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2024年6月の記事一覧
会いたくて (詩)
あなたさえいてくれたら
あなたさえ、生きていてくれたなら
1日に何度もそう思う
だから、
あなたがかつて住んでいた街を通り過ぎると
不意にあなたが現われるような錯覚に陥る
でも、そんなことある訳ないよね
肉体を脱ぎ捨てたあなたに
会う方法があったら知りたい
たった一度でもいいから
時には…… (詩)
自分の機嫌は自分で取る
自分で自分の面倒を見ないとね
それでも、まだ心が干からびて
カサカサしてるなら
誰かに頼りたくなる
それは、あなた
時には、乾いた心
潤してほしいわ
あなたからの愛を
充電できたらいいのに……
流浪の身 (詩)
私は人生の主人公
私の人生を生きるだけ
誰かの人生を生きることはできない
誰かに私の人生を変わってほしくても
いったい誰が変わってくれるというのだろう
この世界のどこかに
私の人生を背負って生きてくれる人
いますか?
いないわよ
私の代わりは
どこにもいない
私は唯一無二の存在
諦念 (詩)
悲しみが消える場所があるとしたら
それはキミの腕の中
だけどキミを失った今
そんな場所は、もうどこにもない
世界中どこに行ったって
悲しみが溢れている
切ないね
もう笑うことも忘れてしまった
生まれてきた理由も
生まれた時点で忘れてしまった
そろそろ1人で生きていく覚悟を
決める時がやってきたようだね