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【プロダクツ物語】さっぱりブラック クレンジングオイル
ミネラルオイル、鉱物オイルをいっさい使用せず、植物オイルだけでつくられたクレンジングオイル、Shield72°製品の開発物語第8話は、さっぱりブラック クレンジングオイルです。 ベースのオイルとして使用しているのは、しっとりホワイト クレンジングオイルとおなじで、 ヒマワリ種子油、由来・ヒマワリの種 サフラワー油、由来、ベニバナの種 オリーブ果実油、由来、オリーブの果実 ブドウ種子油、由来・葡萄の種 トウモロコシ胚芽油、由来・トウモロコシの胚芽 ヒマシ油、由来・トウゴマの種 ホホバ種子油、由来・ホホバの種 さらにサトウキビから得られるスクワランの8つの植物から頂いた成分を、エモリエント作用目的で配合しています。 さっぱりブラックにはモロッコ原産植物の、アルガンの種子から得られるアルガンオイル(アルガニアスピノサ核油:エモリエント作用)を配合しています。 現地の人々が料理や美容、健康維持のためにアルガンオイルを活用してきた歴史は数世紀以前にさかのぼります。 2001年ごろからヨーロッパの化粧品会社がいっせいに、ビタミンE(トコフェロール)の含有量の多さとその効用に注目し、アルガンオイルのプロモーション熱も高まって、広く普及されるようになりました。 アルガンオイルの抽出はたいへんな労力を必要とするもので、まずアルガンの果実を数週間天日干し、石のあいだで挟んで粉砕して仁(じん)をとりだし、種子から油を搾ります。 種子はとても硬いので一日1~1.5kg程度しかとりだせない貴重なオイル、伝統的に人の手を介して抽出されています。 乾燥につよいアルガンの木にとって、乾燥につよいヤギとのつながりは、共生するために必要ないのち同志です。 蟻やハチドリ、ハナバチが特定の植物と共生しているように、ヤギに食べてもらうことで種子をあちこちにはこんでもらえるからこそ、アルガンの木は地球に根づくことができたのだろうな、と。 縁やつながりは地上に栄えるもの、地を歩くもの、宙を舞うもの、森羅万象すべてに宿るスピリットが、互いを引き寄せ合いながら、生まれるものなんだろうなぁと感じています。 地球に直立するアルガンの木は、乾季も干ばつもなんのその、酸化を防ぐビタミンE(トコフェロール)を種子にいっぱい蓄えて、種のなかにある脂質を酸化させないように、芽吹きのときまでいのちの情報をまもりつづける工夫を凝らしています。 人にとってのビタミンEも、すぐれた抗酸化力で体内の脂質を酸化からまもり、細胞の健康維持をたすける栄養素とされています。 人のからだを形成する細胞は、細胞としてのカタチを維持し、はたらきつづけるために、ひとつひとつが油とタンパク質でできた細胞膜で仕切られています。 ビタミンE(トコフェロール)は細胞膜の脂質部分に入りこみ、細胞を酸化からまもると考えられています。 解明されつづけるいろんな栄養素や、岩石、虫や植物、動物、人間、空を舞う鳥たちも、種族をこえた他者との縁を、もとはひとつで、分割された自己の一部と考えるなら、勇猛果敢に地球世界に飛びこんだ自分のカケラたちと引き合うのは、至極当然なことなんだろうなぁ(と考えはじめるとたのしくなってうきうきしてきます)。 いのちのエッセンス=たがいの成分がゆるやかにまざりあい、統合・拡大してゆく豊かな地球のいとなみを、ヤギとアルガンノキがトリガーになって、いつも想像してしまいます。 大地を歩きまわるヤギたちは、自在にうごきまわれる枝葉になって、お腹のなかで種子を一定期間保存しているのかもしれないなぁ(とか(´∀`*)フフ)。 記事をお読みくださりありがとうございました。 *当サイトで紹介している植物の一般的な性質は化粧品の効能を示したものではありません。
"人間も自然の一部”という漢方の考え方をベースに、自然からの恵みを人の力に活かしていく。サステナブルの輪Vol.017再春館製薬所
