キーボードが反応しない?シャーペンの芯で劇的に改善する簡単な修理法!
普段からキーボードをよく使う方なら、キーボードの寿命が短くて困った経験があるのではないでしょうか。私もその一人で仕事でキーボードを叩きまくる為、私のキーボードの寿命は1年が限界という感じで、これまでに何度もキーボードを買い替えてきました。
しかし、最近はメカニカルキーボードに切り替えてから、キーボードの買い替えがほとんどなくなりました。その理由は、メカニカルキーボードは自分で修理できるからです。
今回の投稿ではメカニカルタイプのキーボードで、キー入力の反応が悪くなった際の修理をご紹介します。キー入力の際に連打になってしまう、キー入力しても反応しないなどの症状にお困りの方、参考にしてみてください!
私の修理はオンラインの情報を頼りにチャレンジしたものですので、同じようにチャレンジを考えている方は参考にしてみてください。また、以前の投稿も参考にしてみると良いかもしれません。ノート型パソコンのキーボード修理
なお、注意点としてキースイッチが基盤にはんだ付けされているようなものには今回の修理は難しいと思いますので、自分のキーボードの特徴を理解した上で参考にしてみてください。
【必要なもの】
必要なものはこちらです。メカニカルキースイッチを外すための道具とシャーペンです。
【手順】
手順は以下のとおりです。
キーボードからキーキャップを外す。「B」キーの反応が悪いのでこのキーを中心に周囲のキーキャップも外します。
次にキースイッチを外します。このとき、中のピンへの負担を出来るだけ掛けないように出来るだけ垂直にキースイッチを持ち上げるように外します。変な力が掛かるとピンが曲がります。治せますがいい気持ちはしません。また力が掛かりすぎると折れると思います。注意が必要な作業であることには変わりません。
無事に外せました。
キースイッチを分解します。
スイッチの入力をつかさどっている箇所をシャーペンの芯でこすります。10回~20回程度、気が済むまでこすりました。
上記の作業が終わったら全てを元に戻して作業が完了です。
【結果】
問題があった「B」キーは通常の反応にしっかりと戻ってくれました。
【まとめ】
ちなみに今回行った作業はオンラインの情報を見てみると「キースイッチの接点不良の改善」に該当する作業だと思います。
スイッチなどの接点不良を改善させるには「接点復活剤」というスプレーが手に入る商品として出ていますが、「接点復活剤 代用」と調べるとすぐにシャーペンの芯が代用可能であることが分かります。調べると炭素は電気を通しやすいという性質があり、理論上通電機能が回復するからだそうです。
ただし、芯でこする際にでるこすりカスは基盤の汚れにもなるので、やはり接点復活スプレーなど、専門的な修理道具を使ったほうが良いのかもしれません。私は数千円のキーボードは直せるのであればシャーペンの芯で十分だと考える派です(笑)
分解や交換は、少しコツが必要ですが、慣れれば簡単にできます。自分が器用な方であると思えるのであれば十分にチャレンジするに値する作業だと思います!
この簡単な修理作業で出来るようになり、キーボードの再購入はなくなり、キー入力の反応が悪くなるというストレスからも解放されました!
メカニカルキーボードの修理に挑戦して、長く愛用できるキーボードを手に入れましょう!
【追記】
一度接点不良が起こると他のキーも連鎖して不良が起こるようになりました。原因としてはキーボードの設計上の打鍵耐性を使用量が超えたことだと考えることができると思います。キーによって打鍵回数にはばらつきがあるものの、毎日使用しているキーボードですので、あるキーの打鍵耐性を使用量が超えたとなれば、他のキーも同じ様に接点不良が起こる事は自然な症状だと考えています。ちなみに購入したAmazonのサイトでは打鍵耐性は5000万回との説明がありました。ネットではタイプ数カウンターなるものがダウンロードできるようなのでタイミングを見て使用してみたいと思っています
今回は4つのキーの接点不良を改善させました。やったことは同じです。キーキャップを外し、キースイッチを基盤から抜き取り、キーの接点部分をシャーペンの芯でこする作業です。
今回は「8、9、O、P」の4つのキーの接点不良を改善していきます。
キーキャップを外します。
キースイッチを外します。
キースイッチをばらします。
接点箇所をシャーペンの芯でこすります。
キースイッチを元通りに組み立てます。
キースイッチを基盤にもどします。
キーキャップをはめたら作業は完了です!
【追記2】
日を空けずにさらに接点不良のキーが出たので同様の作業をしました。
今回は「スペース」「S」「。」のキーです。
さらに別の日にも「P」接点不良を同様の方法で解消させました。
さらに別の日も「5」と「R」のキーの接点不良を同じように解消させました。
やはり一度接点不良が起こると他のキーも連鎖して不良が起こるようになるのは避けられないようですね。これはキーボードの設計上の打鍵耐性を使用量が超えたことだと思うのでやむを得ない事なのだと思います。
6月5日に追記した際に解消を報告した「P」は、再び今回6月19日の追記でまた同じ症状が出てしまいまいした。シャーペンの芯で接点復活をさせてから約2週間程度で同じ症状が出始めました。
今はシャーペンの芯で接点不良の解消が出来ているようであれば、ごまかしながら使っているという状況なのかもしれません。これ以上同じキーで接点不良の症状が出るようなら、接点復活スプレーのような専用の材料で不具合を解消させた方が良いのかもしれませんね。
今のところ修理したキー。
(8月1日追記)6月19日の追記後、毎週のように様々なキーで接点不良の症状が出ていました。8月1日の時点で以下のキーをシャーペンの芯で修理しました。異なるキーではあるものの毎週のように症状が出るようになったので、いよいよ「接点復活スプレー」で接点不良を改善させてみることにします!今回の不具合は「:」と「9」です。いずれも2回目の接点不良の症状となりました。現在接点は完全復活を遂げたようですが、シャーペンの芯の時は「9」は約1カ月間で接点不良の症状が再発、「;」は約2週間程度で接点不良の症状が再発したので、今後1カ月以上再発が無いようであれば「接点復活スプレーに軍配が上がったという事になるでしょう。結果はまた今後報告いたします。
(8月1日に追記した作業内容の画像)
(8月1日追記)今まではシャーペンの芯で対応していましたが、接点不良の症状が再発するキーも出てきたので「接点復活スプレー」を使って症状の改善を図りました。症状が再発しない期間がどれくらいになるのか楽しみです。
【結果】
不具合は完全に解消され、入力も連打したり、反応が悪いなどはなくなりました!
【使用ツールに関して】
キースイッチを外す際、金属製のマイナスドライバーを使っていましたが、やはり基盤に傷がついていました。
作業を始める際にうすうす気が付いていたのですが、やはりプラスチック製のツールを使うか専用のツールを使ったほうが基盤やキースイッチなどを傷めずに済みそうですね。私の場合はダメでもともと、何かの学びになればと思ってやっているので全く気になりませんが、将来高価なこだわりのキーボードを購入した際は専用のツールを使うと思います(笑)
補足情報:
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