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毒吐きマガジン

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台北が好きで嫌い 〜台湾旅行後半編〜

台北が好きで嫌い 〜台湾旅行後半編〜

 3日目の朝、珍しくiPhoneで毎日かけている機能しているんだかしていないんだか分からないアラームで目覚めた。

AM7:15

 昨日までと同じように朝シャワーを浴び、余談だが僕は髪質が硬めなこともあり髪がそこそこ長い今、朝シャワーを浴びないと帽子なしでは外出できない。ホテルで特段美味しくはない朝食を食べて今日の目玉スポットへ向かった。とは言ったものの、今日はここに行くことしか計画していなかっ

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台北が好きで嫌い 〜台湾旅行前半編〜

台北が好きで嫌い 〜台湾旅行前半編〜

 僕の2020年はLCC特有の重量超過料金でお金を取ろうとする魂胆が見え見えの重量制限と葛藤して荷物を詰めながら始まった。
2019年の夏以来半年ぶり、二度目の台湾旅行だ。

 僕個人としては特に台湾に思い入れはないから特段何とも思わないのだが、母親と妹が台湾が好きなこともあり気付くと年始は台湾で過ごす事になっていた。贅沢だとか恵まれてるとかそういう話は一回頭によぎった上で敢えて触れないで置いてお

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4ヶ月間高校生と向き合って

4ヶ月間高校生と向き合って

 4ヶ月間。そう聞いて短いと率直に思う人はどれくらいいるだろうか。
感覚としてそう早いスパンはあまりないのではないだろうか。真夏の8月にクリスマスの話をするようなものだ。

 そんな長期に渡って、川崎市と僕が所属する認定特定非営利活動法人カタリバが行う、「川崎ワカモノ未来プロジェクト」(通称カワプロ)に参加していた。この事業は、高校生が川崎市内をフィールドに様々なプロジェクトに取り組むというもので

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結局、フードロスとは何なのか。

結局、フードロスとは何なのか。

 先日、法政大学経営学部教授の長岡先生の主宰する長岡研究室のイベント、カフェゼミ 53rdに参加してきた。
テーマは「フードロスって何だろう?」

 学生のためのサードプレイスというコンセプトのもと、行われたこのイベントには研究室に所属する学生だけでなく、他大学の学生、高校生、社会人、はたまた僕のようなニートまでもが参加していた。
開催場所はあの東京駅からほど近い場所にある大手町のオフィスビル、そ

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児童館バイトをした話

児童館バイトをした話

早くも児童館バイトをしてた頃から3ヶ月くらい経った。

教育系NPOのカタリバでのインターンと並行して、母親の友人から紹介してもらった児童館でのバイトを7月中旬?くらいから始めた。

東京都は文京区、かの有名な東京大学を始め、筑波大学、東京医科歯科大学、お茶の水女子大学といった名だたる国立大学に限らず、順天堂大学や中央大学、東洋大学といった13の私立大学もキャンパスを置く、まさに「文の京」である。

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学校を辞めたがってる高校生に何と言えるだろうか

学校を辞めたがってる高校生に何と言えるだろうか

最近、2つの高校に行く機会があった。
どちらの高校でも、学校を辞めたいという声を聞いた。

その時、一人の先輩(ただの年上)として何が言えるのだろうか。と考える。高校中退者の僕としては辞めちゃいなと言いたいところだが、それは無責任すぎると僕は思う。

きっと、その生徒さんには後にも先にも1度しか会わない。でもだからと言って無責任に何かを言い放ってそれで良いのだろうか。
逆に、1度しか会わないからこ

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英語力よりも日本語力

昔からチームスポーツが苦手だ。

日本の高校時代にアメフト部に入ったのが人生で初のチームスポーツだった。

完全分業制のアメフトでも、僕にとっては苦痛を伴った。

レンタイセキニンとかシュウダンコウドウとか。

誰か一人が遅れたから全員で罰受けるとか。

ヘドが出る。

だから僕は日本の時の高校のアメフト部が大嫌いだ。

必要以上のシュウダンコウドウを求められる。

個のタレントが求められるアメフ

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外から見た自分は中から見た自分の数倍カッコ悪い

僕はたまにズバッとモノを言う。
本当はいつもズバズバしたいけど、共感と調和を好むこの国でそれを貫き通すのには相当な苦労を強いられる。

だからそうじゃない時に何も考えてないようなちゃらんぽらんに見えるらしい。
それか何となく凄そうだけどよく分からないとか。

そう言われて嬉しいとか悲しいとかそう言う話がしたいわけじゃない。

自分の中では常に色んなこと考えてても、それを周りが感じ取らないとバカやっ

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6年前と何も変わらない中学校

中学生と話す機会があった。

 夏休み明けすぐの中学2年生。

 フレッシュなエネルギーを感じた。

 それとともに、僕は衝撃を覚えた。

 6年前、僕が中学生だった時の周りの友達と

今日、会った中学生が同じ言葉を口にしていたからだ。

 「塾の勉強が忙しいんで」

 僕は何度、あの言葉に殴られただろう。

中学2年の時だった。

僕は何かやりたくてたまらなかった。

何個も何個も起業のアイデア

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理想の大学って何?

大学に行く意味とは?

この問いに自分の言葉で多くを語れる大学生が日本にどれくれらいいるのだろうか。

これは決して批判ではない。

ただただ、自分がカナダで感じた学生像と日本の学生像に乖離があるように感じる。

本質的な大学という概念の解釈が違うような気がしないでもない。

カナダにももちろん「名門大学」と呼ばれるような大学は複数ある。

日本でも有名な大学だと、トロント大学とか。

日本の「東

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