お題

#ほろ酔い文学

お酒をテーマにした小説やマンガなどの、創作作品を投稿してください!

急上昇の記事一覧

雨のつぶて

音たてむ 雨のつぶてを 傘に受け キミ待つcafeへ 冬いろ吐息 photo & words by なおみ

♡今日のひと言♡エミリー・ディキンソン(改訂)~今日のマンガ

エミリー・ディキンソン(1830-1886~アメリカ・詩人) ホイットマンと同じ時代を生きた詩人です。世間の評判を気にせず、自室に閉じこもり、自由な作風で内面の世界をひたすら精緻に綴ることに一生を捧げました。死後に1700以上の作品が公になり、世界中で高い評価を受けるようになりました。代表的な詩集としては、「自然と愛と孤独と」(初版 1999)。   『お墓さんが来た!』~「体育教師・ヒグチ」

作曲してもらいました!

Xのフォロワーさん福田潤さんに、私の詩(孤独)で作曲してもらいました。2回目です。 ボカロの声、いい声してますね。 メロディーも気に入りました😊 孤独感が、滲み出ていますね。

詩|生きるための傷

暗闇の中で一筋の光を感知して ゆっくりと目をひらき、息を吸う ああ、わたしは生きているんだ 降る雪の白さは、記憶の痛みに似ている 明日へと続く道は見えなくても 冬の手触りが わたしに希望をくれる 一度死んでいるのだから、 もうなにも怖くなんかないでしょう 熟してしまった傷口が あの時のまま じゅくじゅくと ただそこに在り続ける 完全に消し去ることなんて きっと無理なんだ なくならなくてもいいから どこかに隠しておきたい 見えない場所に 何度も死んでいるのだから、 もう

嬉しい事と悲しい事は

なんか居ても立ってもいられなくて 散歩して来た 2時間 何年ぶりだろ この道 歩いたの 見える景色は随分と変わってしまったけど 【この場所】が在るってのがいい 人も一緒よね 外見は年齢や経験によって変わるけど 【その人】で在る事が大事 景色や風景、人や物、森羅万象 本当は区分なんて無いじゃないかと思うの 俺の大好きな あの子も 俺の大嫌いな あいつも コンビニで すれ違う知らない誰かも 知らない人と散歩している あの犬も すぐ逃げてった 道端の黒猫も 見るだけで寒気

欲しいもの (詩)

欲しいのは 信じ合える心 キミの心が欲しい 一時、心を通わせたつもりでいても 一夜明けると キミは虚ろな瞳 愛が途切れてしまったかのように キミの心が欲しい シンプルなことなのに こんなにも難しいなんて ちゃんと、私を見て……

【短編小説】宵から酔いと朝を待ち

 ふう、と彼は息をついて椅子にもたれかかりながら体を伸ばした。視界の端に映った時間は午前四時。週末となると彼の様なフリーランスで生計を立てている者は平日よりも忙しい。クライアントは駆け込むように夜遅くに彼の元へメールを送ってくる。そうして会社員たちはその週の仕事を終えて週末を楽しみにするのだが、彼にとっては週末はもはや楽しみではない。  月曜が校了日の仕事の最終確認に対する修正を終えた彼は伸びをした後、デスクのカップを持ってキッチンに向かった。飲み終えてしばらくたっているカッ

気づいたら恋してたい

私のnoteのフォロワーさんたちの恋愛割合(?)は(勝手にごめんなさい)既婚・婚約している方が3割、恋人がいる方も3割、恋活してる方々も3割くらいな感覚です。だから色々な恋愛のお話しが聞けて(読めて)勉強になったりドキドキワクワクしています。 恋活している方たちのお話しを聞いていると『わかる〜!!!』ということが多かったり、はたまた『〇〇さん絶対優しいし可愛いのになんで恋人できないの!』ってフォロワーさんのことを思ったり。フォロワーさんがアプリで出会う人の話しを聞いていると

