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90日後に退職する難病ライター。

先日、フォローをいただいた方の肩書きに、ついクスりときてしまい、そちらにあやかってこんなタイトルをつけて見ました。



トモ@『妻はうつ病』1年以内に自宅で稼ぐフリーランス」さん。


勝手にご紹介失礼いたします。

トモさんにあやかってタイトル付けをさせていただいたので、この場を借りてお礼申し上げます。



さて、トモさんの@の後ろの肩書きですが、何やら記憶に残る文言がありますね。



そう、「1年以内に自宅で稼ぐフリーランス」という一文です。




昨年話題になった某ワニのようで、人々の頭に残りやすいキャッチだと感じました。



職業柄、キャッチコピーにもアンテナを貼っているのですが、あのワニ、にくいぐらいに人々の心をキャッチしていましたね。


100日後」という具体的な数字・印象に残りやすい数字と「死ぬ」というパワーワード、そして主人公は「ワニ」という少しニッチな生物。


わたしが個人的にワニ好きというのもありますが、ついついカウントダウンするように更新される漫画に熱中した記憶があります。



90日後に退職する難病ライター

さて、表題にもある通り、わたしは90日後の10月1日に退職することを検討しています。


理由としては、

・勤務条件の擦り合せが不可能だった

・体調を考慮しながら働き続けるのが困難だった

・ライターがやりたかった

この3つになります。



勤務条件の擦り合せが不可能だった

こちらに関しては、前回病気が悪化した時に、働き続けるための条件として、こういった点を考慮していただけないか、ということを会社側に相談しました。


・勤務場所(通勤時間1時間以内)

・時短勤務(正社員ではなく、パート雇用でも構わないと伝えた)

・在宅勤務(↑に同じ)

・派遣先へ出向ではなく、本社勤務


ですが、いずれも全て却下され、挙げ句の果てには「慈善事業じゃないんで」という捨て台詞を吐かれました。



退職勧奨もありました。

ですが、わたしは辞めませんでした。


ちょうどその頃、ハローワークの方から就労定着支援の電話があり、現状を伝えたところ、合理的配慮がなされていないじゃないか、とのご指摘を受けました。

その際、違う職場を探した方が良い、ともアドバイスをいただきました。


そして、上司からも「傷病手当金とかもらえないの?」と言われたので、のうのうと受給を続けて今にいたります。


体調を考慮しながら働き続けるのが困難だった

前職在職中に入院を経験してから、確実に身体が弱くなったのを感じました。

身体の痛みは増し、増加した薬によりめまいが頻発、まともに体調が良い日なんてないに等しいのが現状でした。



そして、転職先でも体調を崩し、線維筋痛症の診断もおりました。



いつも悪い体調。

正直、朝起きるのもしんどいです。


帰ってくる頃にはクタクタ。

こんな状態で、働き続ける意味を見い出せなくなっていました。


休んだら周りの人にまで迷惑をかける。


その意識がだんだんストレスになっていました。



ライターがやりたかった

転職先では事務として仕事をしていましたが、正直わたしには合っていませんでした。


そこで、やはり前職で経験したライターをやりたい、と思うようになりました。



自宅で悶々としているわたしに、彼がかけてくれた言葉がありました。


お給料のことよりも、自分が楽しいと思えることでお金がもらえるんだったら、それでいいんじゃないかな。
今はひとりじゃないし。やりたいことをやればいいよ。


その言葉があり、わたしはライターとして再スタートを切ることを決意しました。


決意

刻一刻と期日は迫ってきます。

正直、目標の金額には到達できていません。


ですが、傷病手当金を申請するためだけに在籍しているような会社に、これ以上お世話になるわけにもいきません。


潔く、10月を持って退職したいと思います。


残り90日。

残された時間で何ができるのかわかりませんが、できることを一つ一つやっていこうと思います。



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