ユキナ

📍日本の僻地。移動が好きで3ヶ月に1回バックパッカーで海外へ旅する。たのまれごとでなん…

ユキナ

📍日本の僻地。移動が好きで3ヶ月に1回バックパッカーで海外へ旅する。たのまれごとでなんとか生きている射手座 。

マガジン

  • Ehime diary

    愛媛の小さな島で暮らしたかけがえのない日常を、感じたことを書き綴ります。

  • ひとり旅のススメ

    フリーター、海外旅行、ひとり旅が大好きな27歳、等身大の旅のあれこれを包み隠さずお届けするマガジンです。

  • #000

    特に名前はありませんが、短い物語を書いています。

  • Australia Diary

    クラウドファンディングで資金を集め、オーストラリアで1ヶ月の暮らしを体験。その記録、体験談。今、このタイミングで海外に行けてよかったと感じている、みなさんありがとう!私の喜び、幸せ、悲しみ、不安、全部が詰まったマガジンです。

  • 遊びに来た言葉達

    ぼーっとしていると、どこからともなくやってくる言葉。ひらめき。愛おしい言葉たちからのメッセージを受け取ってみた。

最近の記事

  • 固定された記事

あえて正社員にならない生き方をしてみて

正社員という括りが私を苦しめていた (私の場合なので必ずしも皆に当てはまるわけではない) たくさんの人が住んでいるこの地球。食の好みが人それぞれ違うように、生き方もさまざまだ。 日本から海外へ行く自由、結婚する自由、仕事を選ぶ自由、性別の自由、そして生きる自由。どんな職業につくかも人それぞれで、私たちは自分で”選んで”いる。 その中で私は今、あえて正社員にならない生き方を選択している。 今のわたしがいるのは、「安定」と「不安定」を天秤にかけて、「不安定」を選んだ結果だ

    • Who am I?

      1ヶ月ほどの療養から復活し、バイトを再開して半月が経った。筋力や体の肉という肉が異常なほどに落ちていて、いつものデニムパンツがブカブカになっていて驚いたり、余裕で登れた坂道を息切れしながら登ったり、1ヶ月前の自分とは別人のように過ごしている。 一番驚いたことといえば、コーヒーのカップを重いと感じる自分がいたことだ。無理しないように腕の筋トレしよう、、、(遠い目 近況報告はそのくらいにしておいて。 ”Who am I?” 最近、わたしは誰?と、考える場面があった。 わ

      • 今まで逃げていたことをやってみる

        9月になった。いつものように玄関を開けると、今日はトンボが飛んでいる。秋の気配を感じながら、わたしはここ数日1ヶ月ぶりにバイトへ行った。 1ヶ月ぶりと言っても、1ヶ月前と特に変わりはない。新店舗のオープンに向けて合間を縫ってトレーニング、ちょっと振り出しに戻った気もするが、あまり気にしないでおこう。 そして、先日、bossからフルで働いてくれないかと頼まれた。今までいろんな場所で、そんなような話を持ちかけられ、全て断っていたわたしだったが、承諾してしまった。一体どうしたの

        • いつの間にか外は秋の気配だった

          長かった病院生活から、ようやく退院することができた。人生初の点滴が終わった後の腕はどこか、前よりほっそりしている。 「はい、これで点滴終わりですよ〜お疲れ様でした」と看護師さんに言われた私は、ふと思った。 なんだかへその緒が切られた後の赤ちゃんみたいだ…と。 へその緒ならぬ、点滴が外れ、独り立ちしたわたしは、久しぶりに外の空気を吸った。 いつの間にか外は秋の風が吹くようになっていた。入院する前はとても暑かったのに…そんなことを思い出しながら、わたしは家へと帰る。 い

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        記事

          これはまるで旅をしているみたいだ

          肺炎で入院し、マイコプラズマ肺炎に感染していると分かり、治療が進みそろそろ2週間が経とうとしている。 おかげさまですっかり歩けるようになった(息切れるけど)。完全に治ったとは言えない状況だが、とりあえず退院が後少しになっている今、ふと思い出した事があるのでまとめてみようと思う。 今だから思える事。 1週間前わたしは猛烈に生きる気力を無くしていた。とにかく頭の中が、心の中が恐れでいっぱいだった。 39°台から下がらない熱、下がってもまた上がって、わたしは本当に治るのだろ

          これはまるで旅をしているみたいだ

          五感が待っている、風が入ってくるその時を

          お腹いっぱい吸い込むと優しい気持ちになれる春の風。 雪解け水はまだひんやり。 夏には若い樹々の芽が伸び伸び育っている。 どこかの雨の匂いも、 そろそろやってくる秋の気配も、 ツンと鼻にくる冬の匂いも、 風が運んできてくれる。 寒いのは苦手だが、あたり一面真っ白で、キラキラ輝いている冬の景色は1番に好きだ。 外に出てない今だから感じるのだろうか。 畑にいてツルを誘引したり、虫を見つけたり、収穫した時の、たったそれだけなのに、その時の自分を思い出しては、なんで豊かだった

          五感が待っている、風が入ってくるその時を

          これぞ強制ストップなう

          誰かのピ、ピ、ピ、心電図?の音が聞こえる。 思うように動かない体に、ぼーっとする頭。 そう、私は今風邪から肺炎を拗らせてしまい、入院している。今日が入院3日目だ。人生初の入院を今、このお盆の時に経験するとは、思ってもみなかった。 相変わらず熱は下がったり上がったりを繰り返し、人生最大級のキツさにくたばりながら、後悔の念が募る。働きすぎなければ良かった。好かれようとシフトを入れまくらなければ良かった。助けてあげなければ良かった、、、そんな気持ちが現れるのでグルグルにして天井

