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2020年3月の記事一覧
僕には、君が必要なかったから(一生好きってゆったじゃん/横槍メンゴ)
僕には、パートナーがいる。「すてきな人だね」って、いってもらえるような人が。僕もそう思うし、僕はパートナーのことを、ちゃんと愛していると思う。
あの人と出会って、恋をして、結婚して。パートナーが恋人から伴侶になった今でも、時々思うことがある。僕は、「いい人」を好きになることができたんだ、って。
なんで俺を通報しないんだ
先生も同じ地獄(ところ)に居るからです
――『Stand by you』
3/11(All those moments will be lost in time/西島大介)
放射能と幽霊。どっちも見えない。
(中略)
つまり 僕たちは
見えないものにふりまわされ続ける この先ずっと数万年の未来
いや太古の昔から
――第一話『宇宙港』より
見えないものに、ふりまわされている。9年前は(もしかしたら、今も。)放射能に。近ごろは、なんちゃらウイルスに。
中には、目に見えるものしか信じない人もいる。目に見えるもの……デマとか、かな。……ちょっと、冗談がきつかったかな。
見上げてごらん、“真昼”の星も(天の光はすべて星/フレドリック・ブラウン)
わたしが欲しいもの――それは宇宙だった。そしてわたしはそれを手に入れるために戦った。
――本文より抜粋
「天の光はすべて星」の邦題は、以前は、「星に憑かれた男」だったらしい。
事実、この物語の主人公――マックス・アンドルーズは、自らを「星に憑かれた男」と称している。その一生を、星に捧げてきた男。でも僕は、現在の邦題の方が好きだ。
たしかに彼は、星に憑かれていたのかもしれない。でも、彼が星に