いしいまゆみ

ライター、上絵付け講師・ペインター。「イチバン大切なのはこどもの健康を守ること」がモッ…

いしいまゆみ

ライター、上絵付け講師・ペインター。「イチバン大切なのはこどもの健康を守ること」がモットーの子育て本「母親偏差値(一)・(二)」を上梓。noteでは、主に「お金をかけずに立派に育てる方法」について発信します。趣味はバンド活動(鍵盤)、テニス、映画・舞台鑑賞、食べること。空が好き。

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子育てライター いしいまゆみ のご紹介

ライター ペインター 上絵付の講師 …などをしつつ、バンドやってキーボードを弾いて時々作詞作曲編曲してライブ出演もしていて、テニスが楽しくてプレイし観戦して、おいしいものを食べることが好きで、カラダを休めるために週に一度は温泉&サウナ。たまには映画や舞台鑑賞…など、多趣味に明け暮れる日々を送っています。 書くことの多くは、「子育て」について。 ムスコがふたりいて、育つ過程で得た膨大なお役立ち情報を共有したいと考えたからです。 新卒で勤めた情報出版社。退社した後もライターと

    • 新社会人の初日に退職…を、子育て中の保護者が考えます

      4月から新社会人に。 「社会人の初日」…未来がキラキラと輝くそんな一日だというのに 「新社会人が初日で退職」というニュースが。 子育て中の保護者の皆様からすると、「社会人」は遠い話、 「受験」や「偏差値」という言葉には敏感な反応を見せますが、「社会人」は完全に他人事です。 さて ここで 幼児や小学生の保護者さまも 中学生や高校生の保護者さまも すでに親元から離れ、よその土地で過ごす学生さんの保護者さまはもちろんのこと 「初日で退職」を考えてみます。 「初日」…は稀か

      • 「第一志望」は「どこ」ではなく「何に」が重要です

        新しい学校、新しいクラス …には慣れてきたでしょうか。 4月は、教室のどこかで、まだまだ落ち着きません。 2月3月に受験生だった生徒さんたちの中には やっぱり「第一志望」校がよかった、進路に納得していないなど、悶々としている人も多いと聞きます。 ・・・・・・・・・・ 就活を迎えた彼は、これまで「第一志望」の学校に合格した経験はありません。自分で「成功体験がない」と言い、自信を持つことがありませんでした。 けれども、進んだ学校では、多くの友人を得、学びを積み重ね、部活

        • 4月、教科書の入れ替えをします

          4月、新学期 3月までの教科書を片づけます。 さて、いったん時間のある時に。 教科書の前に座り、一冊ずつ手に取ります。 ぺらりぺらりめくっていくと…一年間に習ったあれやこれやが出てきます。 得意科目の教科書は、楽しく眺めていられます。 苦手科目の教科書は、わからないことも出てきます。 「あ、そうだったか」となればしめたもの。 全く理解できないことは要チェック。付箋をペタっと貼り付けて後からゆっくり確認できたらいいのですが。 そんな「わからないこと」も、少しだけ親が手伝っ

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        子育てライター いしいまゆみ のご紹介

          新学年のスタートを迎えて

          4月になりました。 この春、ご入学を迎えられる皆さまに、まずはお祝い申し上げます。 受験生から新入生へ。 第一志望の学校へ、もしくは第一志望ではなかった学校へ、そんな区分は受験生だった時の縛り。 入学式を迎えた今、新入生となった今、入学する学校は、長い人生の中で、自分自身の「母校」となる学校です。様々な出来事があり、新しいことを学び、まだ見ぬ大勢の友人に出会う場所です。 わくわく、夢と希望に満ち溢れているところです。 素晴らしい学校生活が始まりますように 入学式をお祝いしま

          新学年のスタートを迎えて

          テストの点数が0点の時に/とても低い時に

          0点を度々取るのび太。 答案用紙をママにみつからないように、こっそり隠します。 けれどもたいてい隠し切ることができずママにみつかります。 のび太のママは「のび太-っ!」と、とてもとても怒ります。 遊びに行ってはダメだとか、ご飯は抜きですっ…となったりします。 それが0点を取った罰なのです。 マンガの中の出来事は、クスっと笑えるようにできています。 しかし、それが我が子のこととなるとそうはいきません。 ・・・・・・・・・・ 取ってきた「0点」について怒ったところで何の解

          テストの点数が0点の時に/とても低い時に

          「塾に通う」を考える

          春の足音が聞こえてきました。 この時期、2月3月は「塾」の勧誘がピークになります。 受験生が受験を終え、「塾」も卒業するからです。 生徒のいなくなった「塾」は、次の生徒の獲得に乗り出します。 ただそれだけのことなのに。 「4月からでは遅い」との文言も飛び出します。 何が「遅い」のか…。何も「遅く」ないのですが、なんだか遅れを取った気持ちになってくる不思議。 「進級前から始めよう」と言われると、「そうしなければ」と考えてしまいます。 お子さんを、これから新しく塾に通わせよ

          「塾に通う」を考える

          100点を取ってきました!~その時に~

          「100点取ったよー!」と、 帰ってくるなり喜んで 報告してくる子。 親から 「うわー、すごいねー!」 と言われる子。 「え、小テストでしょ?」 「いつもの漢字テストでしょ?」 「100点の子、何人いるの?」 と言われる子。 どちらが嬉しいでしょう どちらが励みになるでしょう 小学生の問題なんて簡単に見えます。 だから「こんな問題できて当たり前」と思うのかもしれません。 けれども、簡単なのは、親が大人だからです。 大人が小学生の問題を見ているからです。 こどもたち

