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育て直し 1986年 10月31日(金)『はじめてのおつかい』の絵本を見るたびに、指さして「フェフォ(ネコ)」と言う

【日記】
 最近、以前にも増して指差しをする。👍 その時「それは、『パンツ』だよ」とか「それは『かえる』だね」とか指差した物の名前を教えてあげる。すると、それらしく口まねして言ってみせてくれる。なるほど、指差ししたときに大人が側にいて、すかさず言葉を言うので言葉を覚えるんだなと思った。

 一度教えた言葉は、よく覚えている。『はじめてのおつかい』の絵本を読んでいる時に、各ページに小さい猫がいるのを教えてみた。すると、読みきかせするたびに、あっちこっちに出てくる小さい猫を必ず指差して「フェフォ(ネコ?)」など発声している。👨‍🎓

黒猫が見える

 その他、最近できるようになってすごいと思ったこと。
  ・かなりきつい坂道でも、しっかりと歩ける。👍
  ・散歩に行って、一人で遊せておいても不安がない。安心して任せてお
   ける👍
  ・重い大型積木(養護学級用)を、かなり高く積むことができる。
👍

ちょっと大きい積木

    👍 【解説】【セリフ】なし  「共感」で褒めてください
    👨‍🎓 【解説】【セリフ】あり

    💦 💦 💦 💦 💦 💦 💦 💦 💦 💦 💦 💦 💦 💦 💦 💦

【解説】
 この日は、本当に褒めることばかりです。この頃は成長ざかりで、きることが毎日増えていきます。関わっていて、1番楽しい時期です。👍のところは、「共感」で(言葉で)しっかり褒めましょう。

 言葉は基本的には言い直しをさせない方がいいのですが「フェフォ(ネコ?)」の場合は「覚えて」を使って、正しい発音を教えてあげる方がいいでしょう。いい直しと言うより「もう一度、正確に説明するのだ」と考えましょう。

 「フェフォ(ネコ?)」の例で書きます。

【セリフ】
父「ネコのこと、よく覚えているね。小さい絵なのによく見つけるね。」
子「フェフォ(がいる)。」
父「そうだね。フェフォがいるね(「共感」)。梓は教えた言葉は、全部覚
 えているみたいだね((「想像」))。」
こ「・・・(そうだよ。いろいろ教えて)。」
父「これは、正確には『ネコ』というんだよ(「覚えて」)。『ネ・コ』だ
 よ。1回言ってみてごらん。」
子「ふぇ、こ(ねこ)。」
父「そう、そう、『ネコ』だね。それでいいよ。」


本好きです。本を買います。余暇のための本ではなく、勉強のための本を買います。よろしくお願いします。