「作家の魅力発掘」サービスのご感想をいただきました!
原稿を5作品読んで、講評を行い、
作家としての長所や魅力、欠点や直したほうがいいところをお伝えし、
今後の方向性を一緒に模索するサービスの
詳しいご感想をいただきました!
作家の魅力や方向性を、どのように発掘していくのか?
今回は少し仕事の裏側をお見せしようと思います。
5作品いただきますが、当たり前ですが、
1作ずつ読んでいきます。
1作読んだ段階で、いろいろな感想が出てきます。
ここは面白いけど、ここはいまいち。
こういう素晴らしいところがあるけど、
ここは欠点かな、などなど。
で、2作目、3作目……と読んでいくのですが、
次第にその作家さんの「書き方の癖」みたいなものが
浮き彫りになっていきます。
ここで、1作目で感じた考えがひっくり返ることもありますし、
変わらないこともあります。
「たまたま作家さんの個性がマッチして、すごくうまくいった作品」
だったり、
「個性と作品がかみ合わず、なんだかおかしなことになっている作品」
だったり、
「世界観は素晴らしいんだけど、読者が入っていけない作品」だったり。
まぁ、いろいろです。
なので、1作か2作読んだだけでは、
個性を完全には把握できない、と感じています。
5作品読んだからといって、すべてを把握できるとは
思っていませんが、それでも、5作も読むと、
その作家さんの世界観や書き方の癖、個性のようなものが
わかってきます。
で、読んだあとにいろいろな疑問が出てきたり、
「こうなりたい!」という作家さんの夢や目標に関して、
詳しくヒアリングを始めていきます。
夢だけでなく、現在のお悩みなども聞いていきます。
「書籍化が夢」という方もいますし、
「ジャンルを変えたい」と思っている方もいます。
「今のジャンルや書き方でいいのか迷っている」場合もあります。
その夢は本当にその作家さんにフィットした夢なのか?
その夢を実現するための最短距離は何なのか?
今、何をすれば夢実現、およびお悩み解決の
第一歩となるのか?
というあたりを、原稿を読みつつ、
作家さんにヒアリングしつつ模索していきます。
当然ですがすでに5作品あること、
そしてある程度の金額のサービスなので、
本気の方が多いです。
ヒアリングしていくうちに、
その方の「課題」が見えてきます。
「課題」は本当に人によって全然違います。
プロ一歩手前の方は、
主に「読者受け」の部分でつまずいている方が多いです。
あとは「書き方」「見せ方」ですね。
他にも「技量」や「作家としてのキャパ」なども関係してきます。
面白いなと思うのは、5作品がすべて印象が一緒、
どれも同じ、と感じる方と、
5作品の印象がまるで違う、幅が広いと感じる方がいます。
当然、幅が広い方のほうが、いろいろなジャンルを
書ける可能性が出てきます。
ただ、幅が狭くても尖り切ることができれば、
そのジャンルで随一になれるので、
「プロ作家になる」ことを考えた場合は、
広ければいい、というものでもないかもしれません。
また、ご依頼してくる作家さんの中には、
すでにコミカライズした作品があったり、
何らかの受賞作品が含まれていたりもします。
その作品と、受賞していない作品も含めて読むと、
「なるほど」と思うことがあります。
受賞した作品がピカイチに面白いこともありますが、
そうではなく、どちらかというと作家さんの個性を
発揮できていない、「よくある」作品が受賞していたりもします。
ちょっと暗い気持ちになりますが、
尖りすぎているとやはりダメで、
読者受けを考えると、王道という作品が受賞しやすい、
というのはどうしてもあるのかな、と思ったりもします。
サービスの概要としては、
1.5作品を1作品ごとに講評
2.作家としての強みや魅力
3.弱点、足りないところ
4.今後の方向性とアドバイス
この4つの項目について、作家さんからのご質問も随時受け付けつつ、
魅力や欠点、方向性をお伝えしていきます。
ご興味のある方は、下記HP、またはココナラで
受け付けておりますのでどうぞ。
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