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hina
2022年10月19日 05:43
先日、四国旅行をしたという知人から、お土産にと美しい和三盆を頂戴しました。なんとまぁ、うれしいこと。和三盆は、ゆったりとしたひとときを過ごすための、とっておきのお菓子。そんな特別感があります。ここのところ、せわしない日々を送っている私にとって、そのやさしい味わいをたのしむための「時間」をプレゼントして頂いたような、そんなよろこびがありました。和菓子好きの私は、和三盆のような「干菓子
2022年8月21日 06:12
私は、幼いころから和菓子が大好きでした。とくに こしあんをよく好み、お饅頭やおはぎはもちろんのこと、夏には水ようかんに、冬にはお汁粉に、いつもほっぺたが落ちそうになりました。カステラや「シベリア」も昔から好きです。シベリアって、ご存じでしょうか。カステラ生地に羊羹をはさんだ懐かしいお菓子です。幼いころ、母と一緒に家の近所のパン屋さんに行くと、いつもおねだりしていたことを思い出します。よ
2023年11月19日 17:24
#和菓子のおはなし #金つば 先日、虎屋文庫の資料展『和菓子の〈はじめて〉物語展』へ行ってきました。虎屋赤坂ギャラリーで、11月23日まで開催されています。和菓子の由緒や由来を知りたいなと思ったら、虎屋文庫に頼るのがいちばんだと思っている私。今年はその虎屋文庫が、創設50周年を迎えられたのだそう。節目の年の資料展です。ぜひぜひ行きたいと思いつつ、気付けばあっという間に月日が流れていました
2023年11月5日 19:53
2023年 11月 4日(土)世間の3連休。中日のこの日は、お仕事でした。退勤後は用事があって東京駅へ。約束の時間まで小一時間あったので、時間つぶしにと日本橋高島屋にふらりと入店。入ってすぐに8階の催会場で開催されている『味百選』の案内を目ざとく発見しました。食いしん坊の私は、「全国から厳選した老舗・名店がここに」という言葉に吸い込まれるように、エレベーターで8階へ、迷わず直行です。
2023年3月1日 20:12
こよみだより ✽ 桃の節供・上巳の節供 ✽早いもので 弥生を迎え、七十二候では、草木萠動(そうもく めばえいずる)に入りました。やわらかな陽射しの中で、春の訪れをよろこぶかのように、草木から淡い緑の新芽が芽吹くころです。見上げれば木々の芽はふくらみ、足元には草の芽をみつけ、新しい命の誕生に心も浮き立つような時季となりました。そして明後日3月3日は、私が最も すきな年中行事! 雛祭りとして親
2022年9月8日 05:44
日中はまだ暑さを感じるものの、ハラハラと舞いおちる桜の木の葉に 秋の訪れを実感する今日この頃です。二十四節気では今日、『白露』を迎えました。 そして、明日9月9日は、五節供のひとつ「重陽の節供」です。陰陽思想では、奇数は縁起の良い陽数とされており、その極みとなる9が重なる意味で「重陽」と名付けられました。最大の陽数が重なることから、大変おめでたい日として 最大に祝われたといわれます。(
2022年7月23日 06:11
2022.7.23二十四節気の「大暑」入りです。相変わらず戻り梅雨のような、はっきりしないお天気が続いていますけれど、こよみの上では 太陽が容赦なく照りつける頃です。暑さが最も厳しいとされるこの時季、先人たちは 風に水に、上手に涼を見出しました。軒先には風鈴を、窓には葦簀を、玄関先には打ち水を…。昔は川に舟を浮かべて夕涼み、などということも。そんな昔ながらの納涼文化は、自然に寄り添
2021年11月7日 07:10
* **立冬2021.11.7二十四節気の「立冬」入りです。冬の気配が立ち、冷え込みが感じられるとされる頃。こよみの上では、冬の始まりです。こうして「こよみだより」を綴っていると、季節はあっという間に巡るように感じます。***亥の子についてこの季節の行事「亥の子」をご存知でしょうか?亥の子は、地域により今も受け継がる日本古来の年中行事です。とくに、西日本の方にと
2021年9月23日 06:37
― 2021.9.23 秋分の日 ―今日は、二十四節気の「秋分」入りです。太陽が真東から昇って 真西に沈み、昼と夜の長さが ほぼ同じになる日。この日を境に 夜の方がだんだん長くなっていくという、季節の大きな節目となる日です。「秋分の日」は、春分の日と同様、二十四節気の中でも 祝日にもなっている特別な日。昭和23年(1948年)に制定された 国民の祝日に関する法律では、「祖先をうやまい
2021年9月19日 20:04
旧暦の8月15日は、十五夜です。日にちは、月の満ち欠けを基準とした旧暦で定まっていますので、太陽の動きを基準にしている新暦では、その年により異なります。(※1)今年は9月21日。明後日です。晴れると良いですね。私がいつも綴っている二十四節気ではありませんけれど、今日は 十五夜について、そしてその 約一月後の十三夜について、さらに月見団子について、綴ってみたいと思います。十五夜と、十三