皆さまこんにちは。ヤマト運輸公式note編集部です。 ヤマト運輸公式noteがお届けしている「サステナブルの輪」では、ヤマトグループとともにサステナビリティへの取り組みを推進しているパートナーさまに、サステナビリティに関する活動や想い、狙いについて語っていただいています。 今回は、漢方の製薬会社として化粧品・医薬品・医薬部外品などの製造・販売を行い、通信販売で世界に展開する再春館製薬所さまのサステナビリティへの取り組みをご紹介します。 熊本に拠点を置く再春館製薬所は1
【プロダクツ物語】さっぱりブラック クレイパック洗顔
ローズマリーから生まれたナチュラルスキンケア、Shield72°製品の開発物語、第7話目はさっぱりブラック クレイパック洗顔です。 広島県産無農薬栽培ローズマリー蒸留水(ローズマリー葉水:基剤)を主成分として、オーガニックアロマ100%の精油をつかった着香、厳選した植物エキス(保湿)など、ローズマリー成分を余すところなく配合しています。 さっぱりブラック洗顔シリーズの香りは、ローズマリー、ティトリー、グレープフルーツのアロマブレンドです。 (ローズマリー葉油、ティーツリー葉油、グレープフルーツ果皮油:賦香) 当時の開発メモから調香テーマと、意図した香り印象を抜粋します。 ☆ ◆テーマ「LIBERTY(リバティ)」 ◆ファーストインプレッション「スカッと清々しい」 ◆使用感「すっきり」 制作過程で意図した香り印象 ・からだとこころが軽くなる感覚 ・胸がスカッとしてひらかれていくような ・腹のそこから愉快になって笑いだしたくなるような ・からだが細かく振動してスウィングするような ☆ グレープフルーツの香りは、どんな感情の熱も発散してしまう、おおらかで風通しのよい空間を生みだす力があるように思います。 甘さと酸っぱさ、その奥に見え隠れする苦さ・複雑なナニモノカは、数ある柑橘類のなかでも、清濁あわせもちすべてをマリアージュしてしまうふところのふかさを感じさせ、ずんぐり丸くておおききな風貌も、どこか鷹揚で天真爛漫な気配をまとっているような。 ティトリーは心理的にも身体的にも強さと抵抗力、自信をもたらす芳香としてアロマ業界で重宝されていますが、自生地が湖沼の近くでカビや細菌の発生から身をまもる必要があったこと、極端な乾燥期をのりこえる必要があったことなどを考えると、この地球でコントラストの上にバランスよく足場をつくり、サイバイブしてきた先達でもあると感じています。 ☆ クレイは長い年月をかけて蓄積された土中の粘土層から掘り起こされます。 クレイパック洗顔に配合しているカオリンとベントナイトは、自然の粘土層から掘りおこされ、乾燥して砕いた天然物です。 粘土層は、火山が噴火して灰が堆積し、風に吹かれ、雨や海水にさらされながら形成されてゆきます。 主に花崗岩から得られるカオリンは、もとは火山噴火によってできる火成岩(マグマが冷えて固まった岩石の一種)で、地表で早急に固まるマグマとちがって、地球のふところふかくに抱かれながら過ごしてきました。 花崗岩は長い年月をかけて朽ち果て、風化し、雨風にさらされ、細かい粒子が少しづつ地表に堆積し、やがて地面の土や、枯葉などの有機物と混じりあい、ゆっくりと粘土になっていきます。 24時間サイクルで目覚めたり眠ったり、365日サイクルで咲いたり枯れたりする生命種とはまた一味ちがって、地中の深い場所で悠久のときを過ごしながら冷え固まったクレイは、すこし独特な気配を醸しだしていると感じています。 時間は最高のヒーラーとよくいわれますが、クレイの背景を想像しながらそっと指先でふれるとき、時間に対する認識が拡大されて、日々のなかで激しく揺れ動き、こごってしまった感情の熱も、皮膚の汚れといっしょにすべて洗い流してくれるような気がしています。 洗顔シリーズ「さっぱりブラック クレイパック洗顔」の物語、お読みくださりありがとうございました。動画もあわせてご覧くださると幸いです。 *当サイトで紹介している植物やクレイの一般的な性質は化粧品の効能を示したものではありません。
