もゆら

言葉の大切さ。言葉には力はある。そういう想いを込めながら『想い』を文章で綴っています。…

もゆら

言葉の大切さ。言葉には力はある。そういう想いを込めながら『想い』を文章で綴っています。もゆらは古語辞典からつけました。玉と玉が擦れた時に出る優しい音。この優しい音のように上手く伝えられない気持ちを表せたらと思っています。 萩原朔太郎さんや中原中也さん山村暮鳥さんが好きです。

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記事一覧

朝の詩 73

激しい雨が降る朝 薄暗い光 叩きつける雨が跳ねる 激しい雨に 眉目を顰めて 空を見る あの人 この人 大切な人 どうか ご無事で過ごせますように おはよう世界 雨が冷たい…

もゆら
6時間前
13

りょーやさんありがとうございます!

記事(詩)をご紹介いただきました。 ありがとうございます!

もゆら
13時間前
5

あめのこ

激しい雨 叩きつける屋根の上 叩きつける音は 交響曲のクライマックス あれは 誰の作曲だろう 雨雲の上で 奏でる雫の歌 落ちて来た 雨の子供達は 寄り添いながら 水た…

もゆら
14時間前
10

悲しい街

子供らのはしゃぐ声 赤子の泣く声 街の中 消えていく音 しかめ面の大人たちが 列をなして 歩いていく 電車から吐き出されて 小さくなりながら 震えながらおりる子供達 …

もゆら
14時間前
13

風になりたい

歌うように 風のように そっと 寄り添っていたい 誰かの声に 耳を傾けて 誰かの嘆きに そっと 肩を抱きしめ 誰かの悲しみに 一緒に涙して 誰かの喜びに 一緒に笑う …

もゆら
14時間前
7

朝の詩 72

コロコロ変わる空 昨夜は大暴れ 散らかる世界を 片付けながら 空を見上げてみる 時折 顔出す太陽 いたづら好きな雲と かくれんぼ 小鳥が『おに』になり “もういいかい…

もゆら
1日前
17

おまもり

嵐のさった 窓の外 荒れまくった空は 静かになった 傷つけられた 心の傷が疼く だけど 私は決めたんだ 心の傷が疼いても 私は前向く 真っ暗な空 小さく描く 大丈夫 …

もゆら
1日前
14

矛盾した夜

真夜中の静けさの中 私と心の会話が 静かに始まる 耳の奥 キーンと音がするような 静かな世界で 心の声を聞いてみる 吸い込まれそうな夜の闇 静かに吹く風に揺られなが…

もゆら
2日前
21

朝の詩 71

ゆっくりと ゆっくりと 夜が明けて 賑やかな 鳥が歌い出す 晴れ渡る空 真っ青なキャンパスに 雲が描く 落書き その落書きは 誰かにあてた 秘密事 解読するなんて 野…

もゆら
2日前
14

誘惑

「生」は いつも寄り添ってくれるけど 決して『誘惑』はしてこない 気がつくといつも隣で笑っている 「死」は 心に隙間ができると 容赦なく近づいてきて 怪しい香りで誘惑…

もゆら
2日前
15

夜空

漆黒の夜空 寝静まる 街の中 星の川が輝いている 灯りが消えた街 一人見上げる 私は孤独と共に 安心感を抱きしめる 誰にも言わない 誰にも言えない くりごとを 空の星た…

もゆら
2日前
16

屁理屈

朝というのは いつまで 目が覚めて 誰かに おはようと 言うまでは 夜ではないのですか? 時間の流れは 穏やかに 一人一人違うはず 目が覚める時間も違うから 目が覚めた…

もゆら
3日前
18

秋模様

目覚めて 開く朝の扉 眩しい光の先で おはようと 交わす挨拶 ふんわりと漂う 朝の匂い 風は秋色に変わっていく #詩

もゆら
3日前
11

朝の詩 70

朝への扉が開かれた 溢れる光の先から 聞こえる話し声 一足早く 動き出した 朝の世界は賑やかだ ゆっくりと起き上がって ゆっくりと伸びをして 秋色に変わりつつある風…

もゆら
3日前
14

朝の詩 69

朝の風が 優しく頬を撫でた 昨夜は 雨が降ったようだ 友と語った長い夜 たわいない会話の端々に ホッと安堵する時間 目覚めて 昨夜の会話を思い出し 思わず笑顔で コ…

もゆら
4日前
26

なりたい私

ふわふわ ただよう風のように 優しく吹き抜ける そよ風のように 力強く照らす 太陽のように 悲しみや苦しみを 洗い流す雨のように 私は誰かを照らし 私は誰かを包みこ…

