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#思い出
友人との訣別と、先生との再会(後編)
タイトル画像はデザインアプリ「Adobe Express」上で画像生成AIによって記事の見出し画像をつくる機能を使って作りました。
前後編に分けてしまったので、ぜひ前編もご覧ください。
今回の記事のもとのエピソードはこちら。
ほんの些細な後日譚
1日空いてしまったのは、前後編に分けたうえで改めて考えると「先生に再会した。以上」で大した話じゃないんじゃないか……という疑問がわいてしまったので
「笑え」といわれて泣きながら作った笑顔で撮られたあの日の写真はどうなったんでしょうね。
その写真を撮影されている間、私はどういう感情でいたのだろうか。
それを思い出そうと思っても、どうしても思い出せないのだ。
「写真撮影をします。モデルはあなたです」
「今日は授業の予定を変更して、自習の時間にします。本を読んだり他の授業の復習などを各自でするように」
私が小学6年生のある日、教室に入ってきた担任の先生がそう言うと、クラスじゅうにワッと声が上がった。みんな勉強せずに遊ぶ気満々である
運動会でつらかった思い出とか体育の記憶
運動苦手。体育きらい。
けっこう好き・嫌いがはっきり分かれそうだと思っている。「別に好きでも嫌いでもなかった」という人もいるだろうし、それが一番いいのかもしれないな。現在は体動かすのもきらいじゃないです。子どものころからもうすこし楽しめてたらよかったな……
私は体育の授業も運動会も嫌いだった。
小学生の頃の私は背が小さくて細くて、結局小学校の六年間は整列するときに一番前で腰に手を当てるポジショ
無言電話に悩まされた約5年間のはなし
ジリリリリリーン。と古めかしい電話のベルが鳴る。
受話器を取って、おそるおそる「もしもし」と声をだす。
「……阿智か。すきだ。セックスしよう」
いつもの男の声で、心底うんざりしてしまう。
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しょっぱなから無言じゃないじゃないか。と思われるだろうけど、そこに至るまでは無言で、基本は無言だったのである。
それは高校2年生のある日突然始まった。変な電話がかかってくる。受話器を取って「もしも
男を見る目?をほめられた話
急に思い出した話。
3月4月は学生時代を良く思い出すなあ。卒業・進学などイベントに絡めたエピソードを、季節と同時に思い出すことができるからだろうか。ほかの思い出は「何月だったか」はっきりしないことも多いものだ。
私は中学生の時片思いをしていて、クラスの男子の一人をずっと好きだったわけだけど、どうして好きになったかきっかけは思い出せない。同じ部活で、よくふざけたりしてるうちになんとなく好きになっち