【プロダクツ物語】しっとりホワイト クレンジングオイル
ローズマリーから生まれたナチュラルスキンケア、Shield72°製品の開発物語第6話目は、しっとりホワイトクレンジングオイルです。 「ミネラルオイル、鉱物オイルをいっさい使用せず、植物オイルだけでつくられたクレンジングオイル」というコンセプトは、かなり早い段階から決めていたので、開発は比較的さくさくと進みました。 ベースのオイルとして使用しているのは、 ヒマワリ種子油、由来・ヒマワリの種 サフラワー油、由来、ベニバナの種 オリーブ果実油、由来、オリーブの果実 ブドウ種子油、由来・葡萄の種 トウモロコシ胚芽油、由来・トウモロコシの胚芽 ヒマシ油、由来・トウゴマの種 ホホバ種子油、由来・ホホバの種 さらにサトウキビから得られるスクワランの8つの植物から頂いた成分を、エモリエント作用目的で配合しています。 しっとりホワイト クレンジングオイルには、イブニングプリムローズ(月見草)の種から得られる月見草油(エモリエント作用)を配合しています。 植物オイルというのは、ほぼほぼ種子にたっぷりとふくまれています。 自然界で生き抜く植物の生きざまを想像すると、植物の種はこぼれたり、鳥や動物に食べられて、どこかヨソの場所に糞として蒔かれたりして、1年ほどは地面で発芽の時を待たなければなりません。 その間、土地柄によっては霜が降りたり、雪が降ったり、雨季とか乾季とかあったりして、なかなかのサバイバル能力を求められるわけです。 倦まず、病まず、カビの発生や細菌から身をまもりながら、親植物の情報をぎゅっと凝集した種子が、つぎの年に発芽して、開花して、種をどっさりのこしてゆくさまというのは、想像するだけでいちいち感動してしまいます。 種子にふくまれるオイルはいのちの情報をまもり、育むためのクッションのようなものなんだろうなぁ、と。 アロマテラピー業界では、植物オイルは人の皮膚に塗布することで、総じて皮膚を保護し、柔らかくしてくれると考えられています。 皮膚の硬さは毛穴を詰まらせるので、皮脂腺でつくられる油分を閉じ込め、炎症やニキビの原因にもなりやすいです。 皮膚を柔らかくするエモリエント作用によって、毛穴の蓋は開き、ほんらいあるべきターンオーバー、お肌の健全な循環システムがとりもどされます。 植物オイルにはビタミン類が入っているとか、オレイン酸が細胞膜を保護するとか、リノール酸がどうしたとか、研究は日進月歩で進み、毎年いろいろな説が発表されますが、つきつめて考えると、植物オイルの有用性は、28日ごとに生まれ変わる表皮の循環システムをとりもどす、それがいちばんなのかもしれないな、と思います。 惑星地球の地表を人の皮膚にたとえるなら、植物たちは地中深く流れる水脈に根をつなぎ、循環システムを活性化させて、サスティナブルにはたらきつづけてきた、地球生命種にとっての先達なのかもしれないと感じています。 *当サイトで紹介している植物等の一般的な性質は、化粧品の効能を示したものではありません。
【プロダクツ物語】さっぱりブラックリッチエマルジョン
自然の香りとテクスチャーにこだわったスキンケアシリーズ、Shield72°のプロダクツ物語第4話、さっぱりブラック リッチエマルジョンのご紹介です。 開発の日々を思い起こしますと、「作り手の思想や感情、見えないけれど確かにあるもの(エネルギーとでもいいましょうか...)、それは製品を通して、きっと使い手にも届くことだろう。 だから、いつでもそれを念頭に、人に喜ばれるエネルギーに満ちた製品を創造したい」 そんな思いに胸を高鳴らせて、日々を過ごしていたように思います。 とはいえ、見たり聞いたり触ったり、想像するだけでもわくわくドキドキ、ココロおどるほど大好きなハーブについて、いつもいつでも考えていることがたのしくてしょうがない、というのがホントのところ...でしょうか(^-^; この製品の要ともいえるアロマブレンドに無我夢中でとりくんでいくなかで、ある程度洗顔と保湿のラインナップがみえてきたころ、それぞれの製品に配合する植物エキスを選定する作業に入りました。 