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【❗️本簡単要約❗️】死ぬまで若いは武器になる。不老長寿メソッド 著 鈴木祐 『ホルミシスの存在に気づけ』

今回の本はこんな以下の人におすすめです。

・長生きしたい。
・若々しい状態を維持したい。
・日々受けている「痛み」や「ストレス」から不快を感じるのではなく、
気持ちよさを感じたい。
・美肌を保ちたい、または作りたい
・自分でメンタルケアできるようになりたい
・「辛い状態に追い込まれている今の状況」を乗り越えて、強くなりたい

本書に書かれている内容は、
運動、食事、睡眠、美肌、メンタルなどを改善し、
若返りを促進するための具体的なメソッドです。

そして、今回は、
この本の軸といってもいい本当に重要な内容を紹介します。


本書の軸、そしてこれだけでも知っておくべきということが、

『ホルミシス』という言葉です。

ホルミシスとは、人間の成長に関して、とても重要な考え方で
一言でいうと、「多すぎれば有害だが、少なければ有益に働く作用」です。

このホルミシスは、人の一つの機能と捉えても大丈夫です。

例えば、毒をこの作用に当てはめると、
お酒のアルコールは、人にとっては軽い毒素のようなものです。

これが大量に摂取すると、体に害を与えますが、
少量の摂取だと健康にいいとされています。

他には、ワクチン摂取もこの例に当てはまります。
少量の菌をわざと、体内に打ち込んで、
その菌に対しての抗体を人につけさせます。

これが少量ではなく、大量になると
その菌によって病気を引き起こしますよね。

このように人間はある毒(痛み)によって、自らに耐性をつける(成長する)生き物なんです。

この痛みと成長の関係にはいろんなものが当てはまります。
ストレス(痛み)とストレス耐性やメンタルの向上(成長)であったり、
筋肉への負荷(痛み)と筋肉増加(成長)などがその例です。

痛みを体に与えることによって、その痛みに対して、
体が反応して、成長をするようにできています。

これは普段の生活でも、心当たりがあるのではないでしょうか。

例えば、人との会話、目上の人との会話、グループでの会話と
緊張をする場面を何回も繰り返して経験することによって、
大勢の前でスピーチができるようになった。

学生時代にはじめグラウンド3周を6分でしか走れなかったのに、
毎回の授業を繰り返して、少しずつタイムが伸びていき、
最終的に5分を切ることができた。

これらは、体に痛み(負荷)をかけて、
成長するというのを繰り返している具体例です。

このように、実は人の成長には、「痛み」が必要不可欠になります。

このことを、英国の詩人である
ロバート・ヘリックは次のように言い残しています。

「痛みなくして得るものはない。働かねば利益はほぼ出ない。人の運命は、痛みによって決まるのだ。」

これらのことからこの痛みとホルミシスの関係が人間の成長に対して、
核心とも言える重要事項ということが分かりますね。


自分を成長させたい時、常にこの関係を頭に入れておけば、
効率よく、そして間違いを犯すことなく取り組むことができます。

もし、何かに挑戦して、挫折をしたときには、
単に今の自分の実力に対して、与える痛み(負荷)が
大きすぎただけにすぎないことが分かります。

筋トレでいうと、自分の筋力は、50キロのものを上げる力しかないのに、
60キロや70キロをあげようとしてしまっただけです。

100人が集まっている人の前で、スピーチするのに緊張しすぎてうまく話せなかったと思うなら、それは、まだ自分の人前で話すという力がその規模には到達していなかったというだけの話。

少しレベルを落として、
今の自分の実力にちょうどいい練習をして、
鍛え直せばいいのです。

これが、「程よい痛み」を感じることに設定してあげることで、挫折ではなく、
「あともう一息だった」、もしくは、「達成できた」という結果になり、
取り組んだことに対する自分の能力は、成長します。

これをわかっていると、チャレンジした時に失敗しても、チャレンジしたことが
自分にとって難易度が高かっただけと割り切れることができて、レベルがあっていなかっただけなのに、自分はダメだ才能がないと勘違いをすることもなくなります。

逆に簡単なことばかりをやって痛みをかけれず
成長できないまま無駄に時間が過ぎ去っていくことも防げるようになります。

今日からは、挑戦することに対して、

・自分の今の力がどれくらいなのか
・挑戦することは、今の自分の力に対して「ちょっと難しい」くらいのレベルに設定できているか


この2点を考えて行ってみてください。

そして、痛みを成長の証と捉えるようにしてください。

そうすることで、精神や肉体に痛みや負担を感じたときに
気分を落とすのではなく、「成長している」と
ポジティブな感情になることができます。

これを極め過ぎると、ピカピカドM野郎の完成なので
極めようと思っている方は、自己責任でお願いします笑

実際に、アスリートの人たちはこの仕組みを知っていて
痛み→回復→成長を何度も何度も繰り返しています。

なので、アスリートの人はドMが多いという噂は
そういうことなんですね笑






成長マインドセットを持って、
今回紹介した「ホルミシス」と痛みの関係を活用して
理想の自分を作っていきましょう(^^)

以上です!


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どんなことでも喜んでコメント返しいたします(^^)/







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