【料理マンガには「料理人の狂気」が必要である!】単身突撃し、敵をぶちのめせ!すべては中華料理の極意を会得するために!|「突撃ラーメン」(2)
ラーメン!
ラーメン!
突撃ラーメン!
前回に引き続き、日本初の料理マンガ「突撃ラーメン」を考察しよう!
望月三起也「突撃ラーメン」
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三葉「前回、『突撃ラーメン』のあらすじや、物語の背後にある構造(『庶民』v.s『一流』)をご説明しました」
清水「はい」
三葉「で、今回は……『ここに注目!』のコーナー!」
清水「ほぉ」
三葉「私が『うおっ!』と思わず声をあげたポイントを2つご紹介しましょう」
【ここに注目①】料理の世界の「狂気」!
三葉「まずはこちら!」
清水「なるほど。『料理人の狂気』を描くことで『マンガ的な派手さ』を生み出し、さらに読者に『料理のおいしさ』を伝えるわけですね」
三葉「まさに!そして本作も例外ではなく、やはりいくつかの『狂気』が描かれています」
清水「ほぉ」
三葉「本記事で取り上げるのは、その中でも最もアレな……このシーン!」
三葉「どうですか!」
清水「ふーむ!」
三葉「前述の通り、料理マンガには『料理人の狂気』がつきものですが……果てさて、料理を教わるために単身突撃し、ロシア軍の兵士をぶちのめす料理人……これほどの『狂気』を描いた作品がどれだけあるでしょう!」
清水「うーむ」
三葉「すごいインパクトですよ!」
清水「なるほど」
三葉「前回申し上げた通り、本作は日本初の料理マンガです。じつに偉大な始祖だと思いませんか?」
清水「確かに……本作が誕生して半世紀。いまだ色あせぬ迫力ですね」
【ここに注目②】友情・努力・勝利!
三葉「続いてこちら!」
清水「ふむ」
三葉「前回申し上げた通り、本作は『週刊少年ジャンプ』に連載されていました。そして『ジャンプ』といえば……」
清水「なるほどねぇ」
三葉「『ジャンプ』の創刊は1968年。本作が掲載されたのはそれから2年後のことです」
清水「ほぉ」
三葉「すなわち……我が国の料理マンガの歴史は、初期『ジャンプ』の強い影響下で始まったということになります」
※『突撃ラーメン』をご紹介・考察した記事は以上です。
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(分析:清水、三葉 / 文、イラスト:三葉)
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