ある日の会議メモをご紹介しますと、 ☆ 1.植物エキスの候補ー五角形のロゴマーク・カラーにあわせて、銀の葉、銀色の樹皮、銀の名がつく植物リストの作成 2.銀色にまつわる植物のマインドマップ作り 銀色候補ハーブ ・シラカバ(シルバーバーチ)樹皮 ・セージ(銀灰色に光る葉) ・ジュニパー(銀灰色の果実) ・ゲッケイジュ(銀灰色に輝く葉) ・ヨモギ(銀灰色に輝く葉) ・ギンコウ(銀杏の実をつける) ・マートル(銀梅花の和名をもつ) 3.ハーブの効能、伝承(民間療法での使用方法)、伝説、神話、現代社会でどのように使用されているのか(サプリメントや漢方も含めて)整理 ☆ 最終的には植物エキスを取りだす過程で、天然由来成分のみで抽出したものに限定したことや、コスト面など、考慮しなければならないこともたくさんあり、上記7つのハーブたちからはセージを黒の化粧水に、白樺樹皮を白の乳液に配合しようと決定しました。 数多あるハーブには、それぞれ特徴があり、得意分野があります。 植生や葉の形状、どんなバイオームで発生したのか(出身地/原産)、どのような環境下で進化プロセスを経てきたのか。 人とおなじで植物も、出自によっていろんな個性をもつことになります。 ・葉に香り(精油)をもって虫の捕食を避ける ・夜に花開いて夜行性の虫たちに受粉してもらう ・干ばつ時は地上部を休眠させ根が水を吸い上げることに集中する ・強い日差し・紫外線から身を守るためβカロチン等の代謝物をもつ ・寒暖差に耐えるためロウ成分をもつ 等々、果てしない進化物語(創造行為)は、植物界でいまなお続いています。 水分たっぷり無敵肌を保湿力でサポートしてくれるハーブたち。 その数はほんとうに膨大で、銀色カラーを切り口にした一例のように、グルーピングしてはスクリーニングするという、果てしない物語はここでも続いてゆくのでした。 最終的にさっぱりブラックリッチエマルジョンに配合した植物エキス(保湿目的)は次の5つです。 ・ローズマリー葉エキス 由来:ローズマリーの葉 ・ガゴメエキス 由来:北海道産ガゴメ昆布 ・サッカロミセス/ウメエキス発酵液 由来:梅の実 ・ヒキオコシ葉/茎エキス 由来:シソ科延命草の葉と茎 ・ホオノキ樹皮エキス 由来:ホオノキ(厚朴)の樹皮 こんかいはさっぱりブラックリッチエマルジョンのご紹介でしたが、すべての製品にローズマリーを中心とした5つの植物エキスを配合しておりますので、ご興味ある方は動画にてチェックしてくださるとうれしいです。 お読みくださり、ありがとうございました。
【プロダクツ物語】しっとりホワイトクレイパック洗顔
ローズマリーから生まれたナチュラルスキンケア、Shield72°製品の開発物語を綴っています。 第5話目は洗顔シリーズに突入。 当初泡のたつ洗顔料を、液体から固形、クリーム状のものまで数十種類考えて試作しましたが、香りを生かす、ローズマリー成分を生かすコンセプトにどうしても沿わず、一般市場では泡のたつ洗顔料が主流のなか、あえてクレイをつかった洗顔料で開発を進めました。 主成分はもちろん、広島県産無農薬栽培ローズマリー蒸留水(ローズマリー葉水:基剤)を使用。 保湿目的で配合する5つの植物エキスと、オーガニックアロマ100%の精油をつかった着香、開発の軸は保湿シリーズとおなじでローズマリー成分を余すところなく生かす方向性で進めることになりました。 クレイの特徴を、当時のプロダクト会議メモから抜粋してご紹介します。 ☆ ◆天然クレイをスキンケアにつかう方法はふるい時代から伝承されてきた人類の智慧のひとつ ◆クレイがもたらす作用にはいろいろな特徴があるが、一番注目されているのは毒素を排出すること ◆クレイの毒素排泄のしくみ ・クレイは紙が何枚も重なったような分子構造をしている →少量の塗布で肌の表面積を大きくカバーできる ・クレイはマイナス電気を帯電し、プラス電子をもつ老廃物や毒素と結びつきやすい →強力なデトックス効果 →クレイが汚れを吸着するといわれる所以 ◆人の(健康肌の)皮膚表面はpH4.5~6.0の弱酸性 →皮脂膜が4.5~6.0の弱酸性に保たれていると、バリア機能がはたらきやすく、肌をすこやかな状態に保つことができる →天然クレイはpH6~8の中性前後で肌にやさしい ☆ 学術的な知見はさておき「裸足で大地に立つ」とか「どろんこ遊び」とか「土いじり」や「砂浜にねっころがる」などなど、自然にふれることで、わたしたち人間の五感はたちどころに研ぎ澄まされ、ふだん使っていない感性が一気に開花するような気分になります。 