          100点を取ってきました!~その時に~

          高校入試~15歳を応援します~

          各地で高校受験が始まっています。 高校受験は、主に公立中学の3年生が対象です。 いくつかある一貫校を除けば、たいていの公立中学に高校は併設されていないので、学年ほぼ全員が受験します。 中学受験では、不合格でも、公立中学に進むことができます。 大学受験では、不合格なら浪人する方法もあります。 けれども、高校受験は、そのどちらの選択肢もなく、どうにかどこかに合格しなければなりません。 受験できる回数も限られていて、浪人回避で何校も何学部も受けることのできる大学受験と比べ、難

          高校入試~15歳を応援します~

          季節を感じる心を育みます~節分~

          四季のある日本には、その季節ごとの行事があります。各土地に言い伝えられてきた神の祀りごとから生じたもの、暮らす人々の健康と幸せを祈るもの、様々な願いを込めて、家族で過ごしてきました。 その時々の暑さや寒さ、見たもの聞いたもの、匂い、味わい、全てを感じ、出来事とともに経験として身に着け、重ねていきます。 せっかく日本に暮らしているので、その「心」を感じて育んでいけたなら、それは「勉強」するより大切な、その子の糧となっていくのです。 さて、2月3日は節分です。 拙著「母親偏

          季節を感じる心を育みます~節分~

          保護者が受験の日に受験生に持たせるもの~お役立ち3選~

          筆記用具・受験票・交通系ICカード・財布 お弁当・水筒 時に、上履きなどの指示も。 これら明らかに「持参するもの」以外に 何を持っていくのか。 それがアリかナシかで、結果にも左右するのでは?と思われるほどのオススメお役立ちグッズをご紹介します。 ①水筒の中身は… 冬は寒いから「温かいもの」を。…と考えがちです。 雪が降っていたらなおさらです。 けれども、受験会場はもちろん暖房が入っています。密集もしています。 コートは脱ぎ、上着も脱ぎ、シャツ一枚になってもちょうどいい

          保護者が受験の日に受験生に持たせるもの~お役立ち3選~

          中学受験~佳境に入りました~

          中学受験も本番です。 地域によっては終わった方もいるでしょう。 中学受験をするのは小学生。 小学生を受験させるには、親の惜しみない援助が必要です。 毎日、塾弁を作ったり、送り迎えをしたり。親は、高校受験・大学受験をさせるより大変です。 中には、すっかり自分の受験であるが如くのめり込んでいる保護者の方が多く見受けられます。中学受験は親の意思であることが多いのです。 …と言うと、必ず「こどもが受験したいと言った」と話される方がほとんどです。 しかし始まりは「中学受験」の情報

          中学受験~佳境に入りました~

          大学入学共通テストを解いてみます~全ての保護者の皆様へ~

          大学入試センター試験に代わって2021年度大学入学者選抜(2021年1月16日・17日実施)から導入された「大学入学共通テスト」。 2024年の「大学入学共通テスト」は49万人の受験者があったそうです。 大学受験生の保護者でもよくご存じでない方が多いかと思われます。 幼児や小中学生の親の皆さんにはますます全くわからない「共通テスト」。 どんなものなのかわかる方法があります、簡単です。 実際にやってみます。 新聞に問題も解答も掲載されています。 受験生の親限定ではなく、

          大学入学共通テストを解いてみます~全ての保護者の皆様へ~

          受験間近~受験生の親の役割・心得~

          今年も受験の季節がやって参りました。 「受験生の心得」 「先生の役割」 「学校や塾の役割」 …どれもこれもそれぞれ大切。 同様に「受験生の親の役割・心得」も重要です。 すべてが相まっての「合格」となるわけですから。 受験生本人は、もはや「間際まで」「ぎりぎりまで」がんばりたいと思うもの。 それはそれで重要です。直前まで諦めないでほしいです。 けれども。 親が「間際まで」「ぎりぎりまで」を前面に出しては、プレッシャーにしかなりません。 「最後までがんばって」 「も

          受験間近~受験生の親の役割・心得~

          受験シーズンが始まります~合格祈願 本人編/保護者編~

          受験シーズンが始まります。 いよいよ本番です。 受験にあたり、学問の神様に合格を祈念して参詣するという方も多いでしょう。 受験生本人は、 「志望校に合格できますように」とお願いします。 いろいろな学校を見て回り、説明会に出席し、 「行きたい!」という学校を決め、そこに入るために勉強し、準備してきました。 がんばってきたのだもの、是非合格してもらいたいものです。 一方、親は? 「我が子が志望校に合格しますように」ではなく 「実力が発揮できますように」と祈ります。 これま

          受験シーズンが始まります~合格祈願 本人編/保護者編~

          成人の日に ~子育て考~

          新成人の皆様に、お祝い申し上げます。 そして お子さまが成人になられたおとうさま・おかあさまにお祝い申し上げます。お孫さんが成人になられた祖父母の皆様にお祝い申し上げます。 新成人の育つ過程に携わっていらした方々全てに お祝い申し上げます。 2022年4月より成年年齢が18歳に変わりました。 2024年の18歳の新成人は106万人とのこと。 また一方で、各自治体の多くで、成人の日に「二十歳の集い」が開催されます。20歳で改めてのお祝いとなります。 お祝いの会で、傍若無

          成人の日に ~子育て考~