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黄昏 (詩)

カフェのテーブルで頬杖つく私
空のコーヒーカップを前に
お替りするかどうか、一時悩む

彼との約束の時間はだいぶ過ぎて
でも今にも彼が現れそうで
席を立つ決心がつかない

窓の外はいつの間にか
もう黄昏
行き交うカップルが幸せそうに見えた

何度電話しても梨のつぶて
やがて溜め息をつき、席を立つ
もう、限界…
彼とは終わりにしよう

黄昏時の街へ出る
涙と共に
未練も流れてしまえばいい



( Xの、深夜の二時間作詩に投稿しました )

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