土に触れると体内に溜まった電気を放電し、イオンバランスが整うから、というのも大きいのかな、と感じています。 ☆ 洗顔シリーズ「しっとりホワイト」のアロマブレンドは ・ローズマリー ・レモン ・カモミールローマン (ローズマリー葉油、レモン果皮油、ローマカミツレ花油:賦香) 当時の開発メモから調香テーマ、意図した香り印象を抜粋します。 ◆テーマ「AMULET(アミュレット)」 ◆ファーストインプレッション「安心感」 ◆使用感「ふんわり包まれるような」 制作過程で意図した香り印象 ・身につける『香りのお守り』のような安心感 ・たのもしいガーディアン ・守護、加護、保護されるような ・遊び心、気楽さ、楽観的な気分 ☆ オーストラリアの先住民アボリジニや、アメリカ大陸の古参・ネイティブアメリカンの人々、さらにはアフリカ各地でも、古くからクレイは活用され、現代ではクレイセラピー(代替療法)として広まっています。 伝統的なクレイをつかったボディ・ペイントには ・先祖代々の紋章を刻み自らの出自を示す ・精霊との友愛の印を刻む ・悪霊から身をまもる などの精神的・儀式的な意味合いがあったといわれています。 現代風に解釈すると ・細菌や紫外線から身を守る ・イオンバランスをとって体調管理する という意味もあったのではないのかな、と。 それはきっと、泥をかぶったり、地面に身体をこすりつける動物たちをお手本にして、古代の人類が取り入れてきた地球生活ハウツーなのだろうと感じています。 洗顔シリーズ「しっとりホワイトクレイパック洗顔」の物語、本日もお読みくださりありがとうございました。 *当ブログで紹介している植物やクレイの一般的な性質は化粧品の効能を示したものではありません。
【プロダクツ物語】さっぱりブラックスキンローション
プロダクツ物語第3話、さっぱりブラックシリーズからスキンローションをご紹介いたします。 香りを選定するときは白の化粧水のときとおなじで 1.供給が安定していること 2.種の絶滅の心配がない植物 3.保湿製品の香りなので、光毒性(紫外線を吸収する性質)をもっているハーブを避ける ということを絶対条件として、オーガニック精油のなかからローズマリーと相性の良いものをえらびました。 「しっとりホワイト」と「さっぱりブラック」の展開は、じつは香りを制作する過程で、最終的にひとつの香りに絞れなくて2つの展開になりました。 さっぱりブラックの保湿製品に使用しているローズマリーとラベンダーは、相性がとてもよく、ふたつのブレンドだけですばらしいマリアージュの世界を堪能できますが、そこにもうひとつアクセントをくわえたい。 この王道の組合せを台無しにせず、さりげなく、ふところふかくマッチする精油の香りはなんだろう、というところから組み立てたアロマブレンドでした。 テーマは、Release(リリース) ファーストインプレッションは、爽快 使用感は、さっぱり 制作過程で意図した香りの印象は ・解放感、爽快感、風にふかれて疾走するような ・めぐり、広がり、果てなく循環するような ・空を見あげたくなるような ・限りなく広がってゆくような ・あたまが軽くなり、思考はあかるくおおまかになる というフィーリングをめざして調香しました。 ローズマリーから生まれたナチュラルスキンケア、オーガニックアロマ100%のスキンケア製品、さっぱりブラックスキンローションの製品開発物語「シュッと魔法のひと吹き」、よろしければ動画もぜひ見てみてください。 いつもありがとうございます。