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キッザニアに行き子どもの成長を実感して嬉しく思っています(素直)

久しぶりにキッザニア東京に行った。
先日は娘の5歳の誕生日であり、娘に誕生日はどうしたいかと聞くと「キッザニアに行きたい」と迷わず答えたのでそうした。

娘は3歳頃から一貫してキッザニアが好きである。キッザニアは、子どもがいろいろなお仕事体験ができるアミューズメント施設である。

各種企業がスポンサーになっているのでかなり本格的な体験ができる。
例えば宅配便の仕事体験はクロネコヤマトがスポンサーなので、子ども用のクロネコヤマトの制服を着て、キッザニア用に作られたクロネコヤマトの小さな乗り物に乗り、宅配便を各所に届ける仕事ができる。

大人がやっているようなことが実際にできるので、子どもにとっては背伸びしたような気持ちになれるようである。

娘の発言を聞いていると、どうやらキッザニアは緊張するし仕事が大変だが、達成感が得られることが嬉しいようである。

遊びの中でも達成感をもって、仕事って大変だけどいいものだなと感じてくれるのはとてもいいことだなと思っている。

そしてキッザニアのいいところは子どもの成長が実感として感じられる点であるなとも思っている。

キッザニアにはかなりの数のお仕事体験メニューが用意されている。その中には小さい子どもにはできない仕事もある。
それが子どもの成長とともに次第にできるようになるので嬉しいのだ。

今回は前回行った時に体験する候補にもあがらなかったような仕事ができた。
それはラジオのディスクジョッキーとバスガイドである。この二つは台本やカンペがあり文字を読めなければ基本的にはできない(キッザニアの従業員さんの言葉を復唱する場合もあるので必ずしもその限りではないが)

娘は誰も教えてないのであるがなぜかひらがなとカタカナは読めるようになっているので、私はラジオの仕事とバスガイドを娘に勧めてみた。ラジオとバスガイドは文字が読めないとできない仕事なので、これまでは選択肢に入ってこなかった。

しかし娘は今現在なぜか文字を読めるようになっている。これを利用しない手はない。
私は「ラジオとバスガイドやってみてよ」と提案、もしくはもはや懇願してみた。

慎重な性格の娘は最初は「それはできないかもしれない」と言っていたのであるが、新しいこともやってみたいという気分になってくれる瞬間がキッザニア滞在中に、今回は何度かあった。

その瞬間を逃さずにラジオの仕事やバスガイドを光の速さで申し込み、やってみることができたのだ。

ラジオの仕事の方はカンペの文字が細かく、また言うべきことも多いのでかなり難しかった様子であった。娘はかなりたどたどしい感じで喋っていた。ラジオの仕事は6人で一緒にしたのだが、娘以外の5人は小学校中学年以上の子ばかりでみんなハキハキ上手に話せていたので、自分だけできなかったと落ち込むかなと思った。ラジオの仕事をすすめるのはちょっと早かったかなと後悔した。

これで娘は自信をなくして、やっぱり新しい仕事はやりたくないと思ってしまうのは悲しい。
ラジオの仕事から帰ってきた娘に恐る恐るどうだったか聞くと、意外にもすごく楽しかったとの言葉が帰ってきた。良かった。

話を聞くとどうやら大きい子たちと同じ仕事ができたのが自信になったらしい。
保育園の子は自分だけだったよ、と興奮気味に話していた。大きい子しかできない仕事ができたというような感覚が芽生え、嬉しかったようだ。

バスガイドはカンペの文字が大きく、セリフも少ないので無難にこなし一定の満足感が得られたようである。

以前なら絶対にできなかった仕事体験ができるようになっていて本当にびっくりした。
子どもは日々成長しているのであろうが、普段の暮らしをしているとなかなかそれが実感できない。

しかしお仕事体験ができるキッザニアはそれを気が付かせてくれるのである。
キッザニアとは何の利害関係もないが、キッザニアの良さについては大いに宣伝したい。
子どもにとっては普段はできない大人の仕事ができ、ドキドキ感はあるが達成感をたくさん味わい自己肯定感が高まる。
大人にとっては我が子の成長が直接的に実感できる。

子どもが「もうパパと一緒にキッザニアになんか行かない」という日がくるまで私はキッザニアに行き続けるだろう。
一緒にキッザニアに行けなくなるなんて考えたくもないが、「パパと一緒に行かない」ということも成長なんだとその時は受け止めて自分を慰めたい。

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