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トラブルと戦争の《沖縄旅行日記》その19

12月30日(土)沖縄4日目 今日は、沖縄北部でトレッキング 4
    ローズガーデンで夕食。でも、職業病が出た!!

 お酒を飲みたいので、今夜のローズガーデンには歩いていくつもりです。車で行くのと違って、近道はないかとパソコンのグーグル地図で調べてみると、思った通り家の間を抜けていく小道があるようです。印刷機がないので、目でしっかり覚えて出発することにしました。

 車だとナビがあり安心ですが、今夜は歩きを選んだため、記憶だけで歩くので少し不安です。途中までは、何度もローズガーデンを訪れた車と同じコースなので、迷いなく進めます。夕方は街灯が少なくて暗く、少し寒くなったような感じがします。寒いと怖いが、少し混じってくる感じです。
 大きく左にカーブするところで、徒歩だとここで右に曲がります。そしてしばらくそのまま進んで、家に間を左折してやや登るとそこがローズガーデンです。しかし、いざ左折しようとして家の間を探しましたが、家の間に道はありません。道はあるのですが、どれも家の玄関へと続いているのです。

あれ??

 ちょうどそこへ、おじさんが一人、ガレージへ出てきて車に乗ろうとしたので、ローズガーデンへの道を聞いてみました。おじさんは、親切で丁寧に教えてくれましたが、それは車で行く道と同じでした。つまり、引き返していつもの車の道を行きなさいということです。やれやれ、近道しようとして、2キロ程余計に歩くことになりました。

こんなのを食べました

 ローズガーデンは、朝だけでなく夜も流行っていました。私が席に案内されると、あとひとテーブルしか空いていない状態でした。注文は、よく分からないので「赤味の肉をたくさん食べたいです。それと、ワインを下さい」とかってな注文の仕方をしたのに、快く「分かりました」と答えていだき、肉の塊を2つとワインのデカンターを持ってきてくださいました。(ワインは、グラスで良かったのですが…。結局、全部飲みましたけど。何や、飲むんかい)赤身の肉は、アメリカ風で美味しく、ニューヨークに行ったときも思いましが、やはり、肉食文化はアメリカの方が進んでいるようです。

結構、飲みました

 肉をワインで流し込んでいると、私のテーブルの後ろの席に、つまり、最後のテーブルに4人家族が座りました。こんな高級店(そうでもないのかな?とりあえず、値段は外食系レストランより高い)に贅沢です。大人一人5000円、子ども一人3000円で食べて、16000円はかかります。

弟の注文

 何故か、この家族のあり様が気になってしまいました(多分、私の発達相談係という職業病です)。店の人を呼んで、お父さんが注文をしたあと、お姉ちゃんがグズグズという感じで独り言をいうだけで、それ以外誰もないも話をしないのです。その家族の様子にちょっと違和感があって、気になってしまったようです。
 弟は、1番に運ばれてきたスパゲッティを、手で持って口を天井向けて食べています。それを見ても、お父さんもお母さんも何も言いません。というより、お母さんはスマフォばかり見ていて、子ども方は全然見ていません(わざと、見ないようにしている感じもあります。いつものことで、呆れているのでしょうか?)。

お父さんは、何をてべていたのか?

 お姉ちゃんは来店し時から、すでに機嫌が崩れていて「こんなとこ、来たくなかった」と騒いでいます。家を出るときに、もう揉めていたようです。「~が食べたいのに」と内容が聞こえにくいですが、ここローズガーデンにないものが食べたいようです(マクドと聞こえたような気がする)。
 だんだん興奮してきて、すごい怒りようです。お父さんは、その対応に四苦八苦です。そのくせ、お父さんの食事(お父さんの頼んだものは、盗み見できなかった)が来たら、それをつまみ食いし始めて、急に上機嫌です。お父さんの飲みものも、勝手に飲んでいるようです(アルコールでないことを祈ります)。
 お母さんは、自分の食べ物が来るとスマフォを置いて食べ始めました。ここまで色々書いていますが、家族の会話としては、やはり「ゼロ」です。親同士も、一言もこの時点まで何も喋っていません。この家族大丈夫なんでしょうか(それとも、今どきこれが普通なんでしょうか?大きなお世話ですが…。ああ、気になる。やはり、教育相談ばかりしている職業病だ)?

こんな家族は、もうないのかな?

 家族がさっさっと帰えるのを見届けたあと、私もデカンターのワインを飲み干して、ほろ酔い気分でホテルに帰りました。1月の沖縄は夜でも15度位で、それに酔っているのでい来るときと違ってあまり寒くありません。ホテルで大浴場に行って、明日は辺野古の基地建設がどうなっているか見に行こうと決心しました。
 でも、辺野古のどこに行ったらいい分からないので、グーグルの地図を見て考え込んだ末、辺野古漁港と書いてあるところに行ってみることにしました。実は、この選択が大正解で、良い出会いに恵まれたのでした。

続く


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