          これぞ強制ストップなう

          土器の模様をタトゥーのように描いたTシャツを着て歩きたい。ないから作るしかない!#風邪の日に降りてきた願望

          土器の模様をタトゥーのように描いたTシャツを着て歩きたい。ないから作るしかない!#風邪の日に降りてきた願望

          掛け持ちアルバイターの体調不良

          また風邪を引いた。 昨日から絶賛体調不良。 今回の原因はわかっている。 ドアを開けっぱなしにして寝たこと、 そして、扇風機をつけっぱなしにして寝たことがあったから。 しかしそれは、本来の問題に向き合いたくないからの、表向きの理由だと感じる。 本来の問題とは、多分働きすぎ。w なぜこんなにも働きすぎてしまうのだろうか。と、掛け持ちアルバイターは思う。働くために地球に生まれたわけじゃないだろう?とつくづく思う。予定が空いてるの何かしら入れたくなってしまうたちで、何もない日

          掛け持ちアルバイターの体調不良

          今日は飲食を営む友人と地元の夏祭りへ出店!今回は、台湾屋台♪小籠包に台湾ビールに、ネギパンケーキ!もはや自分自身は何屋か分からないww

          今日は飲食を営む友人と地元の夏祭りへ出店!今回は、台湾屋台♪小籠包に台湾ビールに、ネギパンケーキ!もはや自分自身は何屋か分からないww

          冒険はいつだってノックをしない 第15話

          第14話 / 第1話  第15話 帰路は始まり  土の惑星へ到着すると、大工の老人や、使用人、奥の扉からは王様が出迎えている。笑顔でこちらを見る彼ら。だがヤクモが抱える人の姿を見た時、彼らは悲しみの表情に変わった。 「イグニス……」  目を赤くする王様。  多くの人が泣いていた。グッと堪えるヤクモ、すると空気を読んでか読まないか、大工の老人が「ヤクモ、お前の旅の話を聞かせてくれんかのぉ……」と話しかけてきた。 「俺たちは生命の樹に行く」そう話すヤクモの左目は、うっすらと青

          冒険はいつだってノックをしない 第15話

          冒険はいつだってノックをしない 第14話

          第13話 / 第1話  第14話 兄弟の再会と未来  術者の惑星に到着した一行。宇宙船用の駐車場に停船すると、すぐに管理者が船体をノックしてきた。呼び出しに応じるイアン。どうやら許可証が必要なだけだったようで、確認を促された。身分証のチェックが終わると正式に惑星に入ることができるのだ。ここはハルの故郷。念の為ハルはいないということにして、船にはヤクモ、イアンとボンドしか乗っていないと言うことにして、申請を通した。 「術者の惑星はチェックが厳しいな」と話すボンドはなぜか冷や

          冒険はいつだってノックをしない 第14話

          冒険はいつだってノックをしない 第13話

          第12話 / 第1話 第6章 火の惑星   第13話 熱き心が生まれる時  火の惑星に着陸した一行。船から降りると、刺すような熱風にハルは冷や汗をかいた。火の惑星という名前の通り、遠くには大きな山から噴煙が出ており火山地帯なのだと感じたハル。「こんな場所が宇宙にあったのね」と感心している一方で、これから始まる戦いへの不安がハルの頭をよぎる。 「なんだこの足跡は」地面についた足跡を眺めるヤクモ。 「先に誰かが来ているようですねぇ」しゃがみこみ、足跡をじっと見つめるイアン。

          冒険はいつだってノックをしない 第13話

          冒険はいつだってノックをしない 第12話

          第11話 / 第1話 第5章 土の惑星  第12話 真実を知るもの  どこかどう見ても壊れているオンボロ船は、真っ黒の煙を上げて、土の惑星に到着した。宇宙の塵になってしまう前に目的地へ到着できてよかったと胸を撫で下ろすハル。宇宙船は普通、離着陸専用の場所に着地しないといけない。しかし、彼らはあろうことか土の宮殿の正門前に着地してしまったのだ。操縦するヤクモを見ていたイアンは「やってしまった……」と申し訳なさそうに窓の外を見た。慌てる住人、家から出てくるものもいた。  いき

          冒険はいつだってノックをしない 第12話

          冒険はいつだってノックをしない 第11話

          第10話 / 第1話 第4章 宇宙のスタンド    第11話 新たな役目  夏の惑星の近くを進むことしばらく。彼らは暑さで疲弊し切っていた。ハルは、水の国でもらった氷を使って、かき氷をひたすら作り彼らに振るまった。氷もそこを突き、水の惑星でもらってきた食料もなくなりそうになっていた。  暑さの中甲板に出て航路を確かめる一行。暑さのあまりボンドがこう話した。 「船長、このままじゃオイラたち死んでしまうぞ」 「そうよ、流石に水補充したほうがいいんじゃない?」  仲間がそう言う

          冒険はいつだってノックをしない 第11話

          山羊座満月の夜にめも

          新しいバイトもスタートし、覚えること盛り沢山で久しぶりにnewな風を感じている。そしてnewに相まってか、さらに今、私はオーストラリア人の仕事を手伝っている。it系というか?web制作のヘルプだ。 newがさらにnew newになっている。 全く正反対に見える2つの仕事だが、ある意味ではどちらも同じように思える。 旅をしながら暮らすと言うことには、場所を問う仕事、場所を問わない仕事、どちらも不可欠なことなのだ。 しかし分かっていても難しいもの。 私は見ただけでは覚えら

          山羊座満月の夜にめも