ふわふわ刑事

考えごと中

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  • 【まとめ】Instagramストーリー(孤独)

    鍵垢で消化している魂の叫びを、たまには公開してみようと思います。

  • 小説

    短い小説と散文詩。フィクション。

記事一覧

コップンカー

詩聖であって詩聖でないもの。 花粉の季節が終わったら波乗りの季節がくる。  イベリコ豚食べてみたい。  すごく太るかすごく痩せるかしたら、旅行に行った気分のような…

ふわふわ刑事
2週間前
1

kl

時代を見つめる。幅広い分野で発券を続ける。御守りだよ。美しい御守りだよ。 いつもいつも美しい御守りだよ。 俺らを理解している。理解されないということが前提で当時の…

ふわふわ刑事
1か月前

go

 家が遠くて、雪解けを踏んだブーツが震えて軋む。家に水がないことを思い出し、あわててコンビニに寄ったがポケットの中の小銭ではどんなに安い水も買えないことが分かる…

ふわふわ刑事
1か月前
1

隣同士に眠る時だけは必ず口を閉じてもらう

 彼の耳が上に開きっぱなしにならないように気をつける。もし動いた拍子に彼の耳がそうなったら、それに気がついた瞬間、他の何よりも優先して私は彼の耳を閉じる。耳が上…

ふわふわ刑事
2か月前
1

日記 地図

小学生の頃、目がキラキラの女の子の絵が表紙のアナスタシアっていう名前のお姫様が出てくる本を読んでいた。百数十ページぐらいはあるいちおう活字、児童向けの活字のハー…

ふわふわ刑事
2か月前
1

Instagramアーカイブ3

ふわふわ刑事
3か月前

祈ったり

ハロー♫ 神様に祈ることを最近よくやる、よくやるっていうかたまに、どうしようもなくなった時に神様に祈ってみる、っていうのを何回かやってみたらそれは別にいい感じで…

ふわふわ刑事
3か月前

グレートギフト

胸がよ きらめいて、胸が煌めいて、 それが水中の花のように野原で美しく光ってるの※それは叩くと絶対にいいオトがするように設計されている。健康でいて欲しいって、私…

ふわふわ刑事
3か月前
2

犠牲なくして贈り物ではない/あけおめ

 こんにちは  タイトルは、タルコフスキー“サクリファイス(Offret)”より引用の最も好きな台詞です (それ以外の意味はなし)  年越しということで、実家に、あの …

ふわふわ刑事
4か月前
7

Instagramアーカイブ2

今月の魂でした。

ふわふわ刑事
4か月前
1

パソコンの学校に行きたいな

 師走ですね。  みなさまいかがお過ごしですか? 古代ローマのピザ  自分は最近、とても日々が楽しいです(^ ^)b  友達のお姉さんがうちに泊まりに来てご飯を作ってく…

ふわふわ刑事
4か月前
4

Instagramアーカイブ

たまに更新します

ふわふわ刑事
5か月前
2

うーん!暇だ

ごきげんよう、暇すぎて、井の頭公園で凍えながらnoteを書いています。いつも通り、自分でも何書いてんだかよく分からない。 正しく遊ぶには?  脳みそが2つ以上ないと…

ふわふわ刑事
5か月前

またどこかで会えた時は、もっと楽しくおしゃべりがしたい。もっといろんな場所で遊びたい。一緒に川を見たい、野原を歩きたい、街へ行ってもいい、私の知らない場所に案内…

ふわふわ刑事
5か月前
2

【短編小説】丘の石碑

 目覚めるとカーテンの向こうが早朝だった。  仲間の中で唯一床に横になって寝ている、その人の、かたく握られている片手を、眠っていることを確かめるよりも前に、私は…

ふわふわ刑事
6か月前
7

この恐怖はなに?

透明な行為 こんにちは。 上野のハッテン場を見て凄まじい気分になりました。 でも誰かが誰かを求める選別の眼差しが、その丘の奥の外灯の麓におけるその近接視点では互い…

ふわふわ刑事
6か月前
2
コップンカー

コップンカー

詩聖であって詩聖でないもの。
花粉の季節が終わったら波乗りの季節がくる。

 イベリコ豚食べてみたい。
 すごく太るかすごく痩せるかしたら、旅行に行った気分のような浮遊感を味わえるのだろうか。
ただ一つの身体でもって、それが変容するさなかを味わうことでどこかに“行く”?
 自分の内側と外側は本当に無いから、感覚の話でもいいし、でもすごく太ったりすごく痩せたら感覚以上に外部との関わり方が物理的にも意

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kl

kl

時代を見つめる。幅広い分野で発券を続ける。御守りだよ。美しい御守りだよ。
いつもいつも美しい御守りだよ。
俺らを理解している。理解されないということが前提で当時の若者たちは2つの時代劇をどう観ていたのか?

