発達相談員の《0歳からの育て直し日記》
太極拳の記事が、難航しています。その記事を書いている間に、凸凹がある赤ちゃんを育てる記事を「再掲」します。是非読んで欲しい記事なんですが、私が初期に書いた記事なので、あまり読んでもらえてなかったんです。
それと「本になる」という可能性があったので、わざと放っていたのですが、本になることが中止になったようなので「再掲」することにしました。
ぜひ読んで、世の中の赤ちゃんの子育てに困っているお父さんやお母さんの役に立てばいいなと考えています。
何を書こうとしているのか?
この《0歳からの育て直し日記》を書こうと思った理由が、2つあります。
私は、発達相談員を努めました。そのため、発達の知識と子どもに関わっていくスキルをたくさん持っています。その私が、0歳の赤ちゃんを育てるとしたらどのように育てていくか?特に、育てにくいと言われている発達に凸凹のある(発達に弱さと強さが混在している)赤ちゃんをどう育てていくか? そいうことを、夢想してみたかったのが理由の一つ。
も一つは、小学校段階で学校不適応を起こす子どもをたくさん見てきたのですが、その時強く思ったことがあります。「もう少し、早くこの子達に出会えていれば、もっと有効な【育て方】のアドバイスできたのに」ということです。これを突き詰めていけば、「0歳の生まれた瞬間からのアドバイスが、1番いいアドバイスになる」ということです。
どの様に育て直し日記を書いていくのか?
私は、初めての子どもが生まれたときに、子育て日記を0歳から3歳までつけていました。そこでそれを利用して、今、育てるならどの様に育てるのか、どんな関わりをして、どんな声かけをするのかを書いてみることにしました。それがこの《0歳からの育て直しの日記》というわけです。
初回は、私が推奨する《育て方の4つの原理》について書きます。その後、育て直しの【日記】を掲載していきます。書く順番は、次の通りです。
1️⃣ 当時の日記の再録します。全部再録すると大部になるので、重要な日
を選択してダイジェストしています。そのため、前後、登場人物や話
が繋がらない部分が出てくるかもしれません(初回掲載時は全部載せ
たのですが、同じ解説をしていることが多くあったのでダイジェスト
にしました)。
2️⃣ その日記に対する育て方などの【解説】を書きます。2個以上あると
きは、日記部分に数字を入れてそれぞれ【解説】していきます。
3️⃣ 具体的な育て直しの記事をその後に書きます。できるだけ具体的な関
わりを書きます。赤ちゃんの関わりの中心は、声かけになります。だ
から、育て直しの記事は【セリフ】が中心になります。【セリフ】
は、同じようなことが繰り返し書かれています。その同じように見え
る【セリフ】こそが大事なのです。【セリフ】は私が推奨する《育て
方の4つの原理》を基づいてに書いてあります。
大事なのは、その原理ではありません。原理はそのまま使えません
が、【セリフ】はすぐ使えるからです。【セリフ】の細部に「凸凹タ
イプの0歳児から3歳時の育て方の真実」が宿っています。