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祐樹せつらのお金・ビジネス・投資に強くなる話 Vol.4:金投資

「金投資」の重要ポイントをまとめました。お金・ビジネス・投資にお役立てください。


🌟金投資への取り組みはプロと一般投資家で違う

プロのディーラー:
短期的な値動きを利用して利ざやを稼ぎ出すことを目的に金を売買する。

一般投資家:
金は長期の資産であり、守りの資産。
多少の相場の変動にもあわてずにどっしりと構えていられる利点がある。

🌟金は無価値にならない

金は株式のようなペーパー資産と違って無価値にはならない。
なぜなら金は実物資産だから。
もし金価格が下がっても上がるまで待てばいい。
また金は不動産と違い、保有するだけで税金がかかることもない。
金は長期保有に適した資産だから、余裕資金を充てることを心がけよう。

🌟国内金価格の正確な予測ができない2つの理由

理由1.ドル建ての国際金価格の変動に連動しているから。
理由2.円ドル為替相場変動の影響を受けるから。

目先の値動きを追っても精神衛生上よくない。
価格が変動しても大きなマイナスにならない取り組み方をしよう。
時間と資金を分散させると有効。

🌟金投資は時期と資金を分散させよう

なぜなら一度に大金を突っ込むと、将来値下がりして買い時と思っても買えないから。
時期と資金を分散すれば、将来大きく値下がりしても買い足すことができる。
これは株式投資でいう「ナンピン買い」という買い方だが、無価値にならない実物資産の金投資に有効と言える。

🌟株式投資のナンピン買いとは

ナンピンとは保有している銘柄の株価が下がったときにさらに買い増しをすること。
これにより平均購入単価を下げることができる。
たとえば6000円で100株買った銘柄が5000円に下がったとする。
ここで100株買い増しすると平均購入単価は5500円になる。

🌟金価格は国際情勢が緊張すると短期的に値動きが荒くなる

なぜなら取引差益を狙った投機マネーの動きが活発になるから。
投機筋は金を長期保有しないため、先物で買われた金は短期間で手じまいされる。
よって勢いよく急騰した価格が短期間で急落することもある。
有事を材料に金価格が急騰する場合は、急落もあり得るので注意しよう。

🌟金には為替変動リスクがある

金は国際的にはドル建てで取引されている。
一方で日本国内で金を売買するときは円建てになるので、国内金価格は円ドル為替相場の影響を受ける。
よって国際金価格が変わらなくても円高になれば国内金価格は下がるし、円安になれば国内金価格は上がる。

🌟金の流動性リスクは低い

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