習い事は何をやったらいいのでしょうか?~「心」と「体」のために~
たくさんの「やらせたいこと」が候補に挙がるかもしれません。しかし、時間もお金も限られています。絞り込まなければならない時に考えることは…。
オススメするのは、やはり「心」と「体」の糧となるもの。
「心」は芸術などの情操教育です。音楽や美術。「音楽」は幼いうちから親しんでおくと、音を聴き分ける「耳」が育つので良いかと思います。習いやすいのは、こどもの音楽教室やピアノレッスンなどです。基本を学んでおけば、自分で考えられる年齢になってから自分の好きな楽器を始めることは比較的容易です。
小学校の放課後教室で「書道」「華道」「茶道」を開催してくれていました。これはやはり「字が綺麗になる」「お花の生け方を習う」「お茶をいただく時の作法を学ぶ」という表面的なことではなく、「心」に通じる鍛錬を得ることができます。機会があれば体験してみたいですね。
「体」に関して言えば、すなわち「健康」を求めるための時間です。これは、まずは、近所で習うことができる種目に関してトライしてみるのがよいでしょう。野球やソフトボール、サッカーなど地域のスポーツチームに所属するのも楽しそうです。
親と一緒にできるスポーツもいいかもしれません。体力向上に役立つだけでなく、親子のコミュニケーションにも一役買います。
幼児のうちに楽しんで、好きになったことを習い始めるのもよいでしょう。
スイミングスクールもよさそうです。負荷のかからない水中で全身の運動ができます。筋肉だけでなく、有酸素運動により心肺も鍛えられます。水圧により血流もよくなります。喘息やアトピー性皮膚炎のお子様にはほこりや汗といった負担がなく取り組みやすいようです。学校でプールの授業があるのは夏季だけです。水に慣れていなくてプールの授業が苦痛なお子さんもいます。それは仕方ありません。そんな中、一年を通してプールに入る機会がある子はスイスイ泳げるようになっています。クラスの中で差がつくのは、機会があるかないかの違いです。泳げるということは、究極、命を守る技能にもなります。
もちろん、スイミングスクールがない地域にお住まいの方もいらっしゃるでしょう。その場合は「水は危険」であることを重々認識して、親が子に泳ぎ方を教えてあげるとよいかもしれません。
習い事は何をしようか
放課後はどう過ごそうか
我が子の「心」と「体」のために…を念頭に置けば
その選択は、きっと正しいのです。
こども時間は、やりたいことがあり過ぎて。
学校で習うことを習っている場合じゃない。