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お金の教育で子供にお小遣いを「〇〇させる」ことの大切さ

家庭で取り組むお金の教育では「稼ぐ」「使う」「貯める」「運用する」の4つの学習テーマに取り組んでいく。そして「稼ぐ」という取り組みが学習の土台を作り上げるが、お金の教育に取り組み始めて1年経った今でもこの「稼ぐ」という学習テーマの奥の深さに気づく。

「稼ぐ」という学習テーマ

お金の教育に取り組む際に「稼ぐ」事を体験的に学習してもらう必要があるが、これは家庭内で作業タスクを設定し、お小遣いを「稼ぐ」事を通じて体験学習に取り組むことになる。

各家庭の設定状況にもよるが、我が家の中学1年男子は毎月3000円~4000円程度のお小遣いを「稼ぐ」事ができる。

作業タスクで得られる報酬

作業タスクを通じて得られる報酬には限界がある。それは一日でこなせるタスク量に上限があるからだ。これはアルバイトや会社勤めのお給料に通じるような体験となる。

すなわち、アルバイトは働ける時間が稼げる上限となる。どれだけ時給が高いお仕事であっても働ける時間以上を稼ぐことは出来ないのだ。

また会社からもらえるお給料も同様だ。働く時間はフルタイムとなるが、お給料の上限は定められている。インセンティブをもらえたとしてもやはり上限はある。さらにもし会社を辞めたらもうお給料はもらえない。

実際の体験とは異なるが、働いて稼げるお給料に上限があるという事をお小遣いを「稼ぐ」事を通して体験することが出来るのである。

自分の時間以上に稼ぐことを探求するきっかけとなる

自分のお小遣いの上限が分かるとやはりさらに「稼ぐ」にはどうしたらよいのか?という問いが沸いてくる。

その一つに「運用」があるわけだが、「運用」は能動的に「稼ぎ」を増やすというよりも「お金に働いてもらう」という側面があり、一度運用を設定すると特にこちら側で出来ることがない。

しかし「稼ぐ」という方法には能動的なアプローチもある。

我が家の中学1年の長男は以前メルカリで不要になったプレイ用のカードを販売し、カードの購入価格を上回る売り上げを手に入れた。

そしてカードをまとめ買いすると、たいてい1〜3枚程度はプレミアムカードが入っているようだ。

すなわち、もし「稼ぎ」を増やしたければ、自宅で「稼げる」金額に甘んじず、不要なカードを販売するというアプローチだって取り組みが可能という事になる。もちろん、そこで税金の勉強や、古物商免許、さらには人の手を借りながらお小遣いを「稼ぐ」事は、さらに金融教育を進めてくれることとなる。

これだけではない。現在はインフルエンサーと言われるような職業だってある。すなわち今までのような「稼ぎ方」に囚われるのではなく、自分の力や能力で今まででは想像もつかなかったような「稼ぎ方」が存在しているのだ。

そして金融教育で「稼ぐ」というテーマに取り組み、稼ぎの上限を知ることによって、現在の様々な「稼ぐ」という方法を探求するきっかけを手に入れることが出来るのだ。

稼ぐこととと職業選択が2つ別の事となっている時代

家庭でお金の教育に取り組むようになり、私自身多くの事を学ぶようになった。

そしてその一つにYouTuberという存在がある。私がフォローしているYouTuberは本業がある中で料理レシピを投稿したりしてお小遣いを稼いでいる人が多い。料理レシピは本当に参考になるものが多いが、彼らの特徴は本業があるという事である。

すなわち本業とは別の手段の稼ぎ方が存在しているという事だ。

また以前の記事でも触れたが、私の友人は今でこそFIREした人物となっているが、FIREする前は不動産収入がある中で本業を継続していた。

大学生活を送りながらTikTokやYouTubeでの投稿を通じてお小遣いを稼いでいるインフルエンサーもよく見る。

ひと昔前では考えられない「稼ぎ方」である。

稼ぎ方のバリエーションに柔軟である土台を作るのが「稼ぐ」という学習テーマ

今の時代、稼ぎ方はバリエーションに想像以上の幅がある。これはインターネットがもたらした産物であるといっても過言ではない。

例えばせどりや転売ヤーと呼ばれる稼ぎ方もオンライン上での販売が無ければ成り立たない。

さらに「運用」であっても今はオンライン化が進んでおり、情報も有益な情報がリアルタイムで手に入る時代だ。

このような時代の中、「稼ぐ」という方法が多様化するのは当然であり、お金の教育ではこの多様化する「稼ぎ」方を知り、また体験する事が金融教育で得られる学びのエッセンスであると考えるのである。

子供に自由に稼いでもらいたければ

私は自分の子供たちに自由に「稼ぎ」、そして興味がある事を追及できるような人生を手に入れて欲しいと願ったりしている。もちろん興味があることを追及する中でそれらを仕事としても良いと思っている。

しかし、今は手に職を持ちつつ、別の手段で「稼ぎ」を増やすことが出来る時代だ。

だからこそ、「稼ぐ」という方法を出来るだけ早い内からいろいろと経験し、「稼ぐ」という事に多様性があることを学んでほしいと願っているのである。

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