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2023年4月の記事一覧

こどもの日・端午の節句(5月5日)

こどもの日・端午の節句(5月5日)

「こどもの日」は、端午の節旬が元

5月5日は「端午の節句」といって男の子の成長を祈り、祝う日でしたが、1948年(昭和23年)に定められた国民の祝日の関する法律によって「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」として祝日とされ、「こどもの日」として広く親しまれるようになっています。

端午の節句は、もともとは5月最初の午の日

一年の節目となる日を節句といい、年に5回あ

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八十八夜

八十八夜

八十八夜は、江戸時代に生まれた日本独自の暦日

立春の日より数えて88日目にあたり、新暦の5月2日頃になります。

この88日目の終わりを春霜の終わりとしていて、古くから農家では「八十八夜の別れ霜」といいます。

「夏も近づく八十八夜〜!」と唱歌にも歌われるように、八十八夜の頃は新茶(一番茶)の茶摘みの時期です。

また、この日以降は霜害が少なくなり、種まきに最適な時期でもあります。

「米」の字

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春の土用 四月十七日ごろから五月立夏の前日まで

春の土用 四月十七日ごろから五月立夏の前日まで

土用とは
本来は立春、立夏、立秋、立冬の前の約17日間を「土用」といい、1年に4回あります。

しかし、今では土用は夏の土用だけを指すことが多く、新暦7月20日ごろから立秋の前日までの期間を指します。

土用に入る初めの日を「土用入り」といい、

土用が終わる日を「土用明け」といっています。

なお土用は、入りの日の時刻により、日数が17日から19日間となります。

この土用の名称は、1年の季節に

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