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コミュニケーションが苦手だから、コーチングを勉強した

10月からライフコーチとしてお仕事をしています。

コーチをしていると言うと、コミュニケーションがもともと得意なのだと思われるかもしれません。だけど私は、コミュニケーションや人間関係にずっと苦手意識がありました。

コミュニケーションは、自らが意識して変えようと思えば、いつからでも変えられるのだと思います。実際私はいまそう実感しています。

苦手だからこそ学んで克服したい気持ちがあった。結果、コーチングを学んでライフコーチにたどり着いた。人の持つ奥底の願いと実現っておもしろいですよね。

いままでの私の変化を書いてみます。


コミュニケーションに苦しんだ過去


私は同級生が40人のみという田舎で生まれ育ちました。こんなに少ない人数でも誰かをハブくことはやっぱりあって、小学生では順番に回ってくる「除け者」に遭遇しました。

中学からは街中の学校に通った私。1クラスが50人に増え、ただでさえクラスメイトとのコミュニケーションに迷いました。

毎日気分がコロコロ変わって、昨日は嫌な顔をされたと思えば、今日はすっごく仲良くしてくる同級生。たくさんのクラスメイトにもまれて、中学生の私は気持ちの落ち着かない関係性をたくさん知りました。

高校生ではスクールカースト上位が集まったクラスに2年間も入ってしまい、目立たず平穏に暮らせる絶妙な立ち位置を模索し続けました。中高一貫だったから、中学生からの人間関係を超えすぎず暮らすことにも気を配りました。

大学生で初めて地元を離れてみたら、コミュニケーションの違いにカルチャーショックを受けました。入部した部活にあった体育会ならではのコミュニケーションには馴染めず、何度も嫌な思いをしながら過ごしました。

こうしてできあがった私が社会人になって就いたのが営業職。そして数年後に就いたのがマネジメント職。どちらもコミュニケーション能力が大いに必要とされる職種です。

結果、営業職はほぼ一発屋、マネジメント職は最終的に軽い鬱になって退職するわけですが、ずっとコミュニケーションに対するネガティブなイメージを持ったまま歩んできました。


コーチングから受けた衝撃


営業職をしている時も、マネジメント一本になってからも、身近にいる誰かへの影響のしかたは私が大事にしたいことでした。

一緒に仕事をする以上いい影響をしたいし、振る舞いがもったいない人がいたら私がなんとかしたい。エゴかもしれないけどそう考えていて、だけどどうコミュニケーションを取っていいのかがまるでわかりませんでした。

そんなこんなで社会人を7年ほど続けた頃に出会ったコーチング。思想を押し付けず、私の中にある言葉に耳を傾けてくれる手法に感動しました。

これこそ私がやりたかったことだ。こんな方法で同僚や部下とコミュニケーションを取りたい。この方法でなら、押し付けではなく本人の中からやる気や価値観を形にすることができる。

当時はうまく言葉にできなかったけど、そんなことを感じていたと思います。

この記事にも書いたのですが、自分を消費しながら働くのはもったいないと思うのです。

やりたい仕事があるならなおさら、なくてもいつか見つかった時のために、いまの仕事をどう使い倒すかを考える。マネジメントに取り組むものとして、この価値観を部下と共有したくて、コーチングを学び始めたのでした。


コミュニケーションが苦手だから、コーチングを勉強した


昔からコミュニケーションに苦手意識があって、社会人になってからもうまくならないことに苦しみました。

だからこそコミュニケーションには強い思いがあって、うまくなりたいとコーチングを学んでみたらライフコーチになっていました。

私は決してもともとコミュニケーション能力が高いわけではありません。もっと言うと、会社員時代は自らの感情を殺して過ごしていました。

それでも向き合いたい気持ちを正直に認めて学んだら、それがお仕事になりました。苦手という感情は、時に強い願いや原動力に変わるのだと感じます。

今日もコーチングのお仕事があります。自分らしさを発揮して、楽しもうと思います。

7年半勤めた会社を30歳で辞め、好きな場所に住んで好きな仕事をする人生を作り直すと決めました。サポートいただいたお金は、退職後にお仕事にしているコーチングのスキル向上や、noteを書き続けるための生活に使用します🙇🏻これからも記事を通してみなさんと繋がれたら嬉しいです☺️