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3 count...の仕入れ先『あちらの世界』のおはなし

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3 count...(3カウント)は、不思議なあちらの世界から仕入れた魔法や不思議な雑貨を使うハンドメイド雑貨屋さん。 minneギャラリーで販売中。 ここでは、アクセ… もっと読む
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2020年9月の記事一覧

#30 信じる気持ちを持って

#30 信じる気持ちを持って

コチラの世界に戻ってから
3週間ほどが経った。

前回戻っていた間は
またあちらの世界に
行くことができるのだろうかと
不安で不安で堪らず
自身の日常に集中できない日々だった。

今回は、コチラの世界とあちらの世界の
行き来する方法を一応聞いていた。

本当にできるかはわからなかったが。

以前の数週間分の日常生活を
しっかり取り戻すように、
一生懸命、何気ない日常を過ごした。

本当は毎日でも

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#29 時間のズレ

#29 時間のズレ

Leonardoの儀式用品店を出た時
外はすでに薄暗くなっていた。

店内が薄暗いので
あまり気が付かなかった。

Leonardoに教えてもらった通り、
鉱石店への道を歩き出したが
ふとJackに言われた時間のことが
気になった。

Jackによると
ここで過ごす時間と
自分の世界で経過している時間には
ズレが生じていて
そのズレの大きさは人ぞれぞれ違うらしい。

私は、前回、この世界に来た時の

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#28 血塗られた手の御守り

#28 血塗られた手の御守り

Leonardoは話を続けた。

「中には、持っているだけで
良くないもの、危険なものもありますけどね」

その時、私は伸ばしかけていた手を
急いで引っ込めた。

かなり不気味な”手”の飾りを見つけて
よく見ようと手に取ろうとしていたからだ。

それを見たLeonardoは
こう付け加えた。

「あぁ、それは大丈夫ですよ、触っても。」

「ほんとに?結構危険そうなんですけど…」

私は笑いながらも

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#27 牛の頭蓋骨と血の儀式セット

#27 牛の頭蓋骨と血の儀式セット

冗談なのかよくわからない
Leonardo(レオナルド)の発言をスルーして
店内を見て回った。

「お嬢さんの世界だと
こういう儀式の道具って珍しいでしょ?」

「まぁ、まず目にすることはないですね。。。」

「じゃぁ、ちょっと怖い?」

「不気味っていう感じは確かにありますね。」

遠慮がちではあったが、に本音を言ってみた。

Leonardo(レオナルド)は
ですよね、と優しく笑っていた。

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#26 儀式用品店オーナーLeonardo(レオナルド)

#26 儀式用品店オーナーLeonardo(レオナルド)

1人で街を散策し始めた私は、
まずは前回Rajeepに最初に案内してもらった
鳥類専門店を目指した。

確かこの辺りに鳥類専門店があって…
あ、あった!

通りからも
甲高い鳥たちの鳴き声が聞こえる
鳥類専門店を通り過ぎ、
そのあとに行こうとしていた
鉱石店を目指した。

この通りを左?
いや。右だったかな?

とりあえず右に曲がってみた。
元の通りから数歩歩くと
先の道がすごく細くなっているのが

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#25 街の扉

#25 街の扉

Lilyにしっかり蓋をしてもらった
心を奪う3種の薬を受け取ったとき、
店の奥からOliviaが出てきた。

「Lilyさん、ありがとう!
さっきの薬に肘を着けていたら
あっという間に治ったわ!!」

Oliviaは嬉しそうに
肘を見せながら言った。

赤くなっていた肘の虫刺され跡は
完全に消えていた。

「よかったわね~
刺されてすぐだったからね。
今度庭いじりするときは
虫避けの薬もお勧めよ。

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