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育て直し 1987年 1歳5ヶ月 3月30日(月) 優しいアドバイスをしているか、厳しい指摘をしているか?見分けないといけない!

【日記】
 梓は、がんばっていた。朝起きて見ていたら、ズボンを立ったまま、自分で履こうとしていた。ケンケンで移動しながら、履いていた(移動距離も結構あったのは、笑えた)。かなりいい所まで履けていた。👍

この状態で、前に進んでいく

 梓は、観察眼がいいのか、細かいことによく気がつく。例えば、私が間違って久美子の箸を使ったりすると、梓はすぐに気がつく。「違う、こっちを使え」と言わんばかりにお父さんの箸を指差しする。かなりよく見ていて、指摘がかなり厳しい。👨‍🎓 これは、優しいアドバイスなのか?厳し命令なのか?後者の気がする。

我が家は、誰のお箸か決まっている

   👍 【解説】【セリフ】なし  「共感」で褒めてください    
   👨‍🎓 【解説】【セリフ】あり

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【解説】
 この日記の様子は、ルールなどをきちんと守ろうとし、周りにも守るようにアドバイスしている「よい子どもだ」という取り方もあります。しかし「お前は、間違っているぞ。この箸を使え。バカもの」と怒って命令にしている「傲慢な子ども」と言っている可能性もあるのです。

こんな子にならないように

 こんな場合は、「想像」「共感」「覚えて」で明確に前者の方向で発達していくように示唆しておくことが大切です。凸凹タイプは、今はそのどちらでもないのです。全く考えていません。しかし、放っておくと、子どもがどちらの方に傾くかは運任せになります。というより、気持ちがいいので「命令タイプ」になる可能性のほうが高いです。

 命令する傲慢な子どもになって、そのまま小学校に上がるとクラスメイトのルール違反を指摘ばかりする嫌な子になります。そして、トラブルに発展していきます。友だちもできません。

【セリフ】
父「お父さんの箸が間違っていることに気がついて、教えてくれてありがと
 う。よく気がついたね(「共感」)。」
子「ぶままあ(そうだよ。間違っているよ)。」
父「指差して、『間違っているよ。自分の箸使いなさい。』とアドバイスく
 れたんだね(「想像」)。」
子「・・・(そう、その通り)。」
父「本当に、ありがとう。」
子「・・・(ええ?そうなの。それほどでも)。」
父「そしてね。そういうときは、『お父さん、違うよ。』と優しく言うんだ
 よ(「覚えて」)。優しく、小さな声だよ。アドバイスなんだからね。」
子「・・・(そうなだ。優しく、小さな声で言うんだ)。」

放っておくと、こうなる可能性もあります



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