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【2021No.98】名称未設定ファイル

久しく、小説を読みました。

あまり小説の読み方っていうのは、わかっていないので簡単な感想になってしまいそうですが、感じたことをお話していきます。


まず、小説をよくわかっていない私でも

「おもしろいなこれ。」

と思いました。


現代のテクノロジーの発達を独特な視線で切り取り、表現してある小説ばかりで最後には少し考えさせられるような物語の数々でした。

個人的にとても印象に残っているのは

GIF画像の内部の人間のお話。


永遠に繰り返される全く同じ世界に、感情と時間を加えて表現していることがすごく斬新に感じられました。

なんか、新しい物事の切り取り方や新しい側面の見方を目の当たりにしたような気持ちになりました。


もう一つ印象に残っているのは

男が短い動画でバカなことをして人気を博し、最後にもバカな事をして逮捕されてしまう物語。

最初から、バカな人間で少し狂っているのは皆が承知しているはずなのに

最初はみんなでチヤホヤして、勝手に人気者に仕立て上げ、

最終的に男が犯罪行為を犯した時に、世間が「信じられない。」と反応してしまう。

そして最後に男が放った言葉
「なぜそんなことを言うのか、俺にはさっぱりわからない。俺は最初から、完全に頭がおかしいのだ」

このセリフがなぜか、自分の心にすごく刺さりました。

人間の手のひら返しを思い出したと言うか、目の当たりにしたと言うか。

ヒトってなんとも自分勝手な生き物だな。

と感じる、個人的には強烈なセリフでした。


あまり何を感想として書いて良いのかわからないので、今日はこのへんでやめておきます。

でも、最後に言いたいことは

この本、めっちゃ面白かったです。

ということです。


んなわけで、本日はここまで!

最後まで読んでくださりありがとうございました!

では、また明日!

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