【雑感】職場は1年でおおよそ分かる❓
<おじさんDX Vol 657>
関わる狭い範囲の話ですが、職場というのは1年ほどでおおよその流れがわかります。その流れというのは将来を考え「この先も在籍するのかどうか」ですが、転職を考える指標にもなってくるのです。
4月に入社した新人さんが、8月で4か月目を迎えようとしています。
人手不足の企業というのは、時間単位で退職していく社員が発生している傾向が話題になります。
若手との雑談会や中途採用者の悩みを聞いている内に思うところが出てきました。
✅わずか一か月目
入社したてで右も左もわからないのに、すでに一か月の短期間で退職するケースがあります。人選を重ねた結果だったのに、残念に思う担当者は多いのではないでしょうか。
これは人事にかかわるヒトにも重要ですが、その前にどうして短期間で退職者が発生したのか考慮する必要があります。
現代では、時間は有限であるという事がより意識されています。
長期的視野で「無駄」と判断されるどころか明るい近未来も想像出来ない職場ともなると、より退職者は増えるでしょう。
また、企業側でなくとも入社してきた人の考えにも左右されます。
とりあえず的に就職したなんてケースもありますからね😅
✅わずか三か月目
試用期間などを経て晴れて正社員となった瞬間に退職….。
✅昔から三か月持てば、半年持つ
✅半年持てば、一年は持つ
✅一年持てば、三年持つ
まことしやかに私の周囲では語られていましたが、この「持つ」という表現は、言い得て妙なのです。
持てばよいのでしょうか?
三か月目ともなると職場にも慣れ、職場の人間関係等もある程度知ることになります。ポジティブな印象を持っている場合とそうでない場合。
特にネガティブな違和感が大きくなっている可能性も否定出来ません。
✅六か月目(半年目)
個人的には、半年目というのが第一の節目と思っています。
半年持てば安心というより、違和感を感じながら「まだ早い」と時間が経過したのが半年というケースもあります。
違和感の内容がある程度腹落ちしているならまだしも、どんどん大きくなっていくと一年の在籍は難しいでしょう。次のステージが見えているなら別ですが、それまでのような成長感が感じられなくなるケースもあるのです。
「環境に頼らず自分で見つけましょう!」という意見もあると思いますが、自分で見つけられるヒト程、ステージを変えようとします。ですが、すべてがそういう人ではありません。
もっともらしいコトを言っても、定着せずに困るのは企業です。
✅一年目こそ要注意
企業側は、投資した時間や費用を回収しようとします。これは正しい方向性ですが、一年程度で退職されれば実質赤字です。
最近私の周囲では、一年は辛抱するという若手が多いのです。それは将来への見通しが何となく暗いという事から、転職を本気で考えるという事です。
では何故一年なのか?
経歴からして一年というのは、妥協点であるからです。
若手と話しをすると、キャリア育成はその会社に留まるコトではありません。
✅仕事は人生を豊かにする手段の一つでしかない
古い価値観では、未だに退職へネガティブな印象が強く残っている状況です。どのような理由があっても有利不利の話をすると不利になりやすいのです。
実際こうした古い価値観を持っている層が、人事権を持っているのがそもそもの悪循環だったりします。これだけ短期離職や転職が話題になっても、長く働くことが美徳と思っている層は多いのではないでしょうか。
あくまでも印象の問題なのですが、
実に乱暴な判断かも知れません。
人手不足の会社ほど根拠のないコトを考えがちのようですから、人手不足に陥るのです。
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