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父親としての子育て

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自分が父親になって感じたこと
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#パパの子育て

娘を抱っこしていた。

娘を抱っこしていた。

娘は5歳になるが今でもたまに抱っこをせがんでくる。それは私が娘を甘やかして、求められるままにいつでも抱っこをしていたからだと思う。

こんなに甘えさせて今後、大丈夫かなと思うくらい抱っこをしてきた。

一番覚えているのは、娘が2歳にったころ、埼玉の自宅から川崎の音楽ホールまで「お母さんと一緒」のコンサートに行った時のことである。

この日は電車で出かけたのであるが、娘は一度も地面に足をついていない

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私と娘の肌感覚は確実に似ている。

私と娘の肌感覚は確実に似ている。

noteで文章を書き始めた理由はいくつかあるが、その大きな一つとして、子どもたちの発言を記録しておきたいということがある。
子どもたちは毎日、いろんなことを言う。よく分からないことだったり、わがままだったりを言うことも多い。

しかし子どもは時としてかわいいことや、親を感動させてくれることをふと言ってくれる。
その時はとても嬉しいのであるが、言葉ってわりと儚いのですぐに忘れてしまう。

だからno

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子どもをそだてること、その決意

子どもをそだてること、その決意

子どもに何かを求めてしまう。
子どもと自己を同一視して自己実現の道具にしてしまう。
育児を頑張ってるのだから何か返ってくるものがあってもいいのではと思ってしまう。

自分にもそんな気持ちがあるのだと最近気が付き始めた。
もちろん娘(4歳)と息子(2歳)の人生は私のものではなく、子どもたちのものであり、彼らの人生を私がどうこうしようと考えるのは、思い上がりだというのは分かっている。

でも私が勝手に

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キッザニアに行き子どもの成長を実感して嬉しく思っています(素直)

キッザニアに行き子どもの成長を実感して嬉しく思っています(素直)

久しぶりにキッザニア東京に行った。
先日は娘の5歳の誕生日であり、娘に誕生日はどうしたいかと聞くと「キッザニアに行きたい」と迷わず答えたのでそうした。

娘は3歳頃から一貫してキッザニアが好きである。キッザニアは、子どもがいろいろなお仕事体験ができるアミューズメント施設である。

各種企業がスポンサーになっているのでかなり本格的な体験ができる。
例えば宅配便の仕事体験はクロネコヤマトがスポンサーな

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子ども優先の生活をしていたら、あるバンドの新しい聴き方を発見した。

子ども優先の生活をしていたら、あるバンドの新しい聴き方を発見した。

この前、あまりにも仕事が忙しくて、保育園のお迎えが遅れそうになったことがあった。
ゆっくり夕食の買い物をしている暇もないので、その日は夕食をコンビニで買って帰ることとした。

急いで子どもたち(4歳娘、2歳息子)の好きそうな食べ物を選び、保育園に向かった。ぎりぎり間に合いほっとして家に帰ったのであるが私はそこではっとした。

自分の分の夕食を買い忘れているのだ。

あまりにも慌てていたので、子ども

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進研ゼミのキッズワークがどうしてもやりたい娘

進研ゼミのキッズワークがどうしてもやりたい娘

この記事はしばまるさんの娘さんが、自発的に努力をしてスイミングスクールのテストに合格したという話である。

私はこれを読んでとても感動した。
私は自分の子どもには、進んで努力ができるように育ち、その努力によって成功体験をたくさん重ねて欲しいと思って思っている。

努力によって報われるという経験が多いと、辛い時や困った時でも心が折れず、頑張って自分で解決できるようになると思うからだ。

そういうこと

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背伸びしたい娘、そしてその発言から私が考えたこと

背伸びしたい娘、そしてその発言から私が考えたこと

4歳の娘は背伸びをしたい年頃のようで、最近大きくなってからのことをやたら気にする。

保育園から帰ると「次が◯◯組でその次が⬜︎⬜︎組でその次が小学校だよね?」とか「小学校行く時に紫色のランドセル買ってね?」など進学することをすでに考え始めている。

