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あれが神じゃないならもうなにも信じない
もう無理だ、警察とか呼ばれたらじーちゃんばーちゃんになんて説明しよう、たばこを吸いながら部屋をウロウロ、もう全てを諦めてそんなことばかり考えていた。
「遅くなってごめんね。○○ホテル近くの駐車場に到着しました(*^^*)部屋は何号室ですか?」
なんとノブが来た!!ノブ!!お前だけはもしかして来るんじゃないかと思ったよ!!さすがに泣きそうになった。いやちょっと泣いたかもしれない。
ホテルから出る
ここへきてやっと池袋篇に戻るよ
じーちゃんばーちゃんの元に連れ戻されてからしばらくは普通にバイトとかしたんだよ。でも全然続かない。すーぐ辞めたくなっちゃう。何があるでもなく、突然行く気を失う。近所にあるコンビニは一通り働いては飛んでを繰り返したせいで行けるコンビニがなかった。
でもまあじーちゃんばーちゃんに世話になる以上、最低限の生活費は入れなきゃいけないわけで。学校も辞めたしニートしてるにも肩身が狭すぎた。行き着く先はエンコ
刺激が欲しかったのかもね
豊洲の高級マンションに一人暮らしするサンタ(仮名)に甘え、すっかり居着いた俺。
サンタは仕事が忙しく平日は朝8時前に家を出て、23時頃にしか帰宅しない。セックスは週3回くらいするがフェラだけは毎朝必ずさせられた。セックスした日は5万、フェラだけの日は1万を必ず置いて仕事に行く。
日曜だけは休みだったので家にいたが、昼過ぎに起きて車で出かけるくらいで特に不満もなかった。
平日の俺は毎日昼頃に起
豊洲住みのサンタクロース
振り返っても、なんでこういうことをしてたのかはよく分かんないんだよね。別にめちゃくちゃお金が欲しかったわけでもない。誰でもいいから必要とされたかったのかなぁ。当時の自分の心理はよく分からんのですよ。今でこそ居場所のない若者たちはSNSで繋がったりしてトー横界隈なるものがあったりするけど、当時はそういうのもなかったしとにかく孤独だったなあ。
最初は下着売りだけやってたのが半年も経つとおっさんと平気
バカは死ななきゃ直らない
下着は1万円、靴下は5000円。取引するなら新宿や渋谷などなるべく人目の多い場所が安全なこと。事前に約束したこと以上の要求があった場合は強気に出ること。使えそうなおっさんとは取引以外でもまめに連絡を取って仲良くすること(良い人とばかり会えるとは限らないか常連を作る)そんな感じでサキは俺にメジャーデビュー指南ならぬ下着売り指南をしてくれた。
そういうことに抵抗はなかったにせよ、最初はやっぱりちょっ
思えば貞操観念なんて元から持ち合わせていませんでした
夏休みに入ると学校がない、それをいいことに母親はほとんど帰ってこなくなり家のこと弟のこと全てを俺がするようになった。お金だけは定期的に渡しに帰ってきていたので困ることはなかったけど、遊びたい盛りに友達と遊べないフラストレーションでもやもやしながら過ごしていた。一瞬でも今度こそ変わってくれるかもと母親に期待し、ばーちゃんちから自宅に戻ったことを後悔した。やっぱりこの人は変わらない、子供よりも男や自分
もっとみる勢いまかせに生きていた
当時俺はmixiをしていて(みんなもしてたよね?)、音楽好きがきっかけで繋がったヒロという男が大阪に住んでいた。31歳で趣味でバンドしながらフリーターしてるヒロ。写真は載せてなくて顔は知らなかったけど最初は音楽の話やらお笑いの話でメッセージのやり取りをして仲良くなり、そのうち俺は家のことや学校のことも話すようになったしちょうどミチの家にいたときも家出していることを伝えていた。今思えば親身に話を聞い
もっとみるまじで怖いとき思考止まるよね
中3になったうゆ丸、弟1歳過ぎ。
このあたりから母親と中国人義父の仲が急激に悪くなった。
母親は完全な専業主婦をしていたのだけど、夜職をしていた影響か浪費癖を注意され、お金のことでしょっちゅう揉めていた記憶がある。
んでこの中国人義父、あまり差別的なことは言いたくないのだけど、ああチャイニーズだなぁという感じの激しめなキレ方をする。母親も母親で火に油注ぐ系の返しをするもんだから困ったものです。
今でもサンデーカップ見かけるとあの時の緊張感を思い出す
犬小屋行きになって数日経った頃、同じく犬小屋行きになったはずのミキが俺のところにやって来た。
バレたらやばいよ!と慌てる俺にミキは、運動の日は職員もみんな外に出て人がいないから大丈夫だと説明してきて、その日は運動の日だった。
言われてから気付いたけど確かに運動の時間、この階には職員がいないんだよね。今思うとガバガバじゃねえかと思うけど。
運動が終わるのは毎回11時半くらいで、その時間になると職
画像は職員をイメージしています
月曜から夜ふかしとかでよく出てくる足立区にある児童相談所。
小部屋に入って児童福祉司のおばちゃん、そこの職員のが3人くらいいた気がする。なんか話ってか説明されて、児童相談所でのルールとかも聞かされた。
自分がなぜここへ来たのかは言ってはいけない、別の子に聞いてもいけない。お互いのプライベートな話(住んでるところとか)もダメ。男子もいるが必要以上の関わりを持ってはいけない。そんな感じだったかなあ
セーラー服は脱がすなよどう考えても
お得意の三日坊主が出てしまいましたが気を取り直して中学編だよ〜 ☆
それなりに自我が芽生えた12歳の俺、中学デビューするしかねえと目論むわけ。小学校時代はドブに捨てたからね。前にも書いたけど俺の通ってた小学校って良いとこの子が多かったから、ほとんどが中学受験するのよ。ね?つまりその小学校から区内の中学行くのって2割。更に同じ中学を選ぶのは1割くらい。こんなチャンス二度とねえと意気込んで中学に入学