見出し画像

育て直し 1987年 4月29日(水)1歳6ヶ月 子どものリクエストと、違う絵を書いたいるすることも大事!

【日記】
 お風呂で頭からお湯をかけて頭を洗っても、一泣きしただけで収まるようになった。👍 ようやく、頭洗いに慣れたようだ。赤ちゃんのときからだから、長い戦いだった。

ようやく、ここまできた

 急に思い立ったように、最近よく自分で絵を書くようになった。嬉しい。今まで、私がお話しながらいろいろ書いてあげたように、梓もロで色々お話しながら書いている。① 中々興味深い絵を描く。絵の才能のがあるかも(親ばかだね)。

何枚も、何枚も描く

 でも、まだ、親に「書いて欲しい」とリクエストして来ることも多い。書く場所も指定して来て「ここに〇〇書け」と指差すこともある。② 
 ブーブー(車)、ワンワン(犬)、ニヤー(ネコ)、ゴオー(パワーショベルのこと)。いろいろ書かされている。
 下手な犬を書いたりすると、指さして「ニャー」と言われたりする。犬と猫とはかなりうまく描けていると思うのだが、前もって、練習しておく必要があるのかも。

犬です!!

   👍 【解説】【セリフ】なし  「共感」で褒めてください    
   👨‍🎓 【解説】【セリフ】あり

    🏃‍♂️🏃‍♂️🏃‍♂️🏃‍♂️🏃‍♂️🏃‍♂️🏃‍♂️🏃‍♂️🏃‍♂️🏃‍♂️🏃‍♂️🏃‍♂️🏃‍♂️🏃‍♂️🏃‍♂️🏃‍♂️🏃‍♂️🏃‍♂️🏃‍♂️🏃‍♂️

【解説】① 
 まだ、言葉で自分の行動をコントロールする時期です。これからやろうと思っていることを、言葉で言ういいながら(外言語化)がんばっている姿です。
 「黙って描きなさい」と「いろいろ話す」のを止めてはいけません。止めると、お絵書きも止まってしまいます。逆に、子どもが話しているお話に「共感」した方がいいでしょう。すると、より豊かな絵になってきます。

お絵かきは楽しい

    🏃‍♂️🏃‍♂️🏃‍♂️🏃‍♂️🏃‍♂️🏃‍♂️🏃‍♂️🏃‍♂️🏃‍♂️🏃‍♂️🏃‍♂️🏃‍♂️🏃‍♂️🏃‍♂️🏃‍♂️🏃‍♂️🏃‍♂️🏃‍♂️🏃‍♂️

【解説】②
 絵のリクエストがあったとき「私に、絵を描いて欲しがっている」と喜んですぐ応じていてはだめです。リクエストに答えて絵を書いてあげるのは大いに結構ですが、子どもの命令に従っていることにならないように、「想像」「共感」「覚えて」で、お願いさせる形にするのを忘れないようにしないといけません。「頼まれてない限り、親切にしない」です。

 それから、子どもがお絵かきリクエストに十分満足していると判断したら、たまにリクエストと違う絵を書いたり、リクエストと違う場所に書いたりすることも始めるようにしましょう。

お絵かきは、まだまだ親子でしましょう

 その後の怒るなどの子ども反応を見て「お父さんは、これを書きたかったんだよ」と話し合いをしましょう。すると、それは「やりとり」になっていきます。それは、凸凹タイプの思いの強さの軽減(抑制)へとつながっていき、将来の社会適応の芽になります。
 その例を書きます。

【セリフ】
父「犬の絵をココ描いて欲しいんだね。」
子「だだすす(犬が好き)。」
父「そうだね。犬の絵が大好きだもんね(「共感」)。でもね、犬はさっき
 も描いたから、今度はライオンさんを描いてあげるね(「覚えて」)。」子「ぎゃや(えええ!!)。」
父「それでもいい?だめ?ライオンもいいよ。見ててね。」
子「・・・(犬がいいけど、しかたないな)。」
父「ライオンさんは大きくなるから、こっちに描くね。」
子「・・・(場所も、変えるの?)」
父「ほら、どうですかライオンさん。好き?どうなの?」
子「ぶぶび(ううーん)。」
父「ええ?だめ?(「やりとり」)ライオンさん、ガオーだよ。」
子「みみご(僕の知っているライオンと違う)。」

間違いなく、ライオンです!


本好きです。本を買います。余暇のための本ではなく、勉強のための本を買います。よろしくお願いします。