あえて正社員にならない生き方をしてみて
正社員という括りが私を苦しめていた
(私の場合なので必ずしも皆に当てはまるわけではない)
たくさんの人が住んでいるこの地球。食の好みが人それぞれ違うように、生き方もさまざまだ。
日本から海外へ行く自由、結婚する自由、仕事を選ぶ自由、性別の自由、そして生きる自由。どんな職業につくかも人それぞれで、私たちは自分で”選んで”いる。
その中で私は今、あえて正社員にならない生き方を選択している。
今のわたしがいるのは、「安定」と「不安定」を天秤にかけて、「不安定」を選んだ結果だと感じている。
アルバイト生活4年目でも生きていける
始まりの春。今年は何を始めようか考えているとき、ふと自分の生き方について思うことがあったので綴ってみる。
24か25の時から今日に至るまで、私はずっとアルバイト(今個人事業主になろうか迷っているけど、アルバイトはこれからも続ける)。
私は今27歳であるが、その間正社員に憧れもした。決まった休日、働いていなくてももらえる給料(有給?)、風邪で休んでも給料を保証してもらえること・・・など、正社員であることに魅力を感じた時期もあった。
実際、高校を卒業してからわたしは、縁あって3箇所の会社で正社員として働いてきた。
その後世界を知って、多くの人に出会って気づけたことでもある。ガチガチのマニュアルの中で、リーダーと足並みを揃えて働くことのできない、縛られる生活は自分に合っていなかった。
いろんなことがあって、今私は、アルバイト&副業styleに落ち着いている。
飲食店でのバイトを9箇所以上(覚えてない場所もある)、ゲストハウスが2箇所、ファームが2箇所、その間ECサイトの運営や事務のバイトをしたり、自分で野菜を作って販売をしたり、レモンを販売したりもした。そして空き時間に副業をしまくったり、クラウドファンディングで資金を集めて旅をしたりしたからこそ、感じたこと。(この辺はとてつもなく長いので、別でまとめようかな)
わたしにはアルバイトがあっている!(体を壊さない!むしろ元気になった!)
色々な場所で働いて、比べてみないと、何が自分に合うのか分からないものだ。
気づくまでに少し長かったが、今思うことは
「正社員という括りが私を苦しめていた」のだということだ。
月に1度必ず振り込まれる給料、週に決まった休日、資格を持っていれば与えられるボーナス、家庭を持っていれば与えられる手当、など会社から与えられる安心材料は、私にとっては不自由だと感じた。その結果、ストレスで病院に通って薬生活をしたし(2度もw)、お金もなかった(お金ないのは今もだw)
この世の中、アルバイトって言葉をやめて、個人事業主にしてしまえ
よくアルバイトは責任がないと言われる。
本当にそうだろうか。
学生アルバイトは当てはまらないかもしれないが、アルバイトは、保険や年金なんか自分で払わないといけないし、税金もか。人生を全て自分で決めなければいけない、責任が伴っているとわたしは思う。これって、個人事業主と一緒じゃない?
そんなことを思った今日。
時間を販売している私たち
一日は、どんな人間にも平等に24時間与えられる。使い方も自由だ。嫌な気持ちになる人もいるかもしれないが、子供だって、おばあちゃんだって、子育てをしている人にだって、24時間は与えられる。その時間の使い方は何をしても良い。
手持ちの24時間をどこに販売しているのだろうか。芸術鑑賞?音楽鑑賞?料理?食事?お風呂?子育て?介護?仕事?
誰だってどうせ時間を売るなら、自分が楽しいと感じる、やってよかったと思う販売先の方が良いはずだ。学びになる仕事、交友関係を広げることのできる仕事、自分が心からやりたいと思ってできること。
憧れのあの人に近づくために働くというのもすごいし、地域のために働けるのもかっこいい、自分が好きなゲームを購入するために働くというのもかっこいいし、リーダーの思いに共感したから一緒に働いてみたいってのも素敵だ。
わたしの祖母は(自分のボケ防止も合わせて)老後家族のために畑をやっている。家族が喜んで野菜を食べてくれることが嬉しいのだそう。
やりたくないと感じ何かに取り組んでいても、きっと誰かのためにはならない。
全てのことは手を通って誰かに届けられるから。これがわたしの信じているところ(楽しいと感じていない人が淹れるコーヒーはあまり美味しくない)。
私たちがどこかに属したとき、個性を潰してまでも働く必要があるのはなぜだろうか。
体を壊してまでも働かなければいけないのはなぜだろうか。生活を支えるために働いたのに、自分が崩れてしまっては、何の意味もないのではないだろうか。
私たちは、働いているのではない。
生きているのだ。
アルバイトを毛嫌いする人もこの世界にはいる。それだったら、正社員の人を嫌う人も現れてもいいんじゃないかと思うこの頃。
しかし、実際のところ大きなライフラインを支える人たちは正社員だし、政治家も税金で働く社員みたいなもの。サラリーマンのおかげで儲かっている居酒屋もたくさんあるし(極端な例)、お互い支え合って生きている。
正社員で働いている人からすれば、私のような考え方はちょっと”ひねくれている”かもしれないが。
わたしは正社員で働いている人に対して超リスペクトしている。
だが、わたしはあえて正社員にならない生き方を選んでいる。
安定と不安定を、直感的に不安定の方がワクワクしたからかもしれない。w(不安定って言葉燃えるじゃんっ!)
これが正解か不正解かはわからない。
まだまだわたしの人生は続くからだ。
新しい挑戦をしたくて東京に行く友人、視野を広げにワーホリへ行く友人、新たな学びを求めて仕事をしながらも、学校に入り直す友人、畑を始めた友人、副業を始めた人たち。
全ての挑戦に、才能に、大きなリスペクトを。
2024.04.19 わたしだって負けないからなっ!!! yukina
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