春待ちて

冬ざれの 春待つ小枝 満つる月  photo & words by なおみ

お酒のこと

「酒の無い人生もいい」 そう言い切ってしまえる潔さに憧れる。 お酒を飲む人生と、飲まない人生。 酩酊と覚醒。 それぞれで見える景色。得られる感覚。 どちらを選ぶか。 感覚については、酔いはいずれ醒めるのだから、そう極端に2択にせずとも両方味わえばいい。 けれど、どちらの人生をと提示されれば取捨しなければならない。 頻度に関わらず、飲むときがあるなら飲まない人生にはならないからだ。 たまにでも飲むなら、それはほぼ飲まない人生だ。 その点を曖昧にした選択は出来ない。 こういう性

early morning

we will meet  in the early morning we will meet  on the early highway we will meet soon or after photo & words by なおみ

STC Associate対策🔥 ✅ワッセナー・アレンジメント(WA) 地域紛争防止の観点から、通常兵器の過度な蓄積の防止を目的に、通常兵器及びその開発・製造・使用に供されるおそれのある汎用品(技術を含む。)の国際輸出管理レジーム🌏 ※国際条約ではない点に注意📝

こんなこと普段しない

僕はもう たくさんの事を知ったから それは 例えば… 空から降る雨が 誰の涙でもない事とか ミサイル屋のおじさんが 最後のネジを締めるのは 平和の為じゃなく自分が生きる為だととか 人それぞれの感性が 少しずつ異なり その少しの違いが幾重になり 大きな差違へと変わるんだ きっと そう思うと やっぱり 声と 味は似ている 誰かは そこ声を好きだと言い 誰かは その声を嫌いだと言い 発せられてる声は同じはずなのに それぞれの聴覚を通し 感性が それを選ぶ 永遠と永久の違

冬の青

凛々と 沁みわたる空 冬の青 photo & words by なおみ

詩|金魚

あなたの心を泳ぐ金魚になった 赤い鱗をキラキラさせて 正面から見つめることができなくても 心の水槽の中からあなたを見てる ずっとずっと見つめているの 時々は水槽の水をかえてね 餌はあってもなくても大丈夫 あなたが満たされていれば わたしも満たされるから もしもわたしがいなくなっても 悲しまないで、と言っても 無理かもしれないけれど できることなら笑っていて 小さな魂をここに置いていくから 金魚 / 月乃

詩|好きを数える

簡単に手に入らないものが好き 強そうに見えて本当は繊細な人が好き 弱そうに見えて芯のある人が好き 厳しさの中にある優しさが好き 哀しみの中にある喜びが好き 好きなのに好きと言えない切なさが好き 好きの代わりに微笑みをもらうのが好き 月を見てかわいいねって言う人が好き 夜空を見上げて星に手をのばす人が好き 眩しい朝日より物憂げな夕陽が好き 孤独の中にある静寂の時間が好き 清らかな春よりノスタルジーな秋が好き 涼しい夏より暖かな冬が好き 簡単に手に入らないものが好き 好きを数え

琥珀色の記憶、迷宮にて - Labyrinth of Amber: Where Past Paints Tomorrow

雨に煙る東京の路地裏、赤いネオンが闇を切り裂くように明滅している🌧️ その光に導かれるように、黒猫が軽やかに石畳を渡っていく。バー「迷宮」の重厚な扉の前で、猫は一瞬立ち止まり、琥珀色の瞳で店内を覗き込むように見上げた🐈‍⬛ 扉の向こう、カウンターでは玲が静かにグラスを磨いていた。黒のシャツに紺色のベストという出で立ちは、彼女の凛とした佇まいを一層引き立てる。ボブカットの黒髪が、グラスに映る琥珀色の光を映し、柔らかな陰影を作る💫 玲の手首には、母から受け継いだという琥珀の

¥100
割引あり

巷浩司社長の愚痴の真相(仮)

 最近巷で騒がれている芸能ゴシップから構想を得て、書き下ろし完全フィクション・ゴシップ短編小説第三弾を書いてみた。  題して「巷浩司社長の愚痴の真相」(仮)  新橋ガード下横丁の飲み屋街は日頃の愚痴を吐き出すサラリーマンでごった返していた。  蛆テレビ巷浩司社長もその一人であった。そして見知らぬ客にくだを巻いていた。 「君なに? あっ営業。で、君は? ああ企画かあ。...じゃあ二人とも分かるよな、接待って。  普通お得意さんを接待する時、そりゃ女子社員に同席お願いする時