私の娘が通う保育園の友達は全員が同じ小学校に行かない。住んでいる場所によって校区が異なり、3つの小学校に別れてしまうのである。
娘は誰に聞いて知った

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ドングリに執着する男

ドングリに執着する男

2歳の息子は前歯が出ていて、ほっぺたがぷっくりしていてリスっぽい雰囲気がある。

本人もそう感じているのかどうか分からないが、ディズニーのキャラクターのチップとデールに変に親近感をもっているようだ。

絵本を読んでいてチップとデールの絵が出てくると必ず「これ、わたち(私)」と指をさして伝えてくる。(なぜか息子は自分のことを「わたち」と言う)

もしかしたら、息子の前世はリスであり、まだ人間に生まれ

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「物体は理想の形であるべき」というタイプのイヤイヤ期

「物体は理想の形であるべき」というタイプのイヤイヤ期

2歳4ヶ月の息子は順調にイヤイヤ期を過ごしている。
数ヶ月前から「ちない(しない)ちない(しない)」と言って、食事や着替えやお風呂に入ることなどをしたがらずに反抗的な態度を取り始めていた。

しかしここのところイヤイヤ期の様子が微妙に変化してきたのである。
相変わらず「ちない(しない))」も言うこともある。

ただ最近のイヤイヤは「物は自分が思った形であるべき」ということによって発揮されている。

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子どもに甘い父親であることへの自覚と開き直り

子どもに甘い父親であることへの自覚と開き直り

私は子どものころ、親から怒られたり否定されたりすることが多かったので、自分の子どもにはできる限りそうしないでいようと思っている。

また、欲しいものがあまり買ってもらえず、大人になった今、物欲が強いのはその影響だと勝手に考えているので、自分の子どもの欲しいものはわりと買い与えてしまう。

そして何よりも子どもが求めるときは、できるだけそれに付き合って、愛情が伝わるようにしたいと思っている。

娘は

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偏食の娘が松坂牛を食べた時に起こったこと

偏食の娘が松坂牛を食べた時に起こったこと

私の父母は三重県に住んでいるのだが、先日三重県の名産物である松坂牛を突然我が家に送ってきた。
何か言いたいことや頼みごとがあるのかと警戒したが、ただ孫二人に美味しいものを食べて欲しいだけのようで胸を撫で下ろした。

孫かわいさにちょっと奮発したようで、なかなかの霜降り具合の牛肉であった。
うちでは普段はほとんど和牛どころか牛肉すら食べないので、どうやって調理しようかねーと妻と話をしていた。

結局

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マクドナルドのハッピーセットが確率論を凌駕した。

マクドナルドのハッピーセットが確率論を凌駕した。

4歳の娘はマクドナルドのハッピーセットが好きである。
マクドナルドのポテトやチキンナゲットが好きだということもあるが、一番の理由はおまけについてくるおもちゃが魅力的だからである。

今は女の子に大人気のプリキュアのおもちゃがおまけとしてついてくる。(男の子用もあって今はウルトラマンのおもちゃ)
うちの娘は2歳のころからプリキュアの映画に行っていたほどのプリキュア愛好家なので、今回のハッピーセットの

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移動は基本的に抱っこだった日々

移動は基本的に抱っこだった日々

今になって思えば上の子(娘)は非常に甘やかしていたと思う。はじめての子育てでよく分からないことが多い上に、子どもを大事にしたいという気持ちが過剰に働いた。

その一つが抱っこである。
育児における抱っこについてはいろいろな意見があるが大きく分けて二つである。

一つは抱っこ癖がつくからしない方がいいということ、もう一つは抱っこして欲しい時期は一時期なので、その間はたっぷり抱っこしてあげて子どもの気

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四歳の娘の師匠といえる存在

四歳の娘の師匠といえる存在

4歳の娘には師匠というような存在がいる。
それは保育園の一つ上のクラスにいるNちゃんである。

娘は0歳クラスから保育園に行っている。その時に一つ上の1歳クラスにいたのがNちゃんである。

Nちゃんはとにかくしっかりしている。おしゃべりが同じクラスの子よりかなり上手であり、まわりの子を引っ張るような存在だ。

娘が0歳クラス、Nちゃんが1歳クラスの時は二つのクラスが合同で運動会のダンスをした。

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