気づいたら今日になってる
コーヒーをたくさん飲んだ、コーヒーをたくさん飲みながら知らない人の、知らない場所に旅に行った話をたくさん聞いてきた、お土産にマンゴーゼリーと煙草を一本貰った
コーヒー

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go

 家が遠くて、雪解けを踏んだブーツが震えて軋む。家に水がないことを思い出し、あわててコンビニに寄ったがポケットの中の小銭ではどんなに安い水も買えないことが分かるとあきらめて菓子の陳列棚を眺めていた、ブラックサンダーを一つ買って店を出てすぐにビニールを破って齧った、甘い味というより強烈な暴力をいきなりふるわれたかのような衝撃が頬の付け根に走る、突然の糖に唾液腺が瞬時に膨張し筋肉を圧迫して痛んだ、そし

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隣同士に眠る時だけは必ず口を閉じてもらう

隣同士に眠る時だけは必ず口を閉じてもらう

 彼の耳が上に開きっぱなしにならないように気をつける。もし動いた拍子に彼の耳がそうなったら、それに気がついた瞬間、他の何よりも優先して私は彼の耳を閉じる。耳が上にぱかっと開いて驚きの表情をする時、きっと彼自身も驚いてしまっているから、私は彼がいつまでもその体の形状でパニックに陥り続けないように、パニックから救うために、あわててベッドに走り、彼の耳をぱたんと閉じる。この習慣は何年経っても変わらない。

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日記 地図

日記 地図

小学生の頃、目がキラキラの女の子の絵が表紙のアナスタシアっていう名前のお姫様が出てくる本を読んでいた。百数十ページぐらいはあるいちおう活字、児童向けの活字のハードカバー、そこでは氷の魔女が鏡で覆われたお城の中に住んでいて、アナスタシアは魔女にうばわれた大切なものを取り返すために城に入るんだけど、その大切なものがなんだったのか?物語の中でそれがなんだったのかを思い出せない。
昔、
あらゆる物語が、輝

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祈ったり

祈ったり

ハロー♫

神様に祈ることを最近よくやる、よくやるっていうかたまに、どうしようもなくなった時に神様に祈ってみる、っていうのを何回かやってみたらそれは別にいい感じで、変じゃなかった、側から見たら変なのかもしれないけど、一人で部屋でロウソクに火つけてじっとしてるだけなんだけど他人から見たら変なんだと思ったりもするけど、自分からしてみれば少しも変じゃないっていうか、正確な肉体の駆動として祈りがこのへんに

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グレートギフト

グレートギフト

胸がよ

きらめいて、胸が煌めいて、

それが水中の花のように野原で美しく光ってるの※それは叩くと絶対にいいオトがするように設計されている。健康でいて欲しいって、私は季節の春のことを想いながら、野原の端に立っている休憩所の屋根が白くて立派だなぁ、とか、そこで煙草を2

本ぐらい吸ってみたいけどお爺さんがたくさんチョッキ着てやすんでるから多分無理だなと

とか、ランナーは煙草を、日に吸っていい数が決

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犠牲なくして贈り物ではない/あけおめ

犠牲なくして贈り物ではない/あけおめ

 こんにちは

 タイトルは、タルコフスキー“サクリファイス(Offret)”より引用の最も好きな台詞です
(それ以外の意味はなし)

 年越しということで、実家に、あの
 帰省をしています
 とはいえ、同じ都道府県内を電車でスーと移動するだけなので、帰省自体は行っているため特に大イベントというわけではないの

のだったが…

 実家に着くと、玄関のドアのフチに金髪のエクステがぶら下げられていて怖

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パソコンの学校に行きたいな

パソコンの学校に行きたいな

 師走ですね。
 みなさまいかがお過ごしですか?

古代ローマのピザ

 自分は最近、とても日々が楽しいです(^ ^)b
 友達のお姉さんがうちに泊まりに来てご飯を作ってくれ、日本酒を飲みながら洋食を食べたり、授業に行ったら友達に会って食堂でお昼ご飯を食べたり、授業に行ったら自分以外に学生が一人もこなくて一人で芝生でピクニックしながらパンをゆっくり食べたりしています。食ってばかりですね。でも楽しい

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うーん!暇だ

うーん!暇だ

ごきげんよう、暇すぎて、井の頭公園で凍えながらnoteを書いています。いつも通り、自分でも何書いてんだかよく分からない。

正しく遊ぶには?

 脳みそが2つ以上ないと遊べないのは大前提として、そもそも機器を使ったり、お喋りしたり、駆けっこや隠れんぼをしたり、手紙を書いたり、そういうことで脳みそのそとがわにあるからだを使わないと誰かと遊べないのは不思議だな。
 脳みそ同士で、というか、魂(塊)同士

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羽

またどこかで会えた時は、もっと楽しくおしゃべりがしたい。もっといろんな場所で遊びたい。一緒に川を見たい、野原を歩きたい、街へ行ってもいい、私の知らない場所に案内してほしい。寒くなったり暑くなったりしたい。いつかみたいにゆっくりとカフェでお茶を飲みたい、だらだら氷を噛んで、あなたが分厚い本を両手でぐーっと広げてくれて私がそれをブレないように脇を締めてデジカメで写真に撮る。いつかみたいに甘い物を作って

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【短編小説】丘の石碑

【短編小説】丘の石碑

 目覚めるとカーテンの向こうが早朝だった。
 仲間の中で唯一床に横になって寝ている、その人の、かたく握られている片手を、眠っていることを確かめるよりも前に、私は待ちきれなくなって指で開いた。そこには小さな銀紙が握られていた。手のひらの細かな凹凸に合わせてシワくちゃになっていた薄い銀紙、私はそれを手に取り、自分の鼻の前に持ってきて匂いを確かめた。そして破かないように注意深くていねいに銀紙のシワをのば

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この恐怖はなに?

この恐怖はなに?

透明な行為

こんにちは。
上野のハッテン場を見て凄まじい気分になりました。
でも誰かが誰かを求める選別の眼差しが、その丘の奥の外灯の麓におけるその近接視点では互いにおそらく
繊細な陰影を持った像と形態であるだろうに、丘への階段を登っていないこちら側からはまったく影としてシルエットがうつっているというのは、見方によってはなんだかとてもロマンチックなことですな。
うそです。
凄まじいか。

エリア内

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