やってしまった中井君の、噂の真相(仮)

 最近巷で騒がれている芸能ゴシップから構想を得て、書き下ろし完全フィクション・ゴシップ短編小説を書いてみた。 題して「やってしまった中井君の、噂の真相」(仮)  吉田一は65歳、フリーのジャーナリストで政治家のスキャンダルや芸能界のゴシップを日々探索している。  今日も記事のネタはないかと蛆テレビ内をうろうろしていると、局内の食堂で若手社員が、 「なんかさー、中井広正とうちの桜田がもめてるらしいぜ。」 「えー、そうなの。なにを?」 と言う噂話しを始めたので、(中井と言えば

琥珀色の約束 - Whispers in Bitter Chocolate

🌆 香り立つビターチョコレートの甘い誘惑と、琥珀色に輝くカクテルグラス。私の人生が大きく変わったのは、そんな香りと光に満ちた一瞬からでした。 🏢 私、橘凛子は大手広告代理店のクリエイティブディレクターとして、日々激務をこなしています。今年で32歳。毎日終電近くまで働き、週末も企画書作りに追われる毎日です。 💼 同僚からは「完璧な橘さん」と呼ばれ、確かにプレゼンテーションは常に高評価。でも、その称賛の裏には「近寄りがたい」という空気も漂っているのを、私は感じていました。

¥240
割引あり

やふ

あの人の気持ちの答えがYahoo!知恵袋になんかあるわけないだろ。目の前で見つめて自分自身がこうだと思う。それだけがほんとうであるんだと思う。 嘘つきとか裏切られたって別に自分の中の「今の正解」から外れたからそう思うだけで、私の中の正解のつまみをくるくる回してそこに合わせちゃえば「今は正解」になるよ。 だから質問なんかしてる時間あるなら、めいっぱいじーっと見つめるといいと思う。

中井君と仲間たち、の噂の真相(仮)

 最近巷で騒がれている芸能ゴシップから構想を得て、書き下ろし完全フィクション・ゴシップ短編小説第二弾を書いてみた。 題して「中井君と仲間たちの噂の真相」(仮)  雲隠れしていると噂されている中井は、実は雲隠れではなくて、六本木のマンションの自室で頭を抱え単に引きこもっているだけだった。  玄関のチャイムが鳴る。  現れたのは、酔って許可なく隣人のトイレを借用し、警察に連行された吉川良だった。 「なんなんだよ、おまえー。」 「いやー、中井さん落ち込んでるかなーって思っ

詩|まるいもの

心の少し尖ったところを 三日月のナイフで削って できるだけまるくまるくして 優しくありたいと思った どうか、神様 まあるい心をください ギザギザは削っても削っても まるにはなってくれないから どうか、神様 まあるい魂をください 白と黒の勾玉を組み合わせたような 尻尾をのみこもうとする蛇のような 輪廻を永遠にしたような、まるいもの さんかくじゃなくて、まるいもの まるいもの / 月乃

詩|碧い森

空に青と紫を溶かしたような宵の口 裸足のままベランダに出て星を掴む 街の灯りを数えながら 小さな夜を繋いでいく ひとりでも生きていけると思っていた だからあなたに恋をしたのに わたしはあっという間に怯んでしまう 星や嘘を創りだすカラクリに 青色の吐息は ゼラニウムの香りがしていた 桃色の吐息が ブルーサイプレスの風に乗った 真夜中に迷い込んだ525MHzの森 青白く光る海月が気怠そうに揺れて わたしを攫うなら最後まで攫ってと 碧い海になった森に星をばら撒いた 碧い森

