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言葉、自傷行為。

眠たい。けど、書きたくてうずうずしています。このままだと眠れないから書きます。わたし、毎日忙しいです。SNSをチェックする余裕すらない。そんな日常。大学生、一番スケジュールが自由な時。だからこそ、不規則な予定に振り回されて、毎日忙しい。毎日こうして言葉を残したい、けれど、やらないわけじゃなくてできない。そんな現実と、闘っています。

リアルタイムな言葉だけを残したい、という気持ちがいつも根底にあります。人の記憶は二日ぐらいしか持たないらしい。感情の賞味期限も、生野菜みたいなものだと思っている。残っていたとして、最初のような感動も、輝きも、なくなる、必ず。生憎、悲しいことの記憶だけはなかなか色褪せない。だから、わたしは昨日のわたしより、一歩前に進めるんだけど。

友達がいます。誰のことも特別にはできないけれど、みんなのことが好きです。誰かのことを好きで居られるわたしも好きです。人間は難しい、醜い、けれどやっぱり、面白い。人間よりも興味を持てるもの、わたしの人生にはまだありません。傷つけられても好きです、だって今のわたしがいるのは、あなたのおかげだから。

Twitter、Instagram、忙しい時間の合間、息抜きに覗いて、ちょっと弱音を吐いたら、必ず誰かが優しくしてくれる。大丈夫じゃない、なんて言っていないのに。助けて、なんて言えないから言わないのに。大丈夫じゃないよね?なんて言わずに、最近のこととか、わたしの好きなところとか、自分の悩みとか、一方通行、でも、必ず交われる、そんな言葉をかけてくれる。その優しさが、一番心に沁みて、泣いてしまう。

ここがわたしの逃げ場、と言い切ってしまうのは怖かった。SNSに確かな愛なんてものはないし、期待は惨めだし、ここはわたしのほんの一部であってほしいし。でも、でも、そんな強がりを言う方が惨め。ここは確かにわたしの逃げ場になっている。

あれも、これも、書きたいことは山ほどある。わたしの思考も経験も止まらない。生きたくなくても生活は続いていくし、疲れて息を吐くから呼吸をしてしまう。昨日書いた気がしたnoteは随分前のものになってしまったし、一週間前に喧嘩した友人はいまだに夢に出てくる。過去を過去にできないまま、勝手に過去になって、どこにも残せなかった感情たちが、わたしの中にプカプカ浮いている。わたしの思考たち、誰かに触れてもらって、はやく息を吸えますように。圧倒的に時間が足りないのは、わたしが一つのことにしか集中できないから。色んなことをしていると、冷静になれなくて、目の前のことに気を取られてしまう。毎日、眠って、起きて、noteを書くだけの毎日だったら、そんな毎日に満足できるわたしだったら、たぶんもっと、ここにいる、けどそんな日は、当分こないね。

帰る時、玄関に並んでいた靴。その日、たまたま同じ靴を履いていたから、お揃いになっていて、少し恥ずかしかった。反応を見る限り、気づいていたね、けど、なにも言わなかったから、わたしも知らないふりをした。なにもしないよ、は当たり前に嘘だったし、回してきた手を振り払う勇気もなかった。焦らしてみたけれど、そのまま眠られるとやっぱり寂しくなって、指をなぞってそのまま致した。過去に一回だけ経験があった、首を絞められるのは好きじゃなくて、どんな反応が正解かもわからなくて、なんとなく苦しがってみたらそれっぽくなった。首が弱いと言っていた気がしたけれど、そんなことない、と言われた、人違いだった、後ろからされるのは嫌いだっけ、って言われたけれど、それもわたしじゃなかったし、お互い様、なんか笑えた。暑い、と言いながら煙草を吸う、その隙にわたしはトイレに行く。同じタイミングでまた布団に潜り込んで、何となく会話して、黙ったらそのまま朝。ぼさぼさの髪で歩く。人の目は気にならなくなった。情けないのに、強がれる朝。お部屋に帰ったら、意味もなく眠ってしまう。今頃、普通に働いているんだろうな、なにもなかったかのように、お揃いだった靴を履いて。わたしも、数時間後には、なにもなかったかのように、人に会っている。だれよりもいい人間を演じて、だれよりも汚いことをしている。罪の意識はもうないし、罪だという大人にも飽きた。それなのに純粋な少女漫画では泣くし、他人の浅はかな行為は許せない、とんだ偽善者。

父の浮気の愚痴を、母親に一時間、電話で聞かされる。なんとなく充実している日々、帰れる場所は、帰るべき場所ではなくて。実家に帰れない理由を並べるために、スケジュールを埋める。どこにもわたしの居場所はない。お揃いの靴を履いているからと、あの家に帰らせてくれないだろうか。一人暮らし、ひとりぼっち、嫌いだった孤独すら、愛せてしまう自分、わたしの心の中にも、わたしの家はない。

愛だの恋だのめまいがします。好きなバンドの歌詞に殺される日々。来世はわたしもバンドマンになりたいな。わたしの歌で、わたしのことを殺せたらいいのに。いつまでも中途半端、だから消えることも、生きることも許されない感覚。ずっと奥底にいる、触れたら終わり、無のわたし。気分があがった分さがる、不安定なわたし、いつになったらさようならできるかな。生きたくて、うずうずする、でも生きると、消えたくて、息を止めてしまう。良質な酸素だけ吸うと余計に弱ってしまう、かといって、酸素の薄い今の生活は、いつかわたしを本当に殺してしまう気がする。真ん中、中途半端、曖昧、わからない、そんなわたしを、世界を、許せたらいいのに。

完璧主義って、やさしい言葉、ほんとうは、自傷行為のようなものだよ




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