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島暮らしdiary

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島で暮らしたかけがえのない日常を、感じたことを書き綴ります。
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佐島の写真特集(5.11追加!)

佐島の写真特集(5.11追加!)

baseで販売中の島みかんジュース、生産地の様子をまとめました。

柑橘農家、あおきさんの農園が在る、美しい佐島の日々です。

佐島の写真レポは随時アップしていきますので、みなさまお楽しみにー!

ただいまの場所へ

ただいまの場所へ

ふと目に止まったのは、一枚の写真。開かれた玄関と、その玄関を照らしている小さな明かり。

私が汐見の家に泊まったのは3回。冬と、春と、秋。

最初に泊まったのは、去年の12月。冬の冷たい風を感じながら、自転車でしまなみ海道を巡っていたときにふらっと立ち寄った。

滞在中はみかん狩りを体験したり、温かい五右衛門風呂でぼーっとしたり、小さな掘りごたつを囲んでみかんを食べたりもした。

1番の思い出は、

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命を閉じる、頂くということ

命を閉じる、頂くということ

玄関先の掃除を終え、パソコンに向かう。

ふと、昨日のことを思い出した。

猪の解体作業の現場に立ち会った。

島で捕獲された猪を内臓を取って血抜きをしたり、血抜きが終わった猪を皮を剥いで綺麗に捌く。

猟師さんの手つきは素早く、慣れていて、どこか優しい目をしていた。

当たり前すぎて、無意識だと思うけどきっとそう、彼らは猪が大好きなんだ。

数分前まで動いていた心臓は役目を終えたように綺麗に収ま

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人の数と自然の量

人の数と自然の量

常に人はリューアルしていて、日々変化している。

山と川を眺める暮らしをしていたのが今では、海を感じる暮らしをしている。全ての場所から何かが生まれていて、私たちは土地の恵みをありがたく受け取っている。水、野菜、果物、魚、肉などなど。

私たちは、自然の恵みを上手に受け取っているのだろうか?

受け取っているだけではないだろうか?

私は、自然から受け取った恵みを違う形で自然に返していきたい。その一

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貴方と私を繋げるモノ

貴方と私を繋げるモノ

人が人を呼ぶ街。
人が人を呼ぶ宿。
そして、もう一度会いたいと思う人。

人と人を繋げるものは何だろうと考える。

愛、共感、お金、嫉妬、同情、この世界に色々あるけれど、理由の一つに、私は相手を知りたい気持ちがあるから人は繋がっているんじゃないかと思う。

表から見たものだけが全てじゃないからきっと、
人に会って、
空間を感じて、
五感を刺激して感じたものが
自分が思う本当の事。

情報にとらわれ

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私の職業

私の職業

島に来て10日くらいが経つ。
最近「仕事は何をしているんですか?」と聞かれることが多いが、実際私には答える職業がない。

「無職で、宿のヘルパーをしています。」というくらいの、フリーター。
今の私には、旅をしながらその土地でお手伝いをして暮らすスタイルが心地よく感じる。

遊牧民みたいな生活を毎日出会う人達に勉強させてもらっている。

丁寧に食事を作る人を側で感じ、自然に感謝をする人を知り、様々な

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私と旅と時間(島暮らし10日目)

私と旅と時間(島暮らし10日目)

空を見上げると桜の花びらが風に乗ってゆらゆらしている。

そうだ。今日で3月が終わる。

周りから沢山のパワーを受けた3月。

大きな海に飛び込んだ3月。

様々な考えを持つ多くの人に出会った3月。

自然から沢山のパワーを受けた3月。

色々な人に会う機会が増えた。しかも私は仕事をしていないため、「仕事は何をしているんですか?」と聞かれても特に答える職業がない。

「仕事はしていません。宿のヘル

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年齢の謎(島暮らし7日目)

年齢の謎(島暮らし7日目)

4月27日(土)晴天

私に高校生の友達ができた。
彼女には夢があり、芯がある、しっかりした子だ。
私の目線と並行に右側か左側からの目線で見ている彼女とは話が合う。

夢中になって話していると同年代の子と話している気がするから、時々見る笑顔があっそういえば高校生だったなという事を思い出させてくれる。

私は人との繋がりに年齢なんて関係ないと思っている。
むしろ様々な年齢の友人がいた方が人生楽しいと

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タイミングと私(島暮らし6日目)

タイミングと私(島暮らし6日目)

3月26日(金)晴天

沢山の日差しを浴びて、今日が始まる。
そんな私も島での滞在がもうすぐ一週間となる。

沢山の出会いもあり、その分別れもある。そんな時いつも思うのが、また会うだろうな〜という事。
全ての出会いがこれからの私を作ってくれる。

どんなクリームが肌に合うか分かってきたように、どんな思考が合うか、どんな食べ物が自分の体に合うのかわかって来るのだと思う。

必要なものは、きっと必要な

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島暮らし5日目(表情の謎)

島暮らし5日目(表情の謎)

3月25日(木)雨と晴

ポチャンと雨の雫が水溜りに落ちる音。

雨で葉っぱ同士が擦れる音。

シトシトと降る雨を感じながら、瞑想をしてヨガ合宿2日目は始まった。

laughter yoga初体験朝軽く瞑想をし、ラフターヨガ(笑いヨガ)に参加。ただひたすら笑うだけなのにこんなにもスッキリしたの何故だろう。

こんなにも自然に笑えるのは何故だろう。

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ヨガ日和(島暮らし4日目)

ヨガ日和(島暮らし4日目)

3月24日(水)晴滞在中の島でのヨガ合宿に参加。

青空の下、太陽の下で裸足でヨガ。

足裏から大地の暖かさを感じ、

手の平にはキラキラの太陽、

耳を済まして聞こえる風の音。

あたりを見ると穏やかな海が広がる、

幸せなひととき。

鶏と子供とシンプルと(島暮らし3日目)

鶏と子供とシンプルと(島暮らし3日目)

3月23日(火)晴

炭焼き小屋でバーベキューを堪能して、子供と海で戯れる。

小さな島で備長炭を作る方の話はまた後ほど。

この日気づいたのは、なんでもシンプルに近づけば近づく程に「クリア」になるということ。

視界も、味も、思考も。

塩を振っただけの鶏肉と(ポイントは備長炭であるということ)、素直に体全体で海を感じる子供たちから、シンプルであることの大切さを教えてもらった。

「食べること」

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島暮らし2日目

島暮らし2日目

完全に日記をサボっていた。反省、気を取り直して、忘れられた3日分を写真を遡り一気に投稿しようと思う。

3月22日(月)晴朝散歩をし、お世話になっている宿の台所、スパイススペースを掃除。オレンジとブルーの夕日が綺麗だった。

以上!

(海の写真を見るだけでは、その日の夜何を食べたか思い出せないことが分かった)

島暮らし1日目

島暮らし1日目

3月21日(日)曇と雨去年の12月にお世話になった愛媛県のとある島。今回縁あって1ヶ月ほどお世話になることに。きっと忘れられない思い出になる事は今の段階で分かっているので、大切な島での暮らしをnoteに書き留めることにする。

コタツを囲む幸せここは天国かと言うくらい暖かい。瀬戸内の暖かい地方に来ているというのもあるのか、「おかえり」と言って迎えてもらえたからなのか。

はたまた、コタツに入ってい

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