香水の匂いは、もうしない。

「新しい職場でも頑張ってね」 居酒屋の狭い出入口で、すれ違いざまに出てきた言葉は、あまりに定型的だった。彼女はほんの少しだけ、びっくりしたような顔をするが、すぐさまいつもの笑顔になる。 「ありがとうございます」 彼女はもう前を向いていた。いつもの香水の匂いが鼻を撫でる。 お店の前で場が締まり、二次会組は次へと向かい始める。 これ以上残ると、余計なことを喋りそうだった私は、全体に挨拶をして、反対方向へつま先を向ける。 「二次会行かないんですか?」 少しだけ離れたところで、声

「食」(グルメ・自炊関連)のこと〜2025年 50のやることリストからのピックアップ〜

本日も夜勤の入り、である。 こういう日は、投稿を継続するのは大変だ。(笑) 毎週金曜日は、お昼にかけて訪問介護が一件ある。 終わってから夜勤の入りまで4時間以上空いてしまうことになる。 とまあ、訪問介護の方は退職を予定していたのだが、 何だかズルズルと続けてしまっているのだが。 気候さえ良ければ、空きの時間はブラブラして、 それこそ本を読んだり、主題のグルメ探訪に出かけても良いのだが、 いかんせん今日みたいに気候が悪いと、外に居るのも苦痛で、 それほど遠くない自宅に一旦戻っ

アルミホイルの二面性

スーパーで買ってきた唐揚げを温めるとき、電子レンジより断然トースターを使うことが多い。 トースターだけを使うときもあれば、一旦レンジでちょい温めてからの、仕上げのトースターという場合もある。 電子レンジだけだと、唐揚げのボディーがなんかフニャッとして油がギトギトになってしまう。そんなフニャリーナ&ギットリーンの唐揚げはガッカリだ。 買ってきたものを温めるんだから、どう頑張っても揚げたての唐揚げには到底かなわない。けれどできるだけ揚げたての、あの表面のカリッとした感じを再現し

帰りたい場所 (詩)

帰りたい でも帰れない 日帰りできる距離なのに頑なに拒む 故郷に私が帰る場所はない 両親は他界、家もない 例え帰っても思い出が溢れ出し 寂しさに胸が潰れるはず それでも故郷は 地球上で唯一の場所 ずっと変わらずにいて いつか帰った時 優しく私を受け止めて ( Xの深夜の二時間作詩に投稿しました )

スネーク満床&ユニーク輪唱【毎週ショートショートnote】

新しい年が始まった。2025年は巳年。 今年を担当する蛇たちは12年ぶりに自分たちの年が回ってきた喜びを、スネークダンスで表現した。 どこから集まってきたのか、ダンスフロアでは多数の蛇たちがクネクネと頭と身体を動かしている。 新年と自分たちの年を祝うため、お節に加え豪華料理に高価な酒も並べられた。 「今年が終われば、また12年待たなきゃならないんだ」 「騒げ騒げ!Let's party!」 さらに激しく踊る者もいれば、高価な酒を浴びるように飲んで笑い出す者もいる。 ベロ

詩|糸

真っ黒な夜に飲み込まれていく 現実を生きている気がしないんだ あの夜があなたを連れていくことは たぶん最初から決まっていたんだ あなたのいのちの最後の夕暮れ わたしはたましいの存在を知ったの あれはたしかにあなただったし あれはたしかにひかりだった あの日から かたときも離れずに 一番近くにあなたがいる わたしはそっと首に糸を巻きつけて いつでも逃げ出せる準備をしている それは赤い糸かもしれないし それは透明な糸かもしれない どっちにしても それを引っ張るのは わたし

ホシガリvol.2公演日誌#89「高山で呑る。」【稽古日誌】

昨日今日と高山に行った。 最初は家族でたまに行っていた高山で呑もうというところから、年末恒例の高山旅行が始まった。 基本的に呑むことに主に考えた旅行なので、いつも夕方ごろの現地に着くように出発。 今回もまさにそんな感じで、16時ごろにホテルに到着。 一旦、リリーフランキーのスナックラジオを聴きます。 これは日課なので。 それを聴き終える頃には17時前なので、この辺りで呑みに出ます。 僕、これは呑みに行く時の癖というかなんというか富山でもそうなんですけど。 決まった店に行

