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美術観賞記録

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美術館・展示の観賞記録
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りん+M 大人の社会見学 「肌縄絵」

りん+M 大人の社会見学 「肌縄絵」

Mさんと「肌縄絵」の展示に付き合ってもらった

写真は撮っちゃいけなさそうだったのでTwitterからの拾い画

ボディペイントが刺青とは違う雰囲気で幻想的でずっと見ていられる

3枚目の写真がめちゃくちゃ好き。。。

線のシャープさと発色の具合が違うのかな?

入れ墨より繊細でクッキリしている

廃墟で撮られた緊縛写真も展示されてたんだけど

あの荒廃した場所で肌を晒すのって

生理的な恐怖と

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「変わる廃墟展」

「変わる廃墟展」



変わる廃墟展 

4月某日、起きたら廃墟展に行こうと急に思い立って

Mさんを捕まえて行ってきた

急に誘ってすぐきてくれるあたり、フットワークが軽い。笑

廃墟の写真が昔から大好きだけど、色々怖くて自ら足を運ぶ勇気はない。

撮影者の勇気に拍手しながら観賞。

こういう場所でも入ってしまえば怖くないのかもしれないけど。

街中に足を運ぶだけで迫力ある景色を見られるなんて楽チンだね。最高!

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「行ける工場夜景展2018」

「行ける工場夜景展2018」



新栄のTODAYS GALLERY STUDIOに工場夜景展を見に行った

人工的で鮮やかな光が美しい

サイバーパンク感ある

ゲームっぽくてワクワクする

クロノトリガーをなぜか思い出す

工場のダンジョンあったっけ?

夕暮れ夜景

空の色と工場のシルエット

公共のデザインされた美しい建物ではない

生産の為に作られた無造作な建築

木が無作為に枝を増やしていくような

人工的な自然物

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「メディアアートの輪廻転生」YCAM

「メディアアートの輪廻転生」YCAM



YCAM メディアアートの輪廻転生

アートユニット「エキソニモ」を共同キュレーターとして迎え、

巨大な「メディアアートの墓」をつくり、

その中に複数のアーティストたちの「死」を迎えた作品の展示

写真の山のような「墓」に入ると中には

古いPCのデスクトップや

展示会のポスター、ゲームソフト、

黒電話などが並んでおり

イヤホンでそれぞれの作品の解説を聴きながら

それぞれを見て回る

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エゴン・シーレ

エゴン・シーレ

どこの美術館か忘れたけど常設展をついでに観た時に遭遇(多分豊田市美術館)

最初ジョジョっぽいなと思って

やたらと目が惹き付けられ

目が離せない引力がある

なんか、歪んで大袈裟な表現が

むきだしで迫ってくる感じが見ててザワザワする

なんとなく気になるのでもっと観たい

今年クリムトかなんかと一緒に展示あるみたいなのでぜひ見に行きたい

豊田市美術館常設展



豊田市美術館いってきた

ジュゼッペ・ペノーネの『まぶた』という作品

大きすぎて全体おさめられず…

厚みのある紙なのか布なのか

近くづくとフカフカ柔らかそうな材質に見えて

引いて見ると日に焼けた老人か像の皮膚のようで

不思議な温かみを感じた

遠くで、近くで、長い時間眺めていたくなる作品だった

もう1つ刺さったと思ったのは

エゴン・シーレ

大好きな虫プロアニメの

哀しみのベ

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「ヌード展」横浜美術館



横浜美術館のヌード展いってきた

ロダンの接吻

ここは撮影OK

ダイナミックで皮膚の表現が素晴らしかった

角度によっても印象が変わる

白くて神々しくて綺麗なんだけど

この二人は不倫で

男性が女性に手を回していないのは

躊躇いの気持ちがあるからなんだそう

男性の葛藤と優しさを感じる

抱き締めないのも愛かもしれない

マグリットがくれた違和感の気持ちよさ

マグリット 「これはパイプではない」という作品

中学生の課外授業で行った美術館で出会って

どうみてもパイプじゃん!!! という事でこの人のアートはボケなのだと衝撃を受けた

他の絵も突っ込みどころ満載で 私のアイコンの絵もマグリット

チュー出来てないじゃん。。。

シュールレアリズムというらしく現実的ではない違和感がある

写実的なタッチなのでリアルな違和感がある

でもその違和感

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真島直子「地ごく楽」

真島直子「地ごく楽」

Twitterアカウントを作って初めてツイートしたのがこの真島直子の「地ごく楽」展に行った感想

地下鉄にポスターが出ててすごく刺さったのですぐに行った

展示された数々のオブジェには毛糸、布、小豆、昔の掃除機のホースみたいな物など色々な物がくっつけられて

仕上げにニスみたいな物でテカテカに仕上げられている

全体的におぞましい、臓器や吐瀉物をイメージするような物体もニスでテカテカ輝きなが

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「沈黙の軌跡」岡上淑子

この絵がすごく印象に残って一番長く眺めていた

独り身になってからの私の状態にリンクしてる気がして

しっくりきてしまった

孤独であり、贅沢をやめない

波で揺れてりゃ、寝れない

ねずみがペットのモモンガの様だ

シュールレアリスムの絵の強烈な違和感に私は何故かほっとする

今までマグリットが一番好きだったけど

岡上淑子の方が好きかもしれない

マグリットよりずっと女性的で 性的なニュ

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箱根 彫刻の森美術館

前日の刺激の強さにフラフラしながら箱根へ移動。新幹線に忘れ物をする。笑

彫刻の森美術館。山を切り崩した大きな公園に沢山の彫刻、オブジェが並ぶ。アートの動物園といった感じ。

頭ごろん。イケムラレイコ展にも頭ごろん系いっぱいあったな。

エヴァのアダムみたい。これが一番好き。

これが2番目に好き。

家族連れが沢山いて、遊具を兼ねたアート作品で遊ぶ子供達、彫刻のポーズをマネして写真を撮る親子。場

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「土と星」イケムラレイコ

Mさんと国立新美術館に吉岡徳仁の「ガラスの茶室」を見に行った。かなり期待していたが、到着するとやってなかった。私が会期を見間違えていて、始まるのは4月だった…。最近特に凡ミスが多いのはきっと春だからだ。という事で開催していたイケムラレイコ展へ。

絵画、彫刻、ドローイング、水彩、版画、写真など、幅広い作品が並ぶ。壁面には詩も書かれていて、何気にそれが良かった。

うさぎ観音。でかい。かわいい。

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