ストレス社会を上手に生きるために一緒に勉強しましょう 4

具体的なコーピングについて

コーピングリストの作成方法

コーピングリストとは、自分がストレスを感じている時に行うと、ストレスを軽減できる行為や言動のリストのことです。

多大なストレスがかかった時には頭が適切に働いてくれません。そのため、事前にコーピングリスト(コーピングレパートリー)を作成しておくことが重要となります。

作成のためには、自分の性格のプラス面や、機嫌が良くなること、相談できる人(友達や家族など)を書き出すことから始めます。
好きな食べ物やレクリエーション、自分を労る言葉などを並べましょう。

様々な事がストレッサーとなるため、その対処法もたくさんあるとよいとされています。
シチュエーションを詳しく決めておきましょう。

🔴具体的なリストの例🔴

🟡紅茶を飲む
好きな銘柄があればその銘柄も記載しておく。飲む場所は。誰と飲むか。ホットかアイスか。

🟡夕陽をみる
どこで見るか。詳しい場所は。誰と見るか。

🟡好きな音楽を聴く
誰のどの曲と決めておく。どこで聴くか。車の中、部屋の中、屋外。どのCDの何と何。辛い時に聴く曲をスマホに集めておいたり、CDやUSBなどを作っておく。

🟡子供の写真をみる
どの写真をみるか。アルバムを作っておく。

🟡ヨガを行う
どこで行うか。BGMは。どのくらい行うか。
一人で行うか。何かを観ながら行うか。観るなら何を観るか。

🟡ケーキを食べる
どこのお店で買うか。どのケーキにするか。どこで食べるか。

🟡チョコレートを食べる
どのチョコレートにするか。どこで食べるか。どのくらい食べるか。

🟡ゲームをやる
どのゲームをやるか。誰とやるか。どこでやるか。どのくらいの時間やるか。使うキャラクターやマシンなどは。

🟡お風呂に入る
お湯の温度は。入る時間は。入浴剤の有無は。入浴剤はどれにするか。電気の有無は。1人で入る?誰かと入る?

🟡友達に話す
誰に話すか。会って話すか。電話にするか。話す場所は。食べたり飲んだりしながら話すか。話す時間は。


他にも考えられることを事細かに記載しておくといいでしょう。


🟣本日のまとめ🟣

余計なストレスを発散して小さなストレスで留めていくことが重要です。

ストレスが大きくなりすぎると考える力が失われてしまうため、予めコーピングリストを細かく作成しておく。

※本当に辛いと思う前に診療内科を受診して下さい。
コーピングリストの最後にどこの診療内科を受診するか記載しておきましょう。

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