未熟な僕が描く点線

笑い話しを聞かせてな 冬のテントは寒いから 真っ赤な鼻の牧師さん 可愛いあの子に こう言った 天使の翼は画家の技 ほんとは無くても飛べるもの 村の外れの時計台 てっぺんの影が欠けたのは 今日によく似た雪の夜

  雪 (詩)

Xに投稿しました。 雪への憎しみを込めて書きました😥 昨年は雪が少なくて楽だったのですが、今年は139センチ(平年比366%)積もりました。 除雪車は、まずは幹線道路から除雪しないといけないので、住宅地にまでなかなか手が回らないようで、車を出すのも大変でした。 屋根の雪下ろしをしてる最中に屋根から落ちたり、 屋根から落下した雪の下敷きになって、何名か亡くなりました。雪国の暮らしは過酷です。 年金生活になったら南国へ引っ越したい😆

詩|満ちても欠けても

なにもかも思うようにいかなくて ぼろぼろのわたしがここにいて でもこの世界のどこかでは だれかの優しさに救われている人がいて いのちを温めなおして生きていたり ぐらぐら揺れて 必死にもがいて そこで起こった波が荒れに荒れ その波がだれかの生きる力になって そんな不思議が起こる世界だったり ぐるぐる悩んで 堂々巡りをして 布団の中でぐずぐず悩み続けて 朝が来て仕方なく一歩踏み出してみたら 巡り巡ってたどり着く軌跡だったり いのちはなんのためにあるのかなんて 空の青に聞いた

ホントノキオク

#短編小説 #イヤミス #読書好 #眠れない夜のために 

思い描いていた26歳ではないけど

私事ながら、26歳の誕生日を迎えました。だんだん歳をとると嬉しくなくなる、そんな大人になりつつあります。たまに自分何歳だっけ?って思うこと増えてきた。気持ちはいつでも22〜24歳でいるし、なんなら24歳だと思ってたと今日言われたくらい。身長も低いということもあって、よく学生にも間違えられる。27歳になったらSUPER BEAVERの「27」を聴くんだ!と意気込んでた18歳の頃。聴けるまであと1年になりました。歳を取るって早いね。職場の仲良くしてくださってる方からスタバギフトを

時の旅人 (詩)

この世に生を受けて ここまで辿り着いた 遠い道のり、幾つもの山を乗り越え 時に、谷底に転落しそうになり そして何度も転び、満身創痍 どこに向かっているのか 何をどうしたいのか 未だあやふやで右往左往 そして、また 立ちはだかる山に、一時躊躇する 後、幾つ山を乗り越えなければいけないのか 過酷な旅はいつまで続くんだろう

#212[自由詩]明日を待ちわびて[2025年1月]

そんな恐ろしい話を ひとりで 胸にかかえて あったはずのものを 思い出して 堪えきれず 涙した あたたかな それを 拭うことさえ できなくて 嗚咽が漏れないよう 口を塞ぐ 顔じゅうを つたい むせび泣く 姿を 誰にも知られずに 朝を待つ 痛いと 言えなくて 辛いと 言えなくて 苦しいと 言えなくて 悲しくないと言えば 嘘になる ともしびに 語る わたしには 何もありません ともしびに 語る わたしは 恵まれています 飽きるまで 繰り返して ともしびを 吹き消し

みんなどこ行くの??

私も今年で30歳。結婚していく友達が増え、妊娠出産を経ている友達は今まで以上に増えて。“みんなどこへ行っちゃうの…?”という思いをたくさん感じた年末年始。 このままでいいのかな…って思うことが今まで以上にあったことと、お母さんが『赤ちゃん抱っこしてるとあったかいんだよね』って発言したことに対してもイライラしてしまうくらい人生には悩んでいて。 お母さんも赤ちゃん抱っこしたいよね、ごめんね!抱っこさせられなくて!って。 年始にこのツイートを見てめちゃくちゃ共感して。 くるみさ

夢 (詩)

恋も愛も夢の中の作り話 または幻想 彼と私のストーリーが始まり 予測不能のラストへと突き進む 彼の甘美な囁き 情熱を込めた眼差し 慈しむような抱擁 それらにうっとりしながら願う どうせ夢なら覚めないで もっと彼を感じていたい 悲恋の結末はイヤよ まだまだ夢の途中 Xの深夜の二時間作詩に投稿しました。