もゆら
4日前
20
朝の詩 73

朝の詩 73

激しい雨が降る朝
薄暗い光
叩きつける雨が跳ねる
激しい雨に
眉目を顰めて
空を見る
あの人
この人
大切な人
どうか
ご無事で過ごせますように

おはよう世界
雨が冷たい朝だよ

あめのこ

あめのこ

激しい雨
叩きつける屋根の上

叩きつける音は
交響曲のクライマックス

あれは
誰の作曲だろう

雨雲の上で
奏でる雫の歌

落ちて来た
雨の子供達は
寄り添いながら
水たまりの上でおどる
#詩

悲しい街

悲しい街

子供らのはしゃぐ声
赤子の泣く声

街の中
消えていく音

しかめ面の大人たちが
列をなして
歩いていく

電車から吐き出されて
小さくなりながら
震えながらおりる子供達

小さくなりあやまりながら
泣く赤子をあやす母

いつから
この街は冷たくなったのか

大人達は忘れてしまったのか?
自分達も子供だった事

ぐずって泣いたなら
優しい手が頭を撫でた事

はしゃぐ声に
にっこり笑った大人達

もっとみる
風になりたい

風になりたい

歌うように
風のように

そっと
寄り添っていたい

誰かの声に
耳を傾けて

誰かの嘆きに
そっと
肩を抱きしめ

誰かの悲しみに
一緒に涙して

誰かの喜びに
一緒に笑う

そんな人になれたならいいな
#詩

朝の詩 72

朝の詩 72

コロコロ変わる空

昨夜は大暴れ
散らかる世界を
片付けながら

空を見上げてみる
時折
顔出す太陽

いたづら好きな雲と
かくれんぼ

小鳥が『おに』になり
“もういいかい”

雲と太陽
“まだだぁよ”

小鳥は歌う
“もういいかい”

風が揺れて
太陽顔出した

“みつけーた”

空の上
かくれんぼが続く

おまもり

おまもり

嵐のさった
窓の外

荒れまくった空は
静かになった

傷つけられた
心の傷が疼く

だけど
私は決めたんだ

心の傷が疼いても

私は前向く

真っ暗な空
小さく描く
大丈夫

大丈夫

私のお守り

大丈夫
きっとね

矛盾した夜

矛盾した夜

真夜中の静けさの中
私と心の会話が
静かに始まる

耳の奥
キーンと音がするような
静かな世界で

心の声を聞いてみる

吸い込まれそうな夜の闇
静かに吹く風に揺られながら
夜の海を漂う

朝よ
来ないで

朝よ
早く来て

心が寂しがらないように
心が孤独にならないように
矛盾した夜を抱きしめる #詩

朝の詩 71

朝の詩 71

ゆっくりと
ゆっくりと

夜が明けて

賑やかな
鳥が歌い出す

晴れ渡る空

真っ青なキャンパスに
雲が描く
落書き

その落書きは
誰かにあてた
秘密事

解読するなんて
野暮な事

こっそり
こっそり

眺めて

「かの人」を

ひっそり
ひっそり
思う朝

誘惑

誘惑

「生」は
いつも寄り添ってくれるけど
決して『誘惑』はしてこない
気がつくといつも隣で笑っている
「死」は
心に隙間ができると
容赦なく近づいてきて
怪しい香りで誘惑してくる

「生」は悲しげに笑い
「死」はふんぞりかえって笑っている

騙されないで
誘惑にのらないで

その手を掴まないで #詩

夜空

夜空

漆黒の夜空
寝静まる
街の中
星の川が輝いている

灯りが消えた街
一人見上げる
私は孤独と共に
安心感を抱きしめる

誰にも言わない
誰にも言えない

くりごとを
空の星たちに
投げてみる

星たちは
自分達の
おしゃべりに夢中で
気がつかない

それでいい
私は星の川に
そっと
流した

屁理屈

屁理屈

朝というのは
いつまで

目が覚めて
誰かに
おはようと
言うまでは
夜ではないのですか?

時間の流れは
穏やかに
一人一人違うはず

目が覚める時間も違うから
目が覚めたら
朝ではないのですか。

朝はいつまでですか
朝の挨拶は
いつまでですか?
#詩

秋模様

秋模様

目覚めて
開く朝の扉

眩しい光の先で
おはようと
交わす挨拶

ふんわりと漂う
朝の匂い

風は秋色に変わっていく
#詩

朝の詩 70

朝の詩 70

朝への扉が開かれた

溢れる光の先から
聞こえる話し声

一足早く
動き出した
朝の世界は賑やかだ

ゆっくりと起き上がって
ゆっくりと伸びをして

秋色に変わりつつある風
秋空に染まりつつある空

季節の移り変わりを感じながら

「朝の支度」を始める

朝の詩 69

朝の詩 69

朝の風が
優しく頬を撫でた

昨夜は
雨が降ったようだ

友と語った長い夜

たわいない会話の端々に
ホッと安堵する時間

目覚めて
昨夜の会話を思い出し

思わず笑顔で
コーヒーをすする

秋の気配
感じる朝の風

すーっと
吹き抜ける風を
体に巻き付けて

『今日』という日のドアを開ける

なりたい私

なりたい私

ふわふわ
ただよう風のように

優しく吹き抜ける
そよ風のように

力強く照らす
太陽のように

悲しみや苦しみを
洗い流す雨のように

私は誰かを照らし

私は誰かを包みこみ

共に泣き
共に笑う

そんな人になりたい