他者に興味が向かない人は仕事選びがハードモード説
楽しく働く方法だとか、好きなことを仕事にするとか、そういった真正面から働くことをポジティブに捉える何かを見かけることはよくある。オンラインサロンとか。性格の良さそうなメディアとか。
だがわたしは働くことを手放しでポジティブには捉えられないので、ネガティブなところから働くことについて静かに考えたい。
最近思うのは、ベースに「人が好き」がある人はスタートの段階ですでに働くことをポジティブに受け取りやすいのではないか、ということ。一人で完結する仕事なんてものはなくて、基本的には仕事には人が絡む。仕事の悩み=人間関係と言われるように、良い面だけでなく悪い面でも仕事における「他者」はだいぶメインになってくる。
誰に喜んでもらうか。誰と一緒にやるか。人が好きな人はきっと考えやすいことだろう。
経営者みたいなポジションだと逆に人を気にしないというか、時にはサイコパスみたいに考えないと事業が潰れるということもあるだろうけども、
労働者のような立場だと、人が好きなことがかなりのアドバンテージになるように思う。楽しさの芽が業務の至る所に散りばめられている感じ。
じゃあ人にあまり興味を持てない人はどうか。人以外の部分で楽しさややりがいを感じる必要があるとしたら、楽しさの芽が散りばめられてる率は少し下がるように思う。
例えば保育士さん。人と協力するのが好きで、チームで動くことが好きで、子供が大好きな人。楽しそうに働くイメージがわきやすい。
一方で、子どもの発達に興味があるものの個人としての子供にはそこまで興味のない人。日々の保育士業務は、上の人に比べたら楽しみにくいんじゃないだろうか。子どもの発達を見たいなら研究者になった方がいいんじゃないか。みたいな。
人というより、個別の人への興味が薄い場合の話をしているのかもしれない、わたしは。個別の人への興味が薄い場合は、上流の仕事を目指したり、研究者のような頭のよさげな仕事をしたり、対物で何かをきわめる職人になったり、なんというか「敷居の高い仕事」の方が楽しめるように思う。ただ敷居が高いから、若いうちは辿り着きにくそうだ。新入社員として正規ルートで入れてもらえなさそうなものたち。
人間以外の物を相手にするような仕事
数字を扱う仕事
自分を表現する仕事
集合体としての人間を研究する仕事
人への興味が薄い人の仕事イメージはこんな感じだろうか。
人がモチベーションになる人は「ありがとう」という言葉や他者からの感謝が大きなやりがいになりそうだと考えられるけど実際どうだろう。
逆に「ありがとう」という言葉や他者からの感謝が別にモチベーションにならない人は、モチベーションを「過程の作業そのものの楽しさ」や「成果に対する自己満足」から見出すことになるんだろう。うーん、人に左右されないという意味では、こちらの方が病まずに生きられるのかもしれない。
働く上では個人としての人に興味があった方がお得だと思ってたけど、人に左右されるという面を考えると、どっちもどっちだな。
他者の影響を受けやすいと、日常の業務の中に小さな楽しみがたくさん散りばめられている反面、人から受けるストレスも多そうだ。
個人への興味が薄いと、敷居の低い仕事では楽しみを見つけにくいけど、反面、人から受けるストレスはスルーできそうな感じ。
どっちもどっちだから、自分の性質を活用しながら生きるしかない。だいたいここにたどり着くわたし。今日も頭の中を整理できました。
毎日note4日目。
これを読んでくれたあなたは、何がモチベーションになりやすいですか?
人との関わりはどれくらいモチベーションに繋がりますか?もともと人が好きですか?
それとも、自己満足や過程の満足感の方が感じやすいタイプですか?
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