゲームなのかは各種動画サイトなどにプレ

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粗さゲームズ1本目:おのれハンマーブロス!

 物心ついた時から私はファミコンと一緒であった。

 まあ、アラサー~アラフォーの世代の人たちからすれば珍しいことでもあるまい。当時は空前のファミコンブームであった(らしい)。安くDL購入できるゲームが大量にある時代ではなく、恐ろしく高いファミコンソフトをニコニコ顔で購入しては、その難しさに歯ぎしりしつつも、なんだかんだでクリアしていたものである……(昔のゲームは難しかった……)

 そして、ファ

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