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#子どもに教えられたこと
かけがえのない「今」を積み重ねて
産まれたての小さな命と向き合っていると、不意に「星の王子さま」の言葉を思い出した。
(だいすきな本です。わたしにとって大切な。)
きみのバラが、きみにとってかけがえのないものになったのは、きみがバラのために費やした時間のためなんだ。人間は、このたいせつなことを忘れているんだよ。尽くしたものに対しては、いつまでも責任があるんだ。守らなきゃいけなんだよ。
サン=テグジュペリ著「星の王子さま」より
純度100%で生きたい
子どもとともに過ごす時間が好きだ。
小学校教員だったわたしは、子どもと関わるときが一番、自分らしくいられているという感覚を味わえていた。
もちろん楽しいことばかりではなく、悩むことも多かったが、それでも、振り返ってみると、すべての時間がかけがえのない時間だったと思える。
子どもは真っ直ぐにぶつかってくる。
直接、言葉で表せる子もいるし、行動で表す子もいる。どちらも苦手で、影に隠れがちな子もい
心は何によってつくられるのだろう
食べたもので身体がつくられるのであれば、心は何でつくられるのだろう。
自分が目にするもの、聴くもの、触れるもの、そのすべてが心を養うものだとしたら、自分は何を受け取ろうとするだろう。
そして、子どもには何を体験させてあげたいだろう。
この前、養老孟司さんの動画を見ていてはっとする言葉に出会った。
「子育てでiPadなどのデジタルツールをあたえるのは有りか?」という質問に対して、
「そういう