キーボードの復活!接点復活剤で連打解消と反応しない症状を解消しよう
キーボードは私たちのデジタル生活に欠かせないツールです。しかし、長い使用や物理的なダメージによって、キーが連打したり、一部のキーが反応しなくなることがあります。そんなときに頼りになるのが「接点復活剤」です。
以前の記事「キーボードが反応しない?シャーペンの芯で劇的に改善する簡単な修理法!」ではシャーペンの芯を使用し症状の解消を試みましたが、症状改善が長持ちせず、短期間で同じキーの修理を繰り返す必要があったので、この記事では、接点復活剤を使ってキーボードの問題を解消してみました。
結果やいかに?
接点復活剤とは?
接点復活剤は、電子機器の接点やスイッチの劣化を修復するための特殊な液体です。これを使うことで、キーボードの連打や反応しないキーの問題を解決できます。接点復活剤はAmazonで購入可能です。
修理のステップ
ステップ1: キーボードとキースイッチの分解
キーボードからキーキャップを外し、さらにキースイッチを外します。
キースイッチをばらします。
ステップ2: 接点に接点復活剤を塗布
キースイッチの接点に接点復活剤を塗布します。この際直接スプレーをかけると塗布し過ぎてしまいキースイッチ自体が接点復活剤まみれになるので、接点復活剤をマイナスドライバーなどに吹きかけ、それをキースイッチの接点に塗布するようにすると良いでしょう。
ステップ3: キーボードの組み立て
接点復活剤を塗布したら、キースイッチを組み立てます。
キースイッチをキーボードに戻し、さらにキーキャプをはめれば作業は完了です。
注意事項
キースイッチの金属ピンは折れやすいです!実際に私も作業中に一つ折ってしまいました。はんだで無理やり接着し、問題なく使えていますが、次にキースイッチを外す際、金属ピンがキーボードに残ってしまわないかと今から一抹の不安を抱いています汗
接点復活剤、その他の使い方
接点復活剤はキースイッチの修理以外にもテレビのB-CASの読み込み不良を解消することもできました。
YouTubeやNetflixにその出番がすっかり奪われていた我が家のテレビですが、ずいぶん前からこのテレビのB-CASカードを読み込まなくなっていました。
接点不良が原因であれば接点復活剤でB-CASカードの読み込みも改善するのではないかとインターネットで調べるとすぐに読み込み不良を改善されている投稿が出てきました。
いざB-CASカードの金属の部分に接点復活剤を少量塗布し、軽く拭き取り、再びテレビの挿入口に差し込んでみると、、、完全復活しました!
B-CASカードを読み込まないとテレビ自体その役目を果たせなくなるわけですが、B-CASカードを読み込めるようになり、我が家のテレビはまた少し活躍の場を得たようです。
接点復活剤、家庭ではなかなか使う機会がないのですが、メカニカルキーボードのキースイッチの接点不良解消やテレビのB-CASカードの接点不良の解消には一役買ってくれること間違いなしです。
キーボードなどは修理に出せば相場が15,000円という事ですし、B-CASカードは再発行は2,160円(送料・消費税込)という事です。接点復活剤はAmazonで443円(税込み、2023年9月14日現在)で購入可能です。ぜひ接点復活剤を使ってDIY修理にチャレンジしてみて欲しいと思います!
その後:
(1年後)2024年10月30日追記:「U」のキーの連打解消
全てのキーに接点復活剤を塗布してから約1年1カ月が過ぎました。数日前に「U」のキーが連打するようになったので1年前を同じようにDIY修理のを行いました。
接点復活剤によるキー誤動作のDIY修理は、少なくとも1年は持つことが分かりました!
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