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年のはじめの琥珀と井戸 #ほろよい文学

 正月の朝、薄い雪化粧を纏った街は、不思議なほど静まりかえっている。まるで深夜の映画館で人々が去った後の客席のように、そこだけ時間が取り残されているかのようだ。わたしはキッチンで湯を沸かしながら、棚からお気に入りのウイスキーを取り出す。瓶越しにこぼれる琥珀色の光が、どこか温もりを含んでいて、年のはじめにふさわしい柔らかさを漂わせている。  氷を二、三個落とし込んだロックグラスに液体を注ぎ、それを持ってリビングのソファに腰を下ろす。ついでにCDプレーヤーのスイッチを入れる。ス

詩|赤

薄曇りの午後の優しい光は 燃え尽きた太陽よりも残酷だった あなたの心の奥へと 連れていってほしい言葉たちが 赤い唇の奥で順番を待っている 言いたいことはたくさんあるのに 言えない言葉ばかりがあふれてきて 結局なにも言えずに飲み込んでしまう 迷子になった水曜日の窓辺から 火曜日の哀しみが落ちていくみたいに 真っ赤な星がぱらりぱらりと 石の階段を赤く染めていく 赤を踏まないように登っていたら あなたがそっと手を繋いでくれた 薄曇りの午後の優しい光は 燃えるような赤い月より

【読書3】芥川龍之介 愛読書の印象

■感想 文豪は大量の名著を読んでいる事がわかるだろう。 とにかく数をこなして時間をかけて咀嚼している。芥川の趣向は人生によって変わるが耽美的なものへの探求心が見て取れる。

詩|冷めた珈琲を

年が明けたからといって 抱負なんかを口にする気にはなれなくて わたしはこれからどこへ向かっていくのか いったいどこへ向かっていきたいのか ぼんやりと膨らんでいく月を見ていた 明確な答えは必要だろうか 目標をたてなければ進めないのだろうか カップの中の珈琲はもう冷めてしまって ただ自由でありたいと思った 目の前に置かれた一瞬一瞬をその都度 手にとって感じていきたい ただそれだけを 冷めた珈琲を / 月乃

最後の一葉🍂

冬の暮れ 最後の一葉の シルエット 胸に 沁み入る いつ いつまでも photo & words by なおみ

♡今日のひと言(短歌)♡俵万智~今日のマンガ

俵万智(1962~大阪・歌人) 1986年に作品「八月の朝」50首で角川短歌賞を受賞し、歌壇の話題をさらった。第一歌集「サラダ記念日」(1987)で現代歌人協会賞を受賞。口語短歌の斬新な手法が「ライトバース」(なるべく平易な言葉で豊かに情調を表現しようとする短歌)と称された。この歌集が空前の大ベストセラーとなり、国民的歌人となった。他に「チョコレート革命」(1997)、「愛する源氏物語」(2004)、「プーさんの鼻」(2007)など。 『へなちょこ鳥獣図鑑』

銀河の果てで彷徨う君に

車内で暇すぎるためnoteを綴っているが、千と千尋の神隠しの千尋もこういう気持ちだったのだろうか。 同乗者と話もしなければ、寝ると言って話しかけることもさせない私はきっと車の中に置いてある小さいゴミ箱や、バッグと同じ荷物と同じ位になっているだろう。 ただ、そこまで低い位まで下げられた方が過ごしやすい。期待もされなければ、期待に応えなくても良い位置が1番好きだ。 期待とかいう他人よがりすぎる言葉は人を苦しめる。 期待される本人がその言葉を聞いた時に真っ先にプレッシャーだと

短歌:寝酒

目を閉じて考えるほど目が冴えて 3杯飲んでやっと眠れる

みんなのフォトギャラリー用/世界のBARカウンターより

今年もスキやフォロー、コメントあとイラストや画像を使ってくださった方々ありがとうございました。 今後はもっと記事をたくさん上げてnoteで収益化してやるぜ! ミポリンに誘われる夢を何回も見る