なぜ、ブランドの価値を落としてはいけないのか

ブランディングにおいて重要なのは、ブランドイメージを最低でも維持、そして構築していくことである。

今回は、このブランド価値を「落としてしまう」ことで、どのようなデメリットがあるのかについて説明したい。

結論から述べると、
ブランドの価値を落とすということは、
「そのブランドを高く買ってくれた相手を裏切るということ」
だから、ブランドの価値を落としてはいけないのである。

想像してみて欲しい。
例えばあなたが、ルイ・ヴィトンの50万円のバッグを買ったとする。バッグに50万円はだいぶ奮発した買い物だろう。
しかし、
50万円で買ってから1年後、そのルイ・ヴィトンの同じバッグが、10万円に値下げして売られていたら、どんな気持ちになるだろうか。
おそらく、「がっかりした気持ち」になると思う。
なぜがっかりしてしまうのか。
「10万円で買えたはずなのに、50万円で買ってしまった。40万円も損してしまった。」
というがっかりの仕方もあるだろう。

しかし、そのブランドにとって1番最悪なのが、買ってくれた相手が、
「あ、1年前は50万円のブランド価値があったのに、今はたった10万円の価値しかないんだ」というがっかりの仕方をされてしまうこと。

そうすると、バッグではなく、「ブランドそのもの」へのイメージが下がってしまい、最悪の場合その口コミが回る。SNSが急速に発展している今の時代、消費者の口コミは、どれだけコストをかけた広告よりもパワーが強いとも言われている。

それほど、ブランドの価値、ブランドのイメージを維持するということは重要なのである。

セルフ・ブランディングにおける、商品価値の構成要素は、
①見た目
②クオリティ(品質)
③スペック
であり、これらの価値を日々、落とさず、そして向上していくこと。これからも毎日継続していきたい。

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