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日記・エッセイ

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思ったことをなるべくそのまま残しとこうと思います。推敲などしていないので論理性は皆無です。ぼやきが多くなるかもしれません。
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2021年10月の記事一覧

ウーレイと飛び去った鳩

息子のウーレイを公園に連れて行った。外を歩かせたのである。地面に下ろすと、数秒躊躇した後、よたよたと歩きはじめた。案外受け入れるのが早かった。

それはいいのだが、とにかく歩みを止めない。ずっと地面の感触を確かめながら、無言でぐるぐるうろうろしている。何かを確かめようと必死なのである。

10分以上歩き続けているので、休憩させようと持ち上げるが、潔癖な猫のように体をよじらせ腕から脱出しようとしてく

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かりんとうと虚無

かりんとうが好きだ。黒糖のも、白砂糖のも好きだ。コストに対するカロリーも高い。100円で600kcal前後である。コンビニで手に入る食品の中ではトップクラスのカロリー・コスト・レシオを誇っている。

カロリー・コスト・レシオは1円あたりのカロリー量であり、私はお菓子や菓子パンを購入する際、これが「5」以下の食品は決して買わないようにしている。これはなかなか厳しい基準であり、一般にハイカロリーと見な

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埼玉県民が「右折待ちで右に寄らない」のは“心がきれい”だから

東京都民から埼玉県民へとクラスチェンジしたときに、驚いたことが三つある。夜道の暗さ、舗装の悪さ、右折待ちの車の右に寄らなさ、である。前の二つはしばしば言われることだし、まぁ街の規模やら自治体パワーやらで納得できる。最後の現象が謎なのである。埼玉県民は、いや、ぼくが住んでいる飯能に限った話かもしれないが、右折待ちのときに右に寄らないのだ。

もちろん、どこの地方でも右折待ちで右に寄らないドライバーは

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ウーレイと開かない紙袋について

一歳の息子(ウーレイ)がやたらと癇癪を起こすようになった。場面はさまざまだが、ここ数日はデパートの紙袋と格闘した末、何かが納得いかないのかいきなり奇声をあげて紙袋を放り出す。

観察していると、いくつかスイッチがあるようなのだが、すべては把握しきれていない。紙袋は20センチ四方くらいだろうか、取っ手の部分も合わせると、70センチほどのウーレイが手にぶら下げるには少々大きい。そのため彼は取っ手を持つ

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「若者の車離れ」などどこ吹く風!新型シビックが提示する運転の楽しさとは

ホンダ・シビックの売れ行きが好調らしい。しかも、購入層は20代の割合がトップであり、MTの比率も35%だというから驚きである。

SUV全盛のなか、背の低いセダン(正確にはハッチバックだが)タイプのMTを若者が選択しているというのは、業界にとって明るいニュースのように思われる。「走り」をウリにし、利便性の高くない350万円~400万円の車を、20代が積極的に選んでいる。「若者の車離れ」もどこ吹く風

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「エモい」についての覚書

ぼくは「エモい」という言葉が好きな方の人間である。これはよくないことだと思っている。なぜかはよくわからない。「エモい」に対しては、割と態度がはっきり分かれるように思えるが、ぼくは「エモい否定派」の方がなんとなく正しいのだと思っている。

「エモい」という単語が一体何であるのかは、いずれ本腰を入れて書かなければならないと思っているが、とりあえずここでは今のところ抱いている雑感を記録しておくことにした

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望んでいたものが突然目の前に現れると躊躇してしまうという話

スイフトスポーツに試乗してきた。妻からMTの購入許可がおりたのである。しかし、肝心の俺のほうが日和ってしまっている。

いまうちには3列シートの車がある。車の完成度は高く、満足している。運転していて楽しい感じではないが、でかい車体の割には素直なハンドリングで、エンジンのトルクもモリモリなのでゆったり運転できる。ディーゼルで燃費もいい。俺には過ぎた車である。

俺はこの車に加えて、アルトワークスあた

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