コーチングでは高尚なことを話さなきゃいけない、なんてことはない
今日は貴重にも、THE COACH Academy プロコース時の同期にセッションをしてもらいました。
コーチをしていると、自分はもちろんコーチングを提供しているし、受ける側も定期的にやります。
だけど、たくさんのコーチのセッションを受ける機会というのはそんなにありません。
セッションとは1回に1時間ほどかけるものだし、セッションをしあいたいコーチとお互いに出会って、時間をあわせてセッションするというのは容易ではないからです。
だから、今日のセッションはとても貴重でした。それで、改めて感じたのがタイトルのこと。
コーチングでは高尚なことを話さなきゃいけない、なんてことはない。
やっぱりコーチングでは、なんだって話していいんだよなあ。
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頭が煮詰まっていた
数日前にビザが届き、9年越しのドイツ行きが決まりました。
自分で申請をしたのだから、この未来をまったく予期しなかったわけではないのだけど、心の準備が届かないうちに、この知らせが届きました。
そうなったら私はどうにもならない人で、「あれもこれもやらなきゃ、何をどうやって〜〜〜!?!?」と、騒ぎ始めてしまいます。
そんな私を支えてくれるのは、「実行部隊さん」と呼んでいる人たちです。本体の私がポンコツなことを知っていて、テキパキと物事を進めてくれます。
今回も同様に、頭が煮詰まっていました。
ドイツまでの飛行機を取らなきゃいけない、でもその前に韓国にも行きたい、だけど一緒に行く人が数名いて話が進みそうにない、ああだけど飛行機が未定なのはすっごくストレス……
堂々めぐりが終わらなくて、解消のしかたが見えずにいました。
やることリストを作ってもらった
ぐちゃぐちゃな頭のままで臨んだセッション。なんとなんと、「やることをただただ聞いてもらう時間」を取りました。
この選択、コーチングを受け始めた当初は、なかなかできなかったことなのです。
「深い話をしなきゃだめ」「感情について話さなきゃダメ」「意味のある話をしなきゃもったいない」。
私はこんなふうに思っていました。
だけど、そんなことはないと、コーチ体験やクライアント体験を経て学びました。
だから今日は、やることを私がただただ話し、コーチにチャットに打ってもらって、やることリストを作る時間を取りました。
オートクライン効果という、「話すだけでクライアント側が勝手に気づいていく」という効果に、私はこの数日のうちで再会しました。
今日の「やることリスト作り」の時間は、まさにこれでした。
話してみたら、やることは有限だし、分類もできるものだと気づき安心したのでした。
コーチングでは、なんでも話していい
改めて、ここに書いておきたいこと。コーチングでは高尚なことを話さなくてもいいし、なんでも話していい。
話す時、その時に心にあることが全てなのです。コーチはその言葉と時間を評価しないし、ただそこにあるものとして受けとめます。
ここでいう評価とは、それを良いものか悪いものかと判断するという意味でのものです。評価判断せずに、その先にある感情を見つめます。
だからやっぱり、なんでも出してみなきゃなんだよなあ。
オートクラインしていくことも貴重だし、そもそもその時の「声に出したいこと」や「話している時の表情・雰囲気」には、たくさんのものが見える。
コーチをしていると、その時のクライアントににじみ出ているものをすごく感じます。
それで、言葉を選ばずにいえば、話の内容よりも「にじみ出ているもの」に集中してひろっています。
話がまとまっていないことも、その状態が大事なのです。それを見せてもらって、どんな感情があるだろうと感知して、一緒に知っていく。
これこそがコーチングだし、お互いに見当もつかない世界を発掘するきっかけなのだと思います。
今日のセッション後は、飛行機の予約をぐぐぐっとやりました。この先にやるべきことも整理してリストにできたから、今とっても心が穏やかです。
やっと心が穏やかな日常が戻ってきたなー。出国まで、こうして穏やかに過ごしたいものです。
▼最後にお知らせ
コーチングセッションをオンラインにて提供しています!
「aimiの言葉に共感する」「aimiという人物になんだか興味が湧く」と思ってくださる方、お力になれることがあるかもしれません。
セッションの詳細はこちらをご覧ください☺️
7年半勤めた会社を30歳で辞め、好きな場所に住んで好きな仕事をする人生を作り直すと決めました。サポートいただいたお金は、退職後にお仕事にしているコーチングのスキル向上や、noteを書き続けるための生活に使用します🙇🏻これからも記事を通してみなさんと繋がれたら嬉しいです☺️