育て直し 1987年 2月13日(金)1歳4ヶ月 「皿洗いがしたい」のは、お手伝いがしたいのではなく「水遊びがしたい」だけ!
【日記】
今日は、私が風邪をひいて寝込んでいた。仕事も休んだ。職業人として、恥ずかしい。健康r管理も、仕事の内と言われた。職場では、困っているだろう。
しいどくて、梓の遊び相手ができなかった。梓は、それならとばかりに、お母さんの方ばかりに寄っていく。👍 日頃楽しく遊んであげたお父さんのことなど、全く覚えてないかのような行動だ。やはり、子どもの記憶力は案外短いのかもしれない。
今日は、母の横で水遊びしながらも、洗い物のお手伝いをしていた。というより、水遊びしたいからお手伝いしている感じ。👨🎓 梓が、調子の乗って皿をシンクタンクに放り投げたので、結婚時に買ったノリタケの高い5枚で一揃いのお皿が一枚割れてしまった。
この調子でこのお手伝いを続けさせると、皿を何枚も割りそうだ。それは子育てのためにはしかたないけど、お願いだからノリタケの高い皿だけは割らないで欲しい。5人用セットが崩れていくから。「子どもの皿洗い用の安い皿を買おうか」と久美子と相談した。
👍 【解説】【セリフ】なし 「共感」で褒めてください
👨🎓 【解説】【セリフ】あり
🏃♂️🏃♂️🏃♂️🏃♂️🏃♂️🏃♂️🏃♂️🏃♂️🏃♂️🏃♂️🏃♂️🏃♂️🏃♂️🏃♂️🏃♂️🏃♂️🏃♂️🏃♂️🏃♂️🏃♂️
【解説】
皿洗いをしてくれている状態を見て「洗い物を手伝ってくれている、いい子どもだ」と思ってはいけません。【日記】にも書いてある「想像」が正しく「だだ、水遊びしたいだけの子どもだ」と判断した方がいいでしょう。
つまり、子どもが「好きなことをしているだけ」なので褒めてはいけません。親のことを助けてあげようなどとは、少しも思ってはいないからです。だから「お願いさせてからしか、皿洗いをさせてはいけない」とうことです。そうです。『頼まれない限り、親切にしない』原則が、ここでも働きます。
お願いさせてから皿洗いをさせていると、だんだん皿洗いが「水遊び」から「お手伝い」に変わっていきます。
【セリフ】
母「皿洗いしたいんだね?皿洗いは、楽しいものね(「共感」)。」
子「あららぶ(そうだよ。お皿洗がしたい(。」
母「これは、本当はお母さんのお仕事だからね(「覚えて」)。取らないで
よ。」
子「・・・(そうなんだ)。」
母「でも、どうしてもしたいなら『皿洗いさせてください』と言わないと
ね。」
子「・・・(お願いしたら、させてくれるんだ)。」
母「お母さんが言うから、頭下げてね。いくよ。『皿洗いさせてくださ
い。』(「すみません」)」
子「・・・(これでいいかな)。」
母「ハイ、よくできました。上手に頭下げたね。では、皿洗いどうぞ。今日
だけ、特別だよ。」
子「あぐあが(ママ、ありがとう)。」
本好きです。本を買います。余暇のための本ではなく、勉強のための本を買います。よろしくお願いします。