ふわふわ刑事

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  • 【まとめ】Instagramストーリー(孤独)

    鍵垢で消化している魂の叫びを、たまには公開してみようと思います。

  • 小説

    短い小説と散文詩。フィクション。

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コップンカー

詩聖であって詩聖でないもの。 花粉の季節が終わったら波乗りの季節がくる。  イベリコ豚食べてみたい。  すごく太るかすごく痩せるかしたら、旅行に行った気分のような浮遊感を味わえるのだろうか。 ただ一つの身体でもって、それが変容するさなかを味わうことでどこかに“行く”?  自分の内側と外側は本当に無いから、感覚の話でもいいし、でもすごく太ったりすごく痩せたら感覚以上に外部との関わり方が物理的にも意識としても変容するのだろうから、きっとそれは旅であり得る。打算はダサいが、根深い

    • kl

      時代を見つめる。幅広い分野で発券を続ける。御守りだよ。美しい御守りだよ。 いつもいつも美しい御守りだよ。 俺らを理解している。理解されないということが前提で当時の若者たちは2つの時代劇をどう観ていたのか? 気づいたら今日になってる コーヒーをたくさん飲んだ、コーヒーをたくさん飲みながら知らない人の、知らない場所に旅に行った話をたくさん聞いてきた、お土産にマンゴーゼリーと煙草を一本貰った コーヒーたくさん飲んだ。トイレットペーパーが花柄で可愛かった。咳が出そうで我慢していたら

      • go

         家が遠くて、雪解けを踏んだブーツが震えて軋む。家に水がないことを思い出し、あわててコンビニに寄ったがポケットの中の小銭ではどんなに安い水も買えないことが分かるとあきらめて菓子の陳列棚を眺めていた、ブラックサンダーを一つ買って店を出てすぐにビニールを破って齧った、甘い味というより強烈な暴力をいきなりふるわれたかのような衝撃が頬の付け根に走る、突然の糖に唾液腺が瞬時に膨張し筋肉を圧迫して痛んだ、そしてまた今日何も口にしていないことを恥じた。何も食べていないということは、何も躰が

        • 隣同士に眠る時だけは必ず口を閉じてもらう

           彼の耳が上に開きっぱなしにならないように気をつける。もし動いた拍子に彼の耳がそうなったら、それに気がついた瞬間、他の何よりも優先して私は彼の耳を閉じる。耳が上にぱかっと開いて驚きの表情をする時、きっと彼自身も驚いてしまっているから、私は彼がいつまでもその体の形状でパニックに陥り続けないように、パニックから救うために、あわててベッドに走り、彼の耳をぱたんと閉じる。この習慣は何年経っても変わらない。そうすると彼は落ち着いた呼吸を取り戻して、また目を見開いたまま静かに笑っている。

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        • 【まとめ】Instagramストーリー(孤独)
          3本
        • 小説
          2本

        記事

          日記 地図

          小学生の頃、目がキラキラの女の子の絵が表紙のアナスタシアっていう名前のお姫様が出てくる本を読んでいた。百数十ページぐらいはあるいちおう活字、児童向けの活字のハードカバー、そこでは氷の魔女が鏡で覆われたお城の中に住んでいて、アナスタシアは魔女にうばわれた大切なものを取り返すために城に入るんだけど、その大切なものがなんだったのか?物語の中でそれがなんだったのかを思い出せない。 昔、 あらゆる物語が、輝いて本当のことみたいになっていた時期があった。今もある意味ではそう、でも、あまり

          Instagramアーカイブ3

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          祈ったり

          ハロー♫ 神様に祈ることを最近よくやる、よくやるっていうかたまに、どうしようもなくなった時に神様に祈ってみる、っていうのを何回かやってみたらそれは別にいい感じで、変じゃなかった、側から見たら変なのかもしれないけど、一人で部屋でロウソクに火つけてじっとしてるだけなんだけど他人から見たら変なんだと思ったりもするけど、自分からしてみれば少しも変じゃないっていうか、正確な肉体の駆動として祈りがこのへんにあって、ただあって、私が祈っている、というよりも、私の身体を借りて祈りがそこにあ

          グレートギフト

          胸がよ きらめいて、胸が煌めいて、 それが水中の花のように野原で美しく光ってるの※それは叩くと絶対にいいオトがするように設計されている。健康でいて欲しいって、私は季節の春のことを想いながら、野原の端に立っている休憩所の屋根が白くて立派だなぁ、とか、そこで煙草を2 本ぐらい吸ってみたいけどお爺さんがたくさんチョッキ着てやすんでるから多分無理だなと とか、ランナーは煙草を、日に吸っていい数が決まっていたりするのだろうか、などと考えてみる、そこでは、絶対に紫色の花が咲いてる

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          犠牲なくして贈り物ではない/あけおめ

           こんにちは  タイトルは、タルコフスキー“サクリファイス(Offret)”より引用の最も好きな台詞です (それ以外の意味はなし)  年越しということで、実家に、あの  帰省をしています  とはいえ、同じ都道府県内を電車でスーと移動するだけなので、帰省自体は行っているため特に大イベントというわけではないの のだったが…  実家に着くと、玄関のドアのフチに金髪のエクステがぶら下げられていて怖かった。 厄除け?ドリームキャッチャー的な?  私の部屋と妹の部屋が入れ替わっ

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          今月の魂でした。

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          パソコンの学校に行きたいな

           師走ですね。  みなさまいかがお過ごしですか? 古代ローマのピザ  自分は最近、とても日々が楽しいです(^ ^)b  友達のお姉さんがうちに泊まりに来てご飯を作ってくれ、日本酒を飲みながら洋食を食べたり、授業に行ったら友達に会って食堂でお昼ご飯を食べたり、授業に行ったら自分以外に学生が一人もこなくて一人で芝生でピクニックしながらパンをゆっくり食べたりしています。食ってばかりですね。でも楽しいですb  さいきんは、よく卒業してからどうしようかと考えることが多いです。でも

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          たまに更新します

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          うーん!暇だ

          ごきげんよう、暇すぎて、井の頭公園で凍えながらnoteを書いています。いつも通り、自分でも何書いてんだかよく分からない。 正しく遊ぶには?  脳みそが2つ以上ないと遊べないのは大前提として、そもそも機器を使ったり、お喋りしたり、駆けっこや隠れんぼをしたり、手紙を書いたり、そういうことで脳みそのそとがわにあるからだを使わないと誰かと遊べないのは不思議だな。  脳みそ同士で、というか、魂(塊)同士で会話できたら随分ストレスなく過ごせると思うが、そのくらいスピリチュアルな領域の

          またどこかで会えた時は、もっと楽しくおしゃべりがしたい。もっといろんな場所で遊びたい。一緒に川を見たい、野原を歩きたい、街へ行ってもいい、私の知らない場所に案内してほしい。寒くなったり暑くなったりしたい。いつかみたいにゆっくりとカフェでお茶を飲みたい、だらだら氷を噛んで、あなたが分厚い本を両手でぐーっと広げてくれて私がそれをブレないように脇を締めてデジカメで写真に撮る。いつかみたいに甘い物を作って食べたい、映画を観たい、お互いの恋の話とかをしたい、六角レンチで家具を組み立てな

          【短編小説】丘の石碑

           目覚めるとカーテンの向こうが早朝だった。  仲間の中で唯一床に横になって寝ている、その人の、かたく握られている片手を、眠っていることを確かめるよりも前に、私は待ちきれなくなって指で開いた。そこには小さな銀紙が握られていた。手のひらの細かな凹凸に合わせてシワくちゃになっていた薄い銀紙、私はそれを手に取り、自分の鼻の前に持ってきて匂いを確かめた。そして破かないように注意深くていねいに銀紙のシワをのばし、指で開いていった。6センチ四方ほどの四角い面に私の手のひらを当てる、それは普

          【短編小説】丘の石碑

          この恐怖はなに?

          透明な行為 こんにちは。 上野のハッテン場を見て凄まじい気分になりました。 でも誰かが誰かを求める選別の眼差しが、その丘の奥の外灯の麓におけるその近接視点では互いにおそらく 繊細な陰影を持った像と形態であるだろうに、丘への階段を登っていないこちら側からはまったく影としてシルエットがうつっているというのは、見方によってはなんだかとてもロマンチックなことですな。 うそです。 凄まじいか。 エリア内に(丘の上に)足を踏み入れ、友人と私は、大きな円状になっているそのハッテン場の